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 「まぐまPB10 アニメと特撮のあいだに」が完成しました。

 ブックカフェ二十世紀でトークイベント「高野浩幸タイム・トラベルトーク 今、蘇る少年ドラマシリーズ!」が開始されたことを記念して、高野さんに3時間に及ぶインタビューをしました。その記事が掲載されております。
 その他、小特集用にトキワ荘関連の映画や書籍に関するコラムを寄稿しています。はい、「夕景工房」や「もうひとつの夕景工房」に書いたレビューを修正したものです。

 以下の書店で直販されています。

 ・タコシェ(中野) 
 ・模索舎(新宿) 
 ・夢野書店(神保町)
 ・ブックカフェ二十世紀(神保町)

 また、通販も行っております。

 ・蒼天社通販
 


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A5判・定価 本体500円+税
制作:STUDIO ZERO/発行:蒼天社/発売:開発社

目次:
 〈巻頭言〉 アニメと特撮のあいだに 小山昌宏
 福岡特撮座談vol.2~大森一樹さん(映画・脚本家)
 〈ブックレビュー〉「サンデーとマガジン創刊と死闘の15年」 新井啓介
 特撮への愛とマンガ・アニメに対する嫉妬。 足立加勇
 マンガとアニメの「間」を考えるーアニメ経験研究に向けた試論 池上賢

 俳優生活半世紀 高野浩幸 インタビュー

 〈シネマレビュー〉 バクマン。 新井啓介
 六〇年代特撮映画と音楽ー「大魔神」と「サンダ対ガイラ」 梅田浩一
 「裂け目」としてのライダーマンをめぐって 小池隆太

【小特集:トキワ荘の今昔物語】
 藤子・F・不二雄が描いたトキワ荘 稲垣高広
 〈ブックレビュー〉 二人で少年漫画ばかり描いてきた 新井啓介
 〈シネマレビュー〉 トキワ荘の青春 新井啓介
 時代あれこれトキワ荘周辺漫歩 小出幹雄
 原作と映画のあいだに ~回想録『赤塚不二夫のことを書いたのだ!!』は、いかにして映画『これでいいのだ! 映画☆赤塚不二夫』になったのか? 新井啓介

 『リバース・エッジ』はいかに改装/回想されたか? 三津木浩之
 〈BL的想像力〉が与えてくれるもの 西原麻里
 宗教アニメーションにおけるメディアミックス かに三匹
 90年代韓国のダメディア・ミックス 大江留丈二
  ~メディア・国家・時代そして版権までもクロスオーバーしてしまったマンガ原作映画

 表紙・本文イラスト/向さすけ



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 すでに「高野浩幸タイム・トラベル トーク 今、蘇る少年ドラマシリーズ! ACT3」が6月22日(土)に開催されたことは記しました。満員御礼、大盛況でした。
 このトークイベントは全国からファンの方が参加してくれるんですね。主催者冥利につきるというものです。

 当日のレポートを、毎回大阪から参加していただいているみやぼんさんが自身のHPにUPしてくださいました。ありがとうございます。

 MCの高野さんという俳優を、TVを通して知ったのは「ウルトラセブン/円盤が来た」で私が小学2年生でした。同世代(学年は1つ下)ですよ。その後も主に特撮番組へのゲスト出演でよく見かけました。「超人バロム・1」の主役に抜擢されたときは、あの少年が特撮ヒーローものの主役を演じるのか!と感慨深かったことを憶えています。少年ドラマシリーズ「なぞの転校生」のときに、こんなに大きくなったのか!と驚いたことも。
 ものごころついたときからその成長をブラウン管を通して見ていますから、不思議な感覚なんですよね、高野さんに対して。幼なじみのような、クラスメートのような。

