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 2月のぶらり寄席が10日(土)に開催された。
 ポストは少ない。以下3つ。

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【午後のぶらり寄席 2月】
ご存じですか? 今年は閏年。2月は29日まで。閏といえば夏季オリンピック。えっ、この前東京で開催されたばかりじゃないか! コロナ禍で1年延期されたけれど、それでもあれから3年経つのかい。人生も残りわずか。悔いなきように。如月朱古力のぶらり寄席は10日(土)です。

【午後のぶらり寄席 2月】
2月1日、春を感じました。先週は「哀れなるものたち」、今週は水曜に「月」鑑賞。そして、そして昨日は「ストップ・メイキング・センス 4Kレストア版」。「アメリカン・ユートピア」には感激したんですよねえ。劇場で3回観てます。如月朱古力のぶらり寄席は来週10日(土)!

【午後のぶらり寄席 2月】
先週2月のぶらり寄席は16名のお客様。ご来場の皆様に御礼申し上げます。予約受付でミスしてしまいました。2月の予約を1月分として受けていたんです。他にもありまして……猛反省。和歌三神&井戸の茶碗。開演中に流れていたモスキート音(?)、結局要因はわからずじまい。

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 今回も予約でつばなれしました。ありがたいことです。

 人生も残りわずか。
 これ、どこかで書いていると思うけど、あるときから自分の人生を70歳と仮定するようになった。70年で終わりというわけではない。70年生きられれば御の字かなと。あとは余生だと。
 今年10月で65歳になるので、残り5年でやりたいことだけをやろうと考えている。構想×年(たぶん10年は経っていると思う)の小説を執筆したい。これにつきる。毎年目標に掲げて、結局何もできないまま終わってしまうの繰り返し。8㎜映画を題材とした短編連作と長編。これだけはなんとか仕上げたいのだ。
 65歳といえば、年金支給の歳だが、前倒しして60歳からもらっている。だからダブルワークから解放されたのだ。年金(だけの)生活ができないことは悩みの種だが、まあひとりなので何とかなるだろう。

 高座に上がった寸志さんが指摘した。「このピー音はなんですか?」 
 確かに音がする。会場セッティング中は鳴っていなかった。鳴っていれば気になるはずだから。音の鳴るところ、その要因を調べるが、どちらもわからず。そして、お客さんのほとんどにこの音が聞こえていない。気にならないという。
 というわけでピー音の中で高座決行とあいなった。

 一席めは「和歌三神」。大して面白くない噺だが、雪が降ると演りたくなるという。言葉に関心のある人なら和歌三神のもじりのくだりでクスリとなる。
 二席めは「井戸の茶碗」。師匠の談四楼さんの十八番ネタ。寸志さんの手にかかるとくすぐりが増え爆笑ネタになる。


 この日は夕方から同じ神保町で「西神田寄席」があった。談四楼師匠の会。コロナ禍でずっと中止になっていて、4年ぶりの開催だとか。常連さんとのダベリング(寸志さんが不参加の懇親会)の後、一人で参加。
 記録のため書いておく。
 
 談声 「たらちね」
 小春志 「黄金の大黒」
 談四楼 「一文笛」
 
 〈仲入り〉

 小春志 「子は鎹」
 談四楼 「おすわどん」

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 2024年最初のぶらり寄席は13日(土)に開催された。
 昨年12月はお休みしたので、ポストは多い。

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【午後のぶらり寄席 1月】
先週末は関西へ。土曜日に関西在住のメンバー4人に合流して泉ヶ丘の公園で練習。翌日曜日は夙川の某カフェのイベントでゴスペル「エーメン」を歌ってきました。まるで赤い鳥のように、を名乗りまして。12月のぶらり寄席はお休みです。来年1月13日(土)にお会いしましょう!

【午後のぶらり寄席 1月】
今週、40数年ぶりに少年チャンピオンを購入しました。連載50周年記念としてAIとコラボした新作「ブラック・ジャック」を読みたくて。チャンピオンは、隔週発行のときから購読していた思い出深い雑誌です。http://kei1959.blog43.fc2.com/blog-entry-590.html 
次回のぶらり寄席は来年1月13日(土)!

【午後のぶらり寄席 1月】
すいません、別件が忙しくて更新ができませんでした。1日(金)、仕事が休みだったので「寸志の立川流」最終回に伺いました。ゲストが師匠の談四楼さん。二人の対談が興味深くてもっと聴いていたかったなあ。来年1月13日(土)のぶらり寄席、どうぞよろしくお願いいたします!

【午後のぶらり寄席 1月】
佐野厄除け大師のTVCMが流れると年末なんだと感慨にふけります。明日はXmasイブです。今日は神保町で弦楽四重奏を聴き、某スペイン料理店でXmasイブイブを満喫してきました。ぶらり寄席の新しいのぼりデザインも完成。来年1月13日(土)初お目見え。ぜひ足をお運びください。

【午後のぶらり寄席 1月】
2週間ぶりに劇場へ。「PERFECT DAYS」鑑賞。個人的に今年のベスト1になりそう。小説でいうところの行間を読ませる映画なんですね。ラストは自分も経験ありまして。職人フェチを刺激してくれる映画でもあります。今年1年お世話になりました。次回ぶらり寄席は1月13日(土)!

【午後のぶらり寄席 1月】
バイト生活に年末年始なんてありません。元日の能登半島地震。翌日は羽田空港のJAL機と海保機の衝突事故による機体炎上。遅ればせながら被災された方々にお見舞い申し上げます。亡くなられた方々にお悔やみ申し上げます。今年最初のぶらり寄席は来週13日(土)。予約受付中。

【午後のぶらり寄席 1月】
いよいよ今週末となりました! 今年最初の午後のぶらり寄席。13日(土)14時からです。終演後は寸志さんを囲んで新年会といきましょう。いろいろお訊きしたいことありますでしょう? あんなことこんなこと。皆さん、奮ってご参加ください。新しいのぼりがお待ちしてます。

【午後のぶらり寄席 1月】
13日の午後のぶらり寄席ご来場の皆様に御礼申し上げます。今回も予約でつばなれ。11月と同じ状況になるのかとお菓子を買い足したですがとらぬ狸の皮算用でした。「手紙無筆」&「富久」。終演後は常連さんと寸志さんを囲んで新年会。特別メニューで正月気分を満喫しました。
 
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新しいのぼりです
前々日に出来上がりました

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高座はこんな感じです

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客席です
現在、28席までご用意できます

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始まりました

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別の角度から

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新年会の特別メニュー!

