2017/05/27

 「紙ふうせんシークレットライブ 2017」(Gallery Nu-Vu)

 その1から続く

 これまでずっと大阪界隈で開催されていたシークレットライブがお隣の兵庫県西宮市夙川に会場を移した。
 夙川は、阪神淡路大震災が起きるまで紙ふうせんのおふたりが住んでいたところだ。マンションの被害はあまりなかったものの、平山さんの実家が倒壊したことで、震災後はそちらに新しい家を建てて移り住み現在に至っている。

 夙川というと個人的には「新青年」の名編集者、渡辺温が事故死した場所として認識している。谷崎潤一郎に原稿を依頼しに来た深夜の帰り、乗ったタクシーが踏切で貨物列車と衝突したのだ。

 7時半前に大阪駅に到着して、いつものように梅田の大東洋へ。サウナできれいさっぱりしてから、阪急電車で夙川に向かう。特急で15分ほど。
 会場に10時集合ということだが、9時30分過ぎに夙川駅に着いた。南口を出て歩きだしたら、Iさんに声をかけられた。「こっちの方が近いから」と裏道を通って会場まで歩く。閑静な住宅街で、Iさんが言うには夙川は高級住宅街だとのこと。
「東京の田園調布みたいなところですかね?」
「そこまでじゃあらへん」
「関西の田園調布は芦屋ですからね」
「そうや」
「だったら、東京でいえばどこだろう?」
「どこやろな」
「松濤かな」

 そうこうするうちに、会場に到着。
 入口の看板には「シークレットライブ」とある。
 えっ、「紙ふうせんシークレットライブ」ではないの?
 その意味が中に入って進行表をもらって得心した。
 今回のライブは次のとおり(これまで、FCメンバーはイニシャル表記だったが、進行表記載どおりに書く。問題あれば指摘してくださいね)。

 1.竹中篤・量子 「竹田の子守唄」
 2.中村美津子 朗読 向田邦子2編
 3.永田房子 「For Baby」
 4.永田房子 片山恵子 「ささぶね」
 5.片山恵子 「風の翼に」
 6.柴田祐子 マジック
 7.岸野健治 「船が帰ってくる」「悲惨な戦争」
 8.佐々木孝親 「もう一度帰ろう」
 9.岩田雅代 フラダンス「ケ・アロハ」「カウルヴェヒ・オケカイ」
 10.大瀧秀樹 SAX 「カリフォルニア・シャワー」
          フルート「モーニング・アイランド」
 11.池田芳則 「霧にぬれても」「街を走りながら」「時代」
 12.新井啓介 「誰が駒鳥いてもうた?」
 13.すぎたじゅんじ 
 14.紙ふうせん
 15.全員 フーテナニー 「翼をください」

 第一回から、FCメンバーのライブがあった。そのコーナーが徐々に拡大していき、10回めの今回は事務局から記念の会だからと多くの参加が募られ、エントリー数がいつもの倍以上になったというわけだ。
 すぎたじゅんじさんは紙ふうせんのバックミュージシャンだから、FCメンバーによるライブのトリは僕ということになる。
 歌(&演奏)でエントリーしたのは初めてだ。前々回、会場にDVD上映の設備があるということで、中学時代に撮影し仮編集したままになっていた映像を再編集したPVでエントリーした。
 FCメンバー(特に男性)がギター小僧で学生時代に赤い鳥や紙ふうせんの楽曲をレパートリーにしていた。僕はギターが上達しなかったので、そういうことはしなかった。できなかった。だからエントリーすることはないと思っていたら、前々回時は募集要項にDVD上映設備云々が書かれていて、だったらテーマ曲に紙ふうせんの楽曲を使用したPVを流してもらおうと参加したのである。
 昨年はライブ後の交流会時の余興として別のPVを流させてもらった。今年も同様にあくまでも余興として昔の作品を用意しようとしていたら、会場が変更になってDVD上映はできないことに。
 また、〈私、観る人〉になるのか。
 エントリー応募締め切り寸前までそう思っていた。

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夙川駅のホームから
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Gallery Nu-Vu 入口
170527_2
ほら、紙ふうせんの文字がない!
170527_6
Gallery Nu-Vu 中
170527_2

170527_9

170527_5
壁には紙ふうせんのアルバム+αのジャケットが

 この項続く




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No title
keiさん、写真付き、い~ですね! つづき待ってます~
ジンギスカン さん
ご無沙汰しております。
はい、続けますよ~
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プロフィール

kei

Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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