 斉藤浩子さんも同様ですね。
 主に東映のTV番組でよく見かけました。「河童の三平 妖怪大作戦」「仮面ライダー」「好き!好き!!魔女先生」「超人バロム・1」。
 そんな斉藤さんが新番組「猿の軍団」にレギュラー出演することを知ったときは驚きました。円谷プロ制作ですからね。
 そうそう、高野さんの場合は逆。それまで円谷プロ作品にゲスト出演していた子役が東映制作「超人バロム・1」で主役に抜擢されたのですから。

 トークはもう一人のゲスト、田中由美子さんが最初からフルスロットルで爆笑の連続でした。
 特に、話題が高校時代(堀越学園)になってからが興味深いもので、これをテーマにイベントできるななんて思ったり。
 ほんと、楽しいひとときでした。

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 安倍首相が演説で立憲民主党を民主党と言い間違えして聴衆の笑いをとることがニュースになっていた。わざとじゃないかと枝野さんは反発しているが、そりゃわざとですよ。
 わざとというか、立憲が読めないんじゃないですか? 云々をでんでん、「已ません」を「いません」と読んでしまう御仁ですから。





 この項から続く

 昨年のシークレットライブのレポートで、最後にこう綴った。

     ▽
 来年は「スタジオライブ」を取り上げ、「エーメン・コーラス」をやりたいと考えております。といっても一緒にうたってくれる3人がいないとダメですが。
     △

 赤い鳥初のライブアルバムが「スタジオライブ」だ。スタジオにファンを集めたライブで、A面3曲めで歌われているのが「エーメン・コーラス」。5人がそれぞれのパート(平山さん&新居さん、後藤さん、大川さん、山本さん)を紹介し、聴衆を巻き込んで歌うスタイルが印象的で、赤い鳥というか、後藤さんらしいと思っている。

 「エーメン・コーラス」をやりたいという気持ちに嘘はなかった。実行するつもりもなかった。
 帰宅して、来年は朗読にしようと決めていたのだから。

 朗読に関しては、10年ほど前からある考えがあった。
 今から11年前、紙ふうせん結成35周年を記念して、ファンによるファンのためのトリビュートライブを開催した。
 題して「紙ふうせんトリビュートライブ ~赤い鳥、紙ふうせん 後藤悦治郎の世界を追いかけて~」。
 場所は地元川口のライブカフェ。対象は関東在住のFCメンバーを中心にした、赤い鳥、紙ふうせんファン。
 後藤さんがこのライブのために、西宮から駆けつけてくれたのには感激した。そんなつもりはまるで考えていなかったので。

 メインは紙ふうせんのファーストアルバムのライナーノーツの朗読で、アルバム「またふたりになったね」の中から、コンサートでは披露されない名曲を厳選して挿入した。
 この、朗読と楽曲のコラボが面白いと思った。
 
 頭に浮かんだのが「体験的70年代フォーク論 フォークはジャンルではなかった」だった。サブカル・ポップマガジン「まぐま」の70年代特集号に寄稿した論考の・ようなもの。のちに「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978‐79」に所収した。
 これを朗読できないか?
 頭に浮かんでから10年、披露できる機会がやってきたというわけだ。

 すぐに台本を作った。といっても、データ保存している原稿から単に台本の形式にしただけだが。
 しばらくしてから実際に朗読してみた。
 長い! 読みづらい!!
 直ちに訂正作業。
 まず、〈だ、である〉調の書き言葉を〈です、ます〉調に変更した。過去2回のパフォーマンスは〈赤い鳥楽曲講座〉の意味合いがあった。今回も話し言葉にすることで、これまでの雰囲気が醸し出せるかもしれない。
 長さについては、本筋以外はすべてカットした。
 その結果、文章の遊びの部分がなくなって面白さが半減した。それは仕方ない。
 問題なのは、カットしても持ち時間の15分に近づいた程度だったこと。挿入する曲を入れたら20分超えてしまう。どうするか? 考えないことにした。
 挿入する7曲(「結婚しようよ」「面影橋」「東へ西へ」「国旗はためく下に」「神田川」「12階建てのバス」「紙風船」)のCD作りにも難航した。当初、簡単にできると思っていたら、「国旗はためく下に」がないのである。
 関東のFCメンバー、Kさんに相談し、最終的に小学時代からの友人Aに協力を仰いだ。
 本番一ヶ月前からは、毎日のように台本を読み込んだ。通勤時、カフェのひと時。自宅では声をだして。