神保町ぶらり寄席202401-0
次回は2月10日(土)です




 11月のぶらり寄席は4日(土)に開催された。
 
 ポストは以下のとおり。

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【午後のぶらり寄席 11月】
街はすっかり橙南瓜お化けに占拠されてしまいました。月末の大騒動が終われば、寒太郎がやってきます。12月は都合によりお休みしますので、次回が今年最後のぶらり寄席となります。冬が来る前にぶらり寄席は11月4日(土)! 常連さんも一見さんもぜひ足をお運びください。

【午後のぶらり寄席 11月】
二次元怪獣ガヴァドンはご存じ? 子どもたちの描いた絵が実体化した怪獣なんですが、明日21日(土)朝9時からの「ウルトラマンブレーザー」(テレビ東京)で復活します。子どもたちと絡む髭面男にもご注目。冬が来る前にぶらり寄席は11月4日(土)! 今年最後となります。

【午後のぶらり寄席 11月】
先週の「ウルトラマンブレーザー」は、オリジナル「恐怖の宇宙線」の疑問を解消していました。土管に描かれたガヴァドンが実体化するとなぜ巨大化するのか? 個人的にはOPクレジットのヒゲの仲間に大感激。冬が来る前にぶらり寄席は11月4日(土)です。今年最後ですので。

【午後のぶらり寄席 11月】
赤い鳥解散後紙ふうせんは2度ミュージックフェアに出演しています。2度めの時披露された曲が印象的でした。シングル化すれば絶対ヒットするのに! その後音沙汰なし。2年後CBSソニーに移籍、リリースしたのがその「冬が来る前に」。冬が来る前にぶらり寄席は今週4日(土)!

【午後のぶらり寄席 11月】
11月。にもかかわらずこの暖かさは何なんだ!? 5日のぶらり寄席、ご来場の皆様に御礼申し上げます。今回は一見さんが多数お見えになってWつばなれ。イスを徐々に増やしていき、当然満席です! 今年は11月でおしまい。来年もどうぞご贔屓に。のぼりを新調してお迎えします!

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このまま続けます


 10月のぶらり寄席は7日(土)に開催された。
 
 ツイート(ポスト)は以下のとおり。

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【午後のぶらり寄席 10月】
暑さ寒さも彼岸まで。秋はすぐそこまで来ています。秋といえば秋刀魚! ということで10月のぶらり寄席は高座と懇親会でさんま三昧といきましょう。秋だ! さんまだ! ぶらり寄席は10月7日(土)。尚、今回に限り懇親会は限定10名様、お早めのご予約をお願いいたします。

【午後のぶらり寄席 10月】
会場変更により懇親会はJ.Tipple Barに移動します。2時間2,500円。ビール以外のドリンク飲み放題。10月は「目黒のさんま」を堪能した後秋刀魚を食しましょうという企画。秋だ! サンマだ! ぶらり寄席は10月7日(土)。さんま高騰で懇親会費は今回のみ3,000円、要予約。

【午後のぶらり寄席 10月】
秋が駆け足でやってきた今週、角川シネマ有楽町ウィークでした。「ヒッチコックの映画術」「クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル トラヴェリン・バンド」。「リバイバル69 ~伝説のロックフェス~」。秋だ! サンマだ! ぶらり寄席は明日、7日(土)です!

【午後のぶらり寄席 10月】
天高く馬肥ゆる秋。7日のぶらり寄席ご来場の皆様に御礼申し上げます。「目黒のさんま」&「百川」。秋の定番と季節外れネタのカップリング。秋刀魚高騰は台風が原因だったらしいですね。もっと早ければ安く仕入れられたとか。懇親会は盛況でした。念願の企画が叶いました!

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 あれこれ悩んだ末に専用のツイッター(Xと書くべきか)を開設したわけだが、アカウントを取得するまで時間がかかった。なぜか取得ページ(?)まで到達できないのだ。いろいろ試みたがやっぱりダメで、アドバイスの一つにBC二十世紀のツイッターから抜けてみたらというものがあった。抜けたらページにたどり着けた! 本当にそれが要因なのかわからないが、とにかく専用X「午後のぶらり寄席」を開設した。

 毎年10月のぶらり寄席では「目黒のさんま」が披露されるのだが、あるときから思うようになった。懇親会でさんまの塩焼きをだしたら、面白いだろうな。プチさんままつりだ。
 スタッフに相談したこともあった。できるわけがない。設備がないし、あったとしても会場内が煙で大変なことになる。落語どころでなくなるかも。

 会場が変わり、懇親会も別で実施されることになったことから、Hさんにダメもとで訊いてみた。
「10月にプチさんままつりをやりたいんですけど、J.Tipple Barでさんまだせませんかね?」
 Hさんはすぐに返答。「できるよ!」
 というわけで念願の企画が実現しました!