 CDができてから、一度通しでやって何分になるか計るべきだった。実際にやろうとしていたのだ。これまで使っていたICレコーダーが故障したので、今後のトークイベントやインタビューを考慮して新製品を購入したのだから。
 やらなかった。忙しさにかまけてということもある。が、本当のところ、20分を超えるのはわかっていたので、その事実を確認したら、もう一度文章をカットするか、構成を再度考えなければならなくなる、その手間が面倒だったのだ。
 今となっては、その手間を惜しんだことを後悔している。

 かなり力を入れていたので、緊張は前日からあった。
 その日、仕事を終えてから、神保町シアターで映画を鑑賞してから、バスターミナルのある東京駅に行く予定だった。その方が時間がつぶせると。
 映画は楽しみにしていた市川崑監督の「プーサン」。一度ビデオで観た覚えがあるが、きちんとスクリーンで観直す必要があると思っていた。
 ところが、もう気がそぞろで映画鑑賞どころではないのだ。
 で、いつもの居酒屋で一杯やってから、一人カラオケで時間をつぶした。

 さて、当日。当然ながらリハーサルからすでに緊張していた。これまで2回、マイクの前に立つまでは緊張のきの字もなかったというのに。
 何度トイレに行ったことか。

 自分のリハーサルは、店(のマスター)に渡したCDの音のイン、アウトのチェック。一番だけ(あるいはその前半だけ)はいいのだが、2番だけというのがあって、それが朗読している間に準備できるかが問題だった。読みは適当、かなり早かった。
 終わってから後藤さんに言われた。
「本番ではもっとゆっくり朗読すれば?」
 もちろん、そのつもり。でも、そうするとかなり時間がかかってしまう。そうでなくても持ち時間オーバーしてしまうのに。
「別に、時間気にしなくてええんちがう?」
 やった、後藤さんんの言質いただきました! 

 くじ引きでトリになった。
 前々回もトリだったが、あのときは自分の番が来てマイクに立つまでなんともなかった。客席で各人のパフォーマンスを楽しんでいた。
 今回はまるで違う。トイレには何度も行き、楽しむ余裕なんてまるでなかった。

 この緊張は、自分の名前が呼ばれマイクの前に立つと極限に達した。
 前説から朗読の入った瞬間から緊張が声に現れた。息ができない。踏ん張らないと声がでてこない。な、なんだこれは!? そのうち原稿を持つ左手が震えてきた。
 おいおい、どうしたの、オレ?
 右手を添えると震えはなくなる。離すとまた震える。何度か繰り返して、両手で持つことに。こんなことなら最初から楽譜台に置いて読めばよかった。用意はしてあったのだから。
 朗読の最中、時間を気にしていなかった。そんな余裕なんてあるわけがない。とにかく、早くこの緊張から逃れたい。それだけを願って朗読していた。

 朗読が終わりホッとすると同時に「やっちまったな」と思った。かなり時間がかかった雰囲気なのだ。20分は超えているのはわかっている。いったい何分だったのか? 25分はかかっただろうか?
 平山さんから各人パフォーマンスの感想があった。
「新井くん、…長かったなぁ」

     *

 翌朝、早朝の新幹線で帰ってきた。帰宅する前に地元のシネコンで映画「空母いぶき」を鑑賞した。
 鑑賞後、カフェでICレコーダーに録音した朗読を聴いた。聴いたというより時間を確認した。何と30分! こりゃ長すぎる。聴衆を「退屈地獄」「いつ終るんだよ~空間」に巻き込んでしまった。 
 自分の無謀ぶりに赤面し反省しながら落ち込んだ。
 人間、気負うとろくなことにならないという話。

 というわけで、来年は、短く5分で終了するパフォーマンスを考えます。
 「新聞詠み」もしくは「講談チャンチャカチャン」に挑戦します。

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もっと落ち込んだことがあります。
私の社会の窓、開いていません?