 9月のぶらり寄席は9日(土)に開催された。

 今回もツイートはない。
 悩んでいる。ぶらり寄席専用のツイッターを開設しようか。ああ、今はXに名称が変わったんだっけ。
 本当は会場を変えて、実質的に始まった9月から告知ツイート(ポスト?)を始めるべきだったのだが、個人的にSNSを持つことに懐疑的で手をつけられなかった。BC二十世紀のFBに入るため、個人アカウントを作ったFBも二十世紀を辞めてからはほとんど覗くことがなくなった。
 
 もし台風13号の首都圏接近が1日ずれていたらぶらり寄席は中止になっていたかもしれない。上陸するとのニュースには肝を冷やした。
 さすがは晴男の寸志さん! これまで前日まで雨が降っていても当日になるとやむということが何度もあった。
 この台風が影響したのだろうか? 7、8月の予約ラッシュがウソのような前々日までの静まり様だった。予約は常連さん2名だけ。このYさん、Aさんのお二人、リストではデフォルトになっていて、参加できないときだけ連絡くださいと伝えている。幸甚の至りのお客様なのである。
 前日になって予約が入ってきて安堵した次第。

 出囃子が鳴って、寸志さんが控室から登場、とたんに慌てだす。控室に戻ろうとしたときに気がついた。
 高座に上がるための踏み台の位置が逆だ!
 客席から向かって高座の左にあるべき踏み台が、右に置いてしまったのだ。 
 先月高座と客席のレイアウトを変えて、寸志さんの登場口が変わったのである。先月も右側に置いて、すぐに逆であることに気がついたのだが、今回は完全に失念していた。恥ずかしい。

 先月、開演前の挨拶で、会場をこの集会室に移動して開催する旨伝えこう宣言した。「寸志さんが真打になるまでぶらり寄席は続けます」
 マクラで寸志さんがこの宣言を話題にする。
「主催者が前回重大発言してましたよね。真打になったらぶらり寄席を終わるにする? 終わりにしちゃうんですか? やりましょうよ、続けましょうよ! ねぇ」
 拍手喝采。
 あっ、寸志さん、私、真打になったらぶらり寄席を終わりにするとは言ってませんよ! 続けますと宣言したんです。真打になったらいろいろ状況が変わるので、これまでのような形での開催はできないだろう。見直しがあるだろうと思ってのこと。具体的なことは何も考えていないですけどね。

 こんなことも言っていた。
 会場が変わっても、開演前に靖国通りの歩道で寸志さんがチラシを配付するのはこれまで同様。ところが、同じ歩道でも、通りの向こう側と歩く人たちのタイプが違うという。向こう側、つまりBC二十世紀、つまり@ワンダーのほか、多くの古書店が並んでいる歩道(いわゆる古書店街通り)を行き交う人たちは落語に興味を示す人もいる。こちら側の人たちはまったく関心がないのだそうだ。本好きとそうじゃない人の違いだろうとは寸志。そういえば7月以降、チラシを持って入って来るお客さんがいない。

 今回も、壁を隔てた待合スペースで高座を聴いた。 
 1席めは「天災」。威勢のいい江戸弁が耳に心地よい。 
 2席めは「三方一両損」。江戸弁の喧嘩、口論する様子が良い! 声だけだからよけいそう感じるのかも。
 お馴染みの大岡政談だが、無事裁きを終えてからの大岡越前守のキャラクターが愉快だった。寸志さんのオリジナルだろう。

 決めた。
 X開設しよう!

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7月はこの写真を撮った入口から寸志さんが登場した
写真右側に高座があった

神保町ぶらり寄席202309-11





 8月のぶらり寄席は5日(土)に開催された。

 ツイートは……ない。
 6月まではBC二十世紀のツイッターにUPしていた。
 7月、8月は別会場で開催されるのだから、BC二十世紀のツイッターには以下のツイートをして、キンカストリート商店会のツイッターに飛んでもらって、これまで同様なツイートをUPしてもらうつもりでいた。

【午後のぶらり寄席 7・8月】
今年で7年めのぶらり寄席。2016年のGWに開催した3日連続の落語ライブ「ほんの寸志です。」が好評で、月一で始まりました。この夏初めて旅に出ます。7、8月は会場を変更します。告知ツイートもこの間お引越し。こちらのTwitterをご覧ください。https://twitter.com/kinkastreetSA?utm_source=yjrealtime&utm_medium=search

 できなかった。
 リツイートするから自身のツイッターで告知してほしいと。
 考えてみれば当然のことだ。
 とはいえ自分のツイッターはない。結局なにもしなかった。

 なにもしなくても19名の予約があった。寸志さんのツイートを見てのことだと思う。
 当日のお客様は24名様。
 2ヶ月続けてのダブルつ離れ! それも猛暑の中で、である。
 もう感謝、感激、雨あられ。
 ありがとうございます!

 前回の反省から会場のレイアウトを変更した。
 前回は高座に対して、テーブルを横に並べた。テーブルには3つの椅子。テーブルを3人で使用するわけだ。それが後ろに3列(だったか?)。2×3。あとは一番後ろの壁に椅子を並べた。高座に上がった寸志曰く「まるで会議してるみたい」。
 会場を縦長仕様(お客様の席が縦長になる)でテーブルと椅子をセッティングした。エアコンの温度を調整するスイッチは高座のすぐ横に位置している。開演中はエアコンの操作ができない。

 終わってから気がついた。テーブルを縦にして左右に椅子を置けば一つのテーブルを6人で使用できる!
 というわけで、今回は縦長会場を横に利用、入って一番奥を高座にして客席をセッティングした。大正解だった。

 すでに9月以降も、この会場で開催することが確定、9月、10月、11月のチラシを作成して配付した。
 開演前の挨拶で「寸志さんが真打になるまでぶらり寄席は続けますので」と宣言した。

 演目は「つぼ算」と「だくだく」の2席。特に「つぼ算」は大爆笑だった。
 バタバタしていて写真を撮るのを忘れました!