 この項続く





 
 25日(火)、特撮仲間のSさんから連絡をもらった。
 代々木のエンジェルビルが取り壊しになるので、1階で営業している居酒屋でKさんと呑みます、来ませんか?

 KさんはSさんの高校の同級生で、大の特撮好き。これまでも何度か一緒に呑んでいる。先週開催した少年ドラマシリーズのトークでは、斉藤浩子さんや田中由美子さん会いたさに、会社の慰安旅行から帰るとそのままやってきた。「ぜったい行くから、二人を帰さないでください!」
 エンジェルビルは、「傷だらけの天使」ファンのあいだでそう呼ばれている通称で、本当は代々木会館という。なんてことは、今、調べてわかったのだが。
 「傷だらけの天使」だったらはずすわけにもいかないではないか。「行く」と返信するとともに、知り合いの二人も誘った。ドキュメンタリー『ショーケンという「孤独」』で密着取材したジャーナリストの原渕さん、某テレビ局プロデューサーTさん。Tさんとは落語会で知り合った。BC二十世紀の日曜ぶらり寄席の常連さんでもある。最近は落語会あとの懇親会を終えてから、二人で近くの中華店で呑んでいる。話題はつきない。落語、笑芸、小林信彦等々、自分より一世代下なのだが、話が合うのである。
 結局、二人とも都合がつかず、参加できなかったのだが。

 26日(水)、午後は久しぶりにラピュタ阿佐ヶ谷で映画鑑賞。
 「警視庁物語 十五才の女」「警視庁物語 行方不明」の2本立て。今、ラピュタはSP映画特集。

 映画を観てから、阿佐ヶ谷から代々木へ。
 待ち合わせの時間より1時間ほど早くついたので、目当ての居酒屋を覗きにいくと、なんとかなりお客さんが。こりゃ、二人が来てからだと満席になってしまうと、先に入って席を確保しようとしたら、もう予約で一杯なんですと。店の営業は翌日までなんで。
 ビル解体の話を聴きつけて、ファンが駆けつけているのだろう。

 そんなわけで、近くの「代々木ミルクホール」(70年代、80年代の歌謡曲が大音響で流れる人気スポット)で単なる呑み会とあいなりました。
 二次会は二人がよく行くという「秘密基地酒場 ROBO太」。オタク向けの居酒屋だ。来月から(もう始まっているが)緊縮財政になる僕を慮って、おごってくれた。
 ごちそうさまでした!



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エンジェルビル外観

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秘密基地酒場ROBO太 入口

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マジンガーZではなく、グレートマジンガー なんだそうだ

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ダダもいる





 ジンギスカンさん、なかなか更新できなくてごめんなさいね。

 前項で、自分のパフォーマンスについて書きたくない、思い出したくもない、と書いたけれど、それは、パフォーマーとしての率直な感想なんです。大失敗していますので。
 ブログを書く側としては、正反対ですよ。面白いネタなんで、とことん綴ってやろうと考えています。でも、なかなか時間がとれません。
 休みは別の仕事(の・ようなもの)を入れまして、かなり時間をとられます。

 22日(土)は、「高野浩幸のタイム・トラベルトーク 今、蘇る少年ドラマシリーズ!」、23日(日)は、「本の街◎神保町 日曜ぶらり寄席」があって、先週は、特に前者の準備でバタバタしておりました。そのかいあって、当日は大盛況、会場は満杯でした!
 詳細は項を改めます。

 週末はイベントでタイムトラベルしたわけですが、昨日は個人的に40年のタイムトラベルしてきました。
 もう二度と会うこともないだろうと思っていた人と会ったんです。「僕たちの赤い鳥ものがたり」のモデルになった、某さんから連絡もらったんですね。
 当時の写真と、会ってから撮ったスマホの写真を見比べて、確かに外見はあれから40年経っているんです。なのに、ついこの間会って別れたような感覚。
 まさにタイムトラベルです。

 最初、連絡もらったときは、どこかで本を読んで、懐かしくなったのだろう思っていました。違うんですね。本のことなんてまるで知らなかったとか。なーんだ。




 今週末に開催されるイベントの準備、その他でブログを更新する時間がなかった。
 半分嘘。
 自分のパフォーマンスについて、書きたくなかった。思い出したくもない。

 昨日だか、一昨日だかの新聞にフランコ・ゼフィレッリ監督の訃報があった。声だしてしまった。通常なら、ネットニュースで知るのだが、今回、まるで気がつかなかった。
 中学時代、リバイバルの「ロミオとジュリエット」と「ブラザーサン・シスタームーン」に多大な影響を受けている。特に「ブラザーサン・シスタームーン」の映像の瑞々しさの衝撃は忘れられない。96歳だから天寿まっとうだろう。合掌

 例の事件で、中高年の引きこもりが問題になっている。
 引きこもりの気持ちは痛いほどわかる。
 自分の場合、鬱と大いに関係している。
 7年前、家庭のゴタゴタ(要因はすべて僕にある)で鬱になり、週末引きこもりになった。平日は仕事があるから、とりあえず会社へ行く、帰宅する。しかし、土日は完全に家にいて外に出られない。食事のための買い物で、近くのコンビニに足を運ぶだけ。あとはずっと部屋に閉じこもる。布団は敷きっぱなしで、終日布団の中。TVはつけっ放し、「つまんねぇ」と思いながらも消すことができない。
 日頃歩くのが好きで、自宅から駅まで約20分の徒歩は何の苦も無く当たり前だった。ところが鬱になるともうダメ。毎日バスを使っていた。
 帰宅して何もしたくない。そのまま横になる。当然風呂になんか入るのは面倒だ。そのまま寝てしまう。にもかかわらず、汚いままで出勤はできないから、朝シャワーを浴びる。シャワー浴びるために早く起きるのは面倒ではないのか? この行動は自分でもわからない。
 部屋は汚れっ放し。掃除しなくちゃ、と思うことは思う。何もしない。

 大学時代に鬱を2度、結婚の前後で躁鬱を患った。3度めの鬱は最終的に自力で治癒させたので、もう鬱になることはないと思っていた。4度めの鬱になって、確かに苦しいし辛いのだが、ある種の余裕があったことは確か。何かをきっかけに元気になる。過去の経験からそれは言えるのだ。それがいつなのかはわからなかったが。どこにも逃げ場がなくて辛かったがそのきっかけを信じて生活していた。元気になれなかったらどうしようという思いもあった。そのときはそのときだ。ある期限を切っていた。その日がきても元気になれなかったら死ねばいい。そう考えていた。
 ただし、その死に誰かを巻き込むなんて考えはまったくなかった。だから犯人がまったく関係ない子どもたちを襲った気持ちは全然わからない。




 承前

 パフォーマンス参加者は、10名(組)、常連さんが2人、私用で欠席、その代わり新顔さんが2名参加した。
 あみだくじの結果、順番が決定し、僕は10番め(トリ)となった。
 前々回、前回と、マイクの前に立つまでは緊張しなかった。今回は違った。会場に入ったときから落ち着かない。何度トイレに行ったことか。理由は後述する。
 そんな心境だから、各人のパフォーマンスを楽しむ余裕なんてなかった。
 

1.竹中ご夫妻/弾き語り  「風に吹かれて」「雨は似合わない」「冬が来る前に」
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 前回、本家の前で「竹田の子守唄」を披露したことを反省して、フォークの名曲とNSPを取り上げたとのこと。でも、やっぱり「冬が来る前に」もやりたくなってと旦那さんが弁明してました。「冬が来る前に」前奏のハーモニカが新鮮。

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 今年の新年会で意気投合した米田夫妻と一緒に「Puff the Magic Dragon」

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 後藤さんもギターで飛び入り参加!