神保町ぶらり寄席202309-11




 前々項から続く

 その話を聞いてから、今度は僕がJ.Tipple Barに僕が通うようになった。一人が多いが、たまにぶらり寄席の常連さんを連れて行くことも。懇親会後、まだ呑みたらないときなど。

 神保町でぶらり寄席を開催できるスペースがないでしょうか? 
 相談とはこのことだ。それまでの経緯も伝えて。
 少し考えてから、H女史が言った。「あるわよ。私の会社のあるビルの地下に」
 そのスペースは対外的に貸し出しはしない。あくまでもそのビルのテナントの人たちが利用できるクローズドな空間。
 すぐに寸志さんと見に行った。
 場所は神保町商店街の中心地、なんと@ワンダーの2号店、@ワンダーJGのビルの隣に位置していた。

 神保町駅A1を出て右に歩いて30秒のところが@ワンダーでその2階がBC二十世紀。
 その要領で場所を説明するとこうなる。
 A5を出て左に歩いてサイゼリヤを通り越すとじゃんぱらというスマートフォン、ノートパソコン、ゲーム機などの販売・買取を行っている店があるので、そこの路地を入ってすぐのところが神保町1-4ビル。その地下に集会室CHIYODA DOJOがある。
 いわゆる会議室である。長テーブルとイスがあって、数は16脚。広さはBC二十世紀のイベントスペースを少々小ぶりにした感じか。入口と会議室の間に待合室のようなところがあり、そこに丸テーブルとイスが4脚。20名のお客様は呼べるわけで、7、8月はここで開催することにした。

 開催するにあたっては、H女史の会社が間に入る。「キンカストリート商店会の協力をあおぎましょう」
 入口のところにマクドナルドがある通りが錦華通り。そこの商店会が加盟するキンカストリート商店会にチラシを配付または貼付してもらって集客に協力してもらうという。
 1ドリンクの提供はJ.Tipple Barが担当する。また、懇親会は場所をJ.Tipple Barに移動して開催する。一人2,500円で呑み放題。J.Tipple Barは錦華通りの一番奥にある。
 
 新会場は9名の集客がないと赤字になる。というわけで予約の方には寸志さん特製の手ぬぐいをプレゼントすることに(6月のぶらり寄席ではチラシ持参に方には手ぬぐいをプレゼントする旨伝えている)。
 それが奏功したのか、当日までに23名の予約があった! 
 予約なしのお客さんが何名来るか? 今度はイスが足りるのか心配になった。H女史の会社、隣の@ワンダーJGからも借りてきて何とか29脚用意できた。

 結果、28名のお客様とあいなった。実は終演まじかに一人いらっしゃった。常連のMさんだった。時間が時間だったので木戸銭はもらわず、懇親会参加を条件に入っていただいた。
 何しろ初めてのことなので、準備のときも開演中もバタバタのしどうし。BC二十世紀では、開演中のカフェの声や音が気になっていたが、同じことを待合室でやってしまったのだ。何たることか! 大反省。

 懇親会には十数名が参加。大いに盛り上がりました!


神保町ぶらり寄席202307-08
チラシに立川寸志が抜けている!

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満員だったので、開演中は中に入れず、こんなところから様子をパチリ。
演目は何だったのでしょう?

「開帳の雪隠」&「らくだ」でした!




 7月の「午後のぶらり寄席」は7月1日(土)に開催された。
 ツイートは以下のとおり。今回は変則的だ。

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【午後のぶらり寄席 号外】
6月のぶらり寄席は来週ですが、わけあって7、8月の緊急告知です。7、8月は避暑のため会場を変更します! といっても同じ神保町なんですけどね。新会場はBC二十世紀からみて白山通りを通り越した靖国通りの反対側。サイゼリヤとマクドナルドの間のビルの地下となります。

【午後のぶらり寄席 7月】
このたび、キンカストリート商店会のご厚意により神保町1-4ビル地下の集会室にて「午後のぶらり寄席」を開催させていただくことになりました。初心者にやさしい落語会です。ぜひ足をお運びください。今回ご予約された方にはもれなく立川寸志さん特製手ぬぐいを進呈します。

【午後のぶらり寄席 7月】
すでにお知らせしておりますが、今年で7年めのぶらり寄席が初めて旅に出ます。7、8月は会場が変更となります。@ワンダーJG裏のビル地下の集会室です。ご予約、またはチラシ持参の方にはもれなく寸志さん特製手ぬぐい進呈。夏休み 夏まつり 前のぶらり寄席、どうぞよろしく!

【午後のぶらり寄席 7・8月】
今年で7年めのぶらり寄席。2016年のGWに開催した3日連続の落語ライブ「ほんの寸志です。」が好評で、月一で始まりました。この夏初めて旅に出ます。7、8月は会場を変更します。告知ツイートもこの間お引越し。こちらのTwitterをご覧ください。https://twitter.com/kinkastreetSA?utm_source=yjrealtime&utm_medium=search

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 「午後のぶらり寄席」は、2016年GWの3日連続の落語ライブ「ほんの寸志です。」が好評で当初「日曜ぶらり寄席」として始まった。
 日曜の午後のひと時、1時間で2席。初心者にやさしい落語会。
 寸志さんは編集者時代仕事場があった神保町の古本屋街で、本に囲まれたスペースで落語を披露したいという希望があった。BC二十世紀は最適な会場だったのである。会が始まる前は店前の通りで寸志さん自身が呼び込みをする。神保町を散策している方が呼び込みに反応して足を運んでくれたら。ぶらり寄席のぶらりにはそんな思いがある。

 今年4月からBC二十世紀の運営が、@ワンダーから切通さん夫妻になった。@ワンダーがオーナーであることは変わらないが、実際の運営を任されたのである。棚を今流行りの個人シェア棚にして、阿佐ヶ谷のネオ書房で行っていたトークイベントを大々的に神保町でやりはじめた。
 運営者が変わるものの、ぶらり寄席は継続して開催できるようになった。
 第2クール(4~6月)はこれまでどおり開催できた。第3クールの予約で問題が起きた。9月はなんとか土曜日が押されられたが、7、8月の予約が取れないのだ。さすが切通さん、週末はサブカル関連のトークイベントが目白押しなのだ。
 神保町の他の会場をあたったが帯に短し襷に長し。

 そんな中、ダメもとでH女史に相談してみた。
 H女史とY女史の妙齢の女性おふたりとは数年前、コロナ禍になる前だったか、DQで知り合った。当時、北海道でしか販売されていないビールがDQで期間限定で販売していてケースごと買われるお客さんがいた。それがおふたりだった。DQでは5,000円買い物をすると、商品を無料で配達するサービスがある。近場(文京区、千代田区・新宿区の一部)はDQ専用のケース3箱までを配送業者が、それ以外は段ボール箱1つを佐川急便で。
 H女史らはビール数ケースを自宅のある某所へ佐川で配送する手続きを毎回とっていた。2回めのときだったか素朴な疑問ですが、と訊いてみた。「こんな夜中にどうして後楽園まで買い物に来るんですか?」 
 都内とはいえ、佐川で配送するのだから自宅はそんなに近くない。
 神保町でバーを経営しているからというのが回答だった。
「神保町なら、私、以前BC二十世紀というところで働いていたんですよ。そこはイベントなどもやっていて、今も毎月1回落語会を開催しているんですよ」
「何ていう落語家さん?」
「立川寸志さん」
「寸志さん! おたべくん?」
 おたべは寸志さんの本名だ。
「ご存じなんですか!?」
「だって、落語家になる前は、うちのお客さんだったのよ。落語家になってからはうちの店で落語会を開催したことがあるわ」

 つまりこういうことである。
 寸志さんは、ベネッセの編集者時代、「たまごクラブ」「ひよこクラブ」の編集で、神保町にある編集プロダクションで働いていたことがあった。このとき、仕事を終えてから通っていたのが、J.Tipple Bar。H女史がオーナーの店である。

 この項続く




 承前

 昨年のぶらり寄席は、その月の別名を愛称にして告知していた。今年はその月をモチーフにした楽曲を愛称にしている。3月の〈桜三月散歩道〉で思いついた。ついでに始まる前の待ち時間に曲を流している。
 「六月の詩」はカルメン・マキ&OZのファーストアルバムに収録されている。
 貴志祐介「青の炎」を読んでこれは映画になる! と、あれこれ夢想したことがある。

 読書レビュー「小説と映画のあいだに」記事でこんなことを書いた。

     ▽
 映画化するなら、ファーストシーンはロードレーサーを駈る主人公だ。バックには主人公の心情を吐露した強烈なロック(主題歌)。回想シーンに入って、完全犯罪の顛末が描かれる(特に実行に移るまでの準備は詳細に)。殺人は義父殺しのみ。二度目の殺人はカット。後半に刑事が登場、執拗な捜査で主人公を追いつめていく。外堀を埋められ、絶体絶命になる主人公だが、警察側でも証拠が見つからない。任意の取り調べで、あとは主人公の自白を待つだけの状況になるが、主人公はあと1日猶予をくれと言う。美術室での彼女との会話、トリックのために彼女を利用しただけのはずなのに、彼女を愛していることに気づく。くちづけ、抱擁、初体験。彼女の「あなたは悪くない、逃げて」という言葉。
 ロードレーサーを駈る主人公(ファーストシーンにつながる)、猛スピードで海岸線を走り、海に飛び込むところでストップモーション。主題歌が流れジ・エンド。
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     ▽
 読了して「これは映画になる!」と思った。自分なりの映像の断片が頭の中でフラッシュして一人悦に入っていた。
 たとえば殺人に至るまでの過程は、『太陽がいっぱい』の偽サインの練習シーン、あるいは『太陽を盗んだ男』の液体プルトニウムを固体に変換させる作業に匹敵する恍惚感が得られるのではないか。たとえば死を覚悟した主人公が迎える哀しい結末は『早春』と同じくらいの衝撃を味わえるのではないか。
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 追記すれば、時期を6、7月の梅雨にする。始終雨の中ドラマが進行し、ラスト前に梅雨明け。主人公の、死んだ父親はロック好きでカルメン・マキ&OZのファンだった。幼いときからよく耳にしていた主人公はその手のロックに詳しい。当然、主題歌は「六月の詩」だ!

 マクラは笑いのコスパについて。
 「M-1グランプリ」の4分で何回笑いをとるかから始まり、「ぶらり寄席」は? となる。木戸銭2,000円、そのうちドリンク代を600円と仮定。落語の料金は1,400円となり、1席700円。1席20分として何回笑えるか。こうしてコスパ、費用対効果の話になっていくが以下略。

 それにしても、寸志さん、今日も顔がテカテカだ。さては昨日深酒したな。

 1席めは「片棒」。吝嗇親子の噺。父親が、もし自分が死んだらお前たちはどんな葬儀をしてくれるのかという質問に対する息子3人の三様の回答が笑いを誘う。前回披露したときは息子が2人に変更されていた。時間短縮が目的だったのだろうが、2人でも成り立つ噺であることがわかった。つまり、この噺は豪華な葬儀と金をかけない葬儀、その対比があればいいからだ。ところが今回、その息子2人がなんと一人になっている! 
 感想はツイートしたとおり。
 一人息子が最初は金をかけた葬儀の話をし、父親に叱られると実はと本音を語りだすという構成。この演目の趣旨ははずしていない。時間も短縮できる。これはコスパがいい。

 2席めは「万金丹」。寸志さん、自身のTwitterでこのネタをやると告知していた。
 食い詰めた男二人が寺に転がり込んで、偽坊主になって檀家から香典をせしめようとする噺。最近やり手がいないという。
 「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」の元ネタはこれか。

 マクラでコスパについて語ったのは「片棒」の前振りだったんですね。
 終演後、寸志さんに確認したら、全然関係ないと。
 前日の飲酒については訊くの忘れた。


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神保町ぶらり寄席202307-08
7、8月は会場が変更となります



 6月の「午後のぶらり寄席」は6月10日(土)に開催された。
 ツイートは以下の6本。


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【午後のぶらり寄席 6月】
6月になると鬱陶しい毎日が始まります。最近雨が多く、もしかしたら一足早い梅雨の到来じゃないですかね? 少々心配しております。で、ジメジメ感を吹き飛ばすにはロックだ、ロック! カルメン・マキ&OZはいかが? ということで、六月の詩 ぶらり寄席は6月10日(土)!