2.中村三津子さん/朗読  茨木のり子「倚りかからず」より3編
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 今回、詩の朗読に挑戦。これまで詩集の朗読はしたことがなかったとのこと。この文庫本、私も持っています。
 
3.米田ご夫妻/弾き語り  「Go Tell It On The Mountain」「井戸端の女(Jesus met the woman)」
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 米田は「こめだ」って読むのだそうです。「よねだ」ではありません。
 ゴスペルとPPMの2曲。奥さんの歌唱がとでもなくインパクトがあって素晴らしい。

4.大瀧秀樹さん/弾き語り  「優しいあの子」「涙そうそう」
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 前々回、サックス演奏で初参加した大瀧さん、今回はギターの弾き語りで。「涙そうそう」は見事玉砕しました。

5.津越悦郎さん/読み聞かせ  絵本「しばいのすきなえんまさま」
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 お客さんとしては常連でしたが、今回パーフォーマンス初参加。ボランティアで絵本の読み聞かせをしてるとのこと。

6.永田房子さん/歌唱  「The Water is Wide」「赤い花白い花」
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 亡くなった旦那さんの思い出話から、よく歌っていたという曲を。途中で感極まって……。
 永田さんからは、昨年もそうだったですが、写真撮影を頼まれ、歌唱中、彼女のスマホでいろいろな角度から撮影していて、自分のスマホで撮影するのを忘れました。ごめんなさい。仕方ないので、後藤さんの司会ぶりを。

7.池田芳則さん/弾き語り  「風」「竹田の子守唄」
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 1曲めはNHKBSで放送されたショーケン主演「鴨川食堂」の主題歌。大好きなんだとか。歌い始めてすぐにストップ。カポの位置が違ってると。大爆笑。2曲めは第1回の雪辱戦として。確かに雲泥の差だわ。

8.岸野健治さん/弾き語り  「翼なくても」「島人ぬ宝」
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 これまで紙ふうせんの楽曲を披露していたが、今回は趣向を変えて、ギターアシストのすぎたじゅんじさんの曲を。でも、紹介のとき「翼をください」と言ってしまって、会場大爆笑。「島人ぬ宝」はBEGINの一五一会バージョンで。

9.山本克彦さん/朗読・歌  高橋三郎「90歳まで元気に生きる350の秘訣」 「ふるさと」
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 趣味の山登りで知遇を得た方が自主出版した本を取り上げて、一部を朗読するのかと思ったら、そうではなく、本の解説のあとは全員を起立させて「ふるさと」の歌唱とあいなりました。

10.新井啓介/朗読  「体験的70年代フォーク論 フォークはジャンルではなかった」
  これは次項で。


 この項続く





 今年もやってきた!
 紙ふうせんシークレットライブ。

 正確には、紙ふうせん及び紙ふうせんFC会員によるパーフォーマンス+シークレットライブと呼べばいいのだろうか。前々回の10回記念ライブのとき、それまで余興的な存在だった会員のパフォーマンスが主役に躍り出た。その流れで昨年のライブがあり、今年第12回が開催された。

 今年の開催日は6月1日(土)。会場は一昨年、昨年同様、夙川のギャラリーNU-VU。

 前日の31日(金)、22時東京駅八重洲南口発のJRの深夜高速バス「プレミアムドリーム9号」に。深夜バスで一番落ち着く席を発見してからはもう深夜バスをはずせない。ぐっすり眠れて、気がつくと、大阪駅のバスターミナル直前だった。
 6時過ぎに大阪駅に到着。
 バスを降りて、恒例の大東洋サウナの1時間コースへ。
 さっぱりしてから、「宮本むなし」で朝食、それから、近くの「PRONTO」でモーニングカフェタイム。これもいつものこと。
 ライブが始まるのは12時だが、パフォーマンスにエントリーした会員は、リハーサル、準備のため、10時に集合する。
 時間が来て、阪急線で夙川駅へ。