【午後のぶらり寄席 6月】
中学、いえ、高校時代だったでしょうか。日立キドカラーのCMで歌舞伎役者が白くて長い髪を振り回して踊るシーンに激しいロックが流れたんです。映像と曲のミスマッチが斬新でとても印象的でした。曲はカルメン・マキ&OZ「私は風」。六月の詩 ぶらり寄席は6月10日(土)!

【午後のぶらり寄席 6月】
一昨日久しぶりに国立演芸場5月恒例「立川流落語会」へ。会社員時代は毎年足を運んでいました。談四楼師匠が目当てなんですが、今回トップバッターの寸志さんの堂々たる高座姿に感無量。当時はまだ前座だったんですよね。六月の詩 ぶらり寄席は6月10日(土)。予約受付中!

【午後のぶらり寄席 6月】
1日は映画ファーストデー。渋谷でドキュメンタリー「修験ルネッサンス」を鑑賞。寸志さんがナレーションを担当し、映画の中で田中千世子監督原案の創作落語を披露しているんです。実はこの日、監督と寸志さんのトークがありまして。六月の詩 ぶらり寄席は来週10日(土)!

【午後のぶらり寄席 6月】
6月TOHOシネマズ鑑賞料金が値上げ。ジョナサン、珈琲館のモーニングも5月に値上げ。えっ、またかよ! ドトール他のカフェもマイナーチェンジの末400円以下のモーニングがなくなりました。松のやだけです、裏切らないのは。六月の詩 ぶらり寄席はいよいよ明日(10日・土)!

【午後のぶらり寄席 6月】
6月のぶらり寄席にご来場くださいました皆様に御礼申し上げます。予約以外のお客様はすべて一見さん。ですよね? ご婦人お二人の笑いがはじけた高座でした。「片棒」「万金丹」。前回「片棒」は2人息子でした。今回はなんと1人。それでも十分成立する噺なんです! 目鱗。

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 この項続く





 5月の「午後のぶらり寄席」は5月6日(土)に開催された。
 ツイートは以下の4本。


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【ブックカフェ二十世紀 5月のイベント】
4月が終われば、5月のぶらり寄席はあっというまにやってきます。もう来週6日(土)ではないですか! GWの期間。神保町はさぞ賑わっていることでしょう。聞こえてくるのはビー・ジーズのあの名曲「First of May」。若葉のころのぶらり寄席にどうぞご期待!

【ブックカフェ二十世紀 5月のイベント】
ビー・ジーズの「First of May」をモチーフにした2016年公開の台湾映画「若葉のころ」をご存知ですか? 原題は「五月一号」。First of Mayを若葉のころと意訳したレコード会社のセンスに改めて脱帽した次第。若葉のころのぶらり寄席は来週6日(土)です!

【午後のぶらり寄席 5月のインフォメーション】
GWはいかがお過ごしでしょうか? 私はというと、サラリーマン生活をやめてから大型連休に縁がありません。土日祝日の感覚もなくなりました。若葉のころのぶらり寄席はいよいよ明日(6日・土)。懇親会やりますよ~。ラス前GWを大いに楽しみましょう!

【午後のぶらり寄席 5月】 
先週の午後のぶらり寄席、ご来場の皆様に御礼申し上げます。13名のお客様でした。予約で8名。寸志さんに伝えたら、先月の倍じゃないですか! 二人で喜びもひとしお。それより、当日マスクを外した寸志さんに驚愕。禁酒のため懇親会は烏龍茶でした。アカデミックな話題!

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 マスク姿で高座に登場したテカテカ顔の寸志さん。前々日(4日・木)郷里の立川で里帰り落語会があったとのこと。春秋夏冬、四季の噺を一席づつ披露するという試みで、地元のホールは満杯、時間は押したものの大成功だった。そこまでは良かったのだが、郷里ということで昔の学生時代の仲間が集い、大いに語らい盛り上がった。で、吞みすぎて酔っ払い、打ち上げの二次会(?)の後、道で転んで顔にケガをしたと。マスクをとると、確かに鼻から下、口のあたりが痛々しい。

 夏の風物詩の一つ、花火大会。寸志さんは花火大会が嫌いだという。正確には花火は好きだけど、客が嫌いなんだと。今の若者の着物の着かたがなっていないという話。男はバカボン。帯が上過ぎる。女は夜鷹。帯を前で締めるから。ふたりで花火大会に行っても打ちあがる花火なんて見ちゃいない。スマホの動画撮影で忙しくて。

 そんなマクラから「たがや」へ。
 花火が打ちあがるとなぜ「たまや~」と掛け声をかけるのか? 江戸時代、「たまや」と「かぎや」の花火師がいた。あるとき、たまやが火事となり江戸所払いとなってしまった。ところが庶民はたまやの味方。以降、掛け声は「たまや」一色になった。
 とは寸志さんの解説で知る。
 馬上の侍の、頭にかぶった笠がとれて土台部分だけが残ったところを土瓶頭と描写する。これが愉快だ。
 最後は、町人(たが屋)が侍の首をはねて「たがや~」。侍に難癖をつけられた町人(たが屋)の侍に対する文句の江戸弁が小気味いい。
 本来、この噺はたが屋の首がはねられて「たがや~」となるのだそうだ。談志版はこのバージョン。侍の首が飛ぶのは志ん朝バージョンだとのこと。リアルさを求めれば確かに前者だろう。後味を考えれば後者になる。

 2席めは「一眼国」。
 今回は両国の見世物しばり。「一眼国」の後半は館林が舞台になるのだが、話のきっかけは確かに両国なのだった。
 
 懇親会参加者に寸志さんの知人(?)で大学関係者がいらっしゃって、寸志さんとの会話が実にアカデミックでした。寸志さんはケガのため、反省を込めてしばらくは断酒するとのことで烏龍茶。だからか終始頭脳明晰だった?


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神保町午後のぶらり寄席チラシ202304-06




 4月の「午後のぶらり寄席」は4月15日(土)に開催された。
 ツイートは以下の5本。


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【ブックカフェ二十世紀 4月のイベント】
4月、春の陽だまりの中でぶらり寄席は15日(土)。残念ながら3月同様懇親会はありません。偶数月15日は下北沢で寸志さんの師匠、談四楼独演会の日、なんです。常連さんでダベリングといきましょう。神保町でひっかけてから皆で下北沢へ押しかけましょうか!?

【ブックカフェ二十世紀 4月のイベント】
マイアミに桜咲く! 東京では開花宣言が出たと思ったら、あっという間に満開になってしまいました。入学式や入社式まで散らずにいてくれるでしょうか? 4月、春の陽だまりの中でぶらり寄席は15日(土)。リニューアルしたカフェにぜひお越しくださいませ。

【ブックカフェ二十世紀 4月のイベント】
4月。桜は咲いていますね。今がピークですか? 先週「シン・仮面ライダー」鑑賞。この回なんと暗黒大魔王師匠がいらっしゃいました。師匠の感想はその日ブログで読みました。私の感想も似たようなものです。春の陽だまりの中でぶらり寄席は15日(土)!

【ブックカフェ二十世紀 4月のイベント】
いよいよ今週末となりました! 春の陽だまりの中でぶらり寄席は15日(土)です。この日はぶらり寄席と談四楼独演会のダブルヘッダーでいきませんか? 弟子と師匠の高座を堪能しましょうよ。懇親会はありませんが、独演会のあとに打ち上げが待ってます!

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 BC二十世紀リニューアル後最初のぶらり寄席。
 朝から雨。それもかなり激しく。当然、開演前の店前での寸志さんの呼び込みはない。
 8年もやっているとこういうこともあります。

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【ブックカフェ二十世紀 4月のイベント】
大変遅くなりましたが、15日(土)の、春の陽だまりの中でぶらり寄席、雨の中お越しくださった皆様へ御礼申し上げます。毎回足を運んでいただいている常連のYさん、Aさん。小林信彦を語る会唯一の会員のTさん。飛び込みのTさん。ありがとうございました!
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 3月の「午後のぶらり寄席」は3月11日(土)に開催された。
 ツイートは以下の3本。

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【ブックカフェ二十世紀 3月のイベント】
昨日は日比谷で「バビロン」鑑賞。3時間超の映画で途中で腰が痛くなって困惑しました。これまでそんなことなかったのに。映画はとにかく音楽が良かった! サントラCD購入しますよ。3月のぶらり寄席は11日(土)。桜三月散歩道のぶらり寄席にご期待ください!

【ブックカフェ二十世紀 3月のイベント】
三寒四温。まさにそんな毎日が続いていて体調をくずされている方もいらっしゃるのでは? ところで三寒四温を鼻から息を抜いて発音してみてください。ほらフランス語みたいでしょう? 桜三月散歩道のぶらり寄席は来月11日(土)。春はそこまで来てますよ~!

【ブックカフェ二十世紀 3月のイベント】
3月の声を聞いたとたんあたりが色づいた気がしませんか?  本格的な花粉症の季節でもあります。先週からの体調不良は花粉症の症状だと判明しました。こんなことは初めての経験で驚いています。桜三月散歩道のぶらり寄席は来週11日(土)。なんと貸切ですよ!

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 今回は予約のお客様が大勢いた。なんと11名!

 マクラは猫の動画について。寸志さんはこれまでも何度か語っているが、ネットで猫の動画を見るのにハマっているという。何時間見ていても飽きないんだとか。
 ところで、寸志さんには二人の妹さんがいるんですね。初めて知りました。
 二人ともすでに家を出ている。子どもとの同居がなくなった親御さんは犬を飼い始めた。この犬がなぜか寸志さんを敵視すると嘆いていた。
 実は同じ経験がある。敵視ではなく無視だったが。20代のころ、郷里の友人の家に遊びに行ったときのこと。愛犬は、女性には愛想がいいのに、僕にはまったく反応しない。犬や猫には好かれるタイプなのに。

 1席めは「猫と小判」。2席めは「愛宕山」。
 「猫と金魚」は、漫画家田河水泡の作。何度かぶらり寄席で披露している。
 2席めは「愛宕山」。 
 愛宕山というと、頭に木が生える? 違った。
 愛宕山と頭山。よく間違えてしまう。文字(漢字)なら別物だが、音だと1文字しか違わないだからだろうか。
 ちなみに「頭山」を短編アニメしたアニメーション作家がいて、米アカデミー賞を受賞している。調べたら、アカデミー賞の短編アニメーション部門にノミネートされたのだった。受賞したのは数々の国際アニメーション賞のグランプリだった。
 「愛宕山」は初めてかも。金持ちの旦那と幇間が愛宕山の頂上から谷底へかわらけ投げする噺。わらけは土器の一種、瓦を薄く小さくしたようなものか。投げるときバランスを取るためか、その端を口で噛み切る。そのしぐさが印象的。
 珍しく3席めもあった。これは会場のお客様だけのお楽しみということで……


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【ブックカフェ二十世紀 3月のイベント】
先週のぶらり寄席は18名のお客様。予約でつ離れしてました。ありがとうございます! カフェは休業中。久しぶりの貸切りでの高座でした。リニューアルオープンの来月からはなんとか隣の声が聞こえないよう開催する所存です。どうぞ、よろしくお願いします!
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 2月の「午後のぶらり寄席」は2月11日(土)に開催された。
 ツイートは以下の3本。
 

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【ブックカフェ二十世紀 2月のイベント】
1月もあとわずか。あっというまの2月ですよ。2月といえばバレンタインデー! 初めてチョコをもらったのは中学3年。1年下の全く知らない女子からでした。あれからもう半世紀ですか。3日後はバレンタインデーだよ!ぶらり寄席は11日(土)。お待ちしています!