 ホームに降りて初めて気づいたことがある。ホームに喫煙ルームがあるのだ。東京では考えられないことである。ホームで喫煙できるのは夙川だけなのか? それとも関西はどこのホームもこういう作りなのか?
 ライブ後に確認したら、喫煙できるみたい。すべてではないだろうけれど。


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梅田の中心街でレジェンダリー・ゴジラが出迎えてくれました。

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駅から見える夙川。今年は鯉のぼりがありません。

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水は澄んでおります。

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会場に向かう途中にある教会。
前々回は皆で集合写真撮りました。

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この道のちょっと先、右側にギャラリーNU-VUがあります。

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入口。恒例のライブが始まります!


 この項続く




 この項から続く

 保育園卒園間際で「ウルトラQ」、小学1年のときに「ウルトラマン」に夢中になった私は、小学2年で「ウルトラセブン」と出逢いました。「ウルトラセブン」のドラマ部分を拡充したのが「怪奇大作戦」、メカニック描写をより発展させたドラマが「マイティ・ジャック」という認識がありました。再放送を繰り返し観るようになってわかったことですが。


 実は私、リアルタイムで「マイティ・ジャック」を視聴していないんです。というか、そんな番組が放映されていることも知りませんでした。円谷プロの大ファンだというのに。
 どうしてなのか、長い間、疑問だったんですね。
 なぜか、私の中では「マイティ・ジャック」は、小学5年生のころに放映された印象がありました。
 土曜日の夜8時といったら、「8時だよ!全員集合」に夢中になっていたんだ、と、そう長い間考えていたんです。調べてみると「マイティ・ジャック」の放映は1968年(昭和43年)。「8時だよ!全員集合」なんて影も形もありません。
 実は、6チャンネルのTBSではなく、10チャンネルのNET(現在のテレビ朝日)の「素浪人月影兵庫」を観ていたんですね。大人気でしたからねぇ、あの時代劇。近衛十四郎と品川隆二コンビのやりとりに大笑いしたことだけ覚えています。
 同じコンビで「素浪人花山大吉」もありました。

 調べたことでわかったのですが、「マイティ・ジャック」が低視聴率で打ち切りになったあと「東京ぼん太ショー」が始まり、その後の「コント55号の世界が笑う」につながります。
 小学校の低学年のころ、TVの演芸番組でトリオブームというものがあり、私、笑いも大好きでしたので、特にてんぷくトリオが大好きでした。そんなブームの中にコント55号が出現して、あっというまに人気者になります。私も夢中で追いかけました。「コント55号の世界が笑う」は毎週の愉しみとなった次第です。
 TBSでは「8時だよ!全員集合」が始まり、やがて視聴率で「コント55号の世界が笑う」を打ち負かす……

 コント55号は個別の活動が増え、私は萩本欽一の動向が気になってしかたない。
 二郎さんが役者として活躍していくのに対して、欽ちゃんは司会業に精を出すばかり。じれったくて仕方なくて。そうこうするうちラジオ(ニッポン放送)で始めた「欽ちゃんのドンといってみよう!」が若い人たちの話題を集め、TV(フジテレビ)「欽ちゃんのドンとやってみよう!」につながっていく。「8時だよ!全員集合」に夢中になっていた(土曜夜の「全員集合」、「キイハンター」の流れは格別のものがあった)私は迷うことなくチャンネルを8にしたのだった。

 すいません、話の流れが違う方向にいってしまいました。
 戻します。


 この項続く



プロフィール

kei

Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)

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