【ブックカフェ二十世紀 2月のイベント】
2月4日は何の日でしょうか? BC二十世紀の経営母体、@ワンダーの2号店@ワンダーJGが本日オープンしました! 一足早い春が神保町の一角にやってきたのです。大型店舗に驚きますよ。3日後はバレンタインデーだよ!ぶらり寄席は来週11日(土)。懇親会あり?

【ブックカフェ二十世紀 2月のイベント】
雪降る中を上野のエゴン・シーレ展へ行ってきました。エゴン・シーレの自画像等の人物画はなぜか仏ヌーベルバーグの作品を彷彿とさせてくれます。あくまでも個人的で勝手なイメージですが。3日後はバレンタインデーだよ!ぶらり寄席は明日(11日・土)です。

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 14名のお客様でした。

 マクラは東京の積雪ニュースが必ず八王子から中継されるということから、寸志さんの郷里(? 地元?)立川と八王子のライバル関係について。寸志さんによれば、西東京エリアの一番の都市の地位はずいぶん前から八王子から立川に移っているとのこと。商業施設、交通の利便性、駅周辺の開発、どれをとっても今は立川に軍配があがる云々。
 思えば、八王子に映画館はあるのだろうか? 立川には爆音上映で有名な立川シネマシティがある。

 1席めは「やかん」。
 終えてから寸志さんしきりに反省。「稽古しないといけませんね。完璧ではないです」
 このネタには後半講釈がでてきてそこが聴きどころ。
 寸志さんが得意とする講釈は音として覚えるとのこと。頭韻を踏むことで耳に残る。
 言葉についての言及に得心する。

 2席めは「うどんや」。これは自身のツイッターで予告していた。
 もしかして初めて聴く噺かもしれない。あくまでも個人的にではあるけれど。
 屋台のうどんやと酔っ払いのやりとり。酔っ払いの物言いがおかしい。
 寸志さん曰く。「酔っ払いはごまかしがきくんです」 酔っぱらった体でセリフを探せると。

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【ブックカフェ二十世紀 2月のイベント】
先週のぶらり寄席、14名のお客様でした。予約はそれほどではなかったのですか、当日いらっしゃる方が多かったですね。ありがたいことです。皆様に感謝申し上げます。懇親会も盛り上がりました! 盛り上がりついでに一人で阿佐ヶ谷のスナックへ。歌いまくり!
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 前回は常連さんを2名連れて伺った。今回は一人。
 20時オープンまで時間つぶせないからマスターのNさんに電話して30分繰り上げてもらった。水道橋から総武線に乗って1本。19時30分に店に着く予定。目が覚めると吉祥寺! いかん、いかん、酔いでで寝てしまった。あわててホーム反対側の電車に飛び乗る。店に着いたのは20時ちょっと過ぎ。
「30分早く開ける必要あったのか?」とはNさん。
 面目ありません……


2月ぶらり寄席

神保町午後のぶらり寄席チラシ202304-06
2クールめのチラシが出来ました!



 今年最初の「午後のぶらり寄席」は1月14日(土)に開催された。
 ツイートは以下の4本。
 

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【ブックカフェ二十世紀 1月のイベント】
Happy Xmas! ロシアとウクライナの戦争は終わっていないけれど。昨日映画を観に有楽町へ。駅前の宝くじ売場は年末ジャンボ最終日で大混雑。この時期の賑わいには心ときめくものがありますね。来年1月14日(土)のぶらり寄席、どうぞよろしくお願いします。

【ブックカフェ二十世紀 1月のイベント】
2023年になりました! 昨年何とかぶらり寄席を完走させることができました。常連さん、セミ常連さん、一見さん、そしてBC二十世紀のスタッフの方々、すべて皆様あっての賜物ですから。本年もどうぞよろしくお願いいたします。14日(土)にお会いしましょう!

【ブックカフェ二十世紀 1月のイベント】
新年も一週間経ってしまいましたね。正月気分も抜けていつもの日常に戻っているのではないですか。本年最初のぶらり寄席は来週14日(土)です。終演後には新年会を予定しています。真打昇進に向けて寸志さんにいろいろお訊きしませんか? お待ちしてますね!

【ブックカフェ二十世紀 1月のイベント】
今日(14日・土)です、本年最初のぶらり寄席! おかげさまで予約でつばなれしました。ありがとうございます。昨年はできなかった新年会やりますからね。木戸銭とは別に1,500円(ソフトドリンクの方は1,000円)で誰でも参加できます。差し入れ大歓迎ですよ!

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 マクラは寸志さんが財布を落とした事件(?)の顛末。
 この件、僕は談四楼師匠のツイートで知った。

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弟子の立川寸志(二つ目)がタクシー車内に財布を落とした。中身は3万以上5万未満。一門新年会につき紋付羽織袴の正装。800円の料金に1000円出して釣りはどうぞ、レシートも要らないと言ったのが運の尽き、タクシーの会社名が判らない。カードは止めたが運転免許証が頼りだ。さあ警察から連絡はあるか。
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 結局財布はまだ出てきてないという。なぜタクシーを使ったか、なぜお釣りをもらわなかったのか、領収書をもらわなかったのか、そこらへんの事情を詳細におもしろおかしく。
 悪いことだけではなかったと。ファンの方がカンパしてくださった。少しでも落としたお金の足しにしてくださいと。「そういう方が何人もいて、実はモトとっちゃんだたんですね、はい」。爆笑。「あっ、皆さんは気にしないでくださいね」
 でも、問題は金ではないんですよね。まあそれもくやしいけど、そんなことより肝心要の免許証、そして愛着ある財布そのものをなくしたことがつらいのではないかあ。

 財布を落としたノンフィクション噺から、財布をひろった男の「芝浜」へ。
 一席めは短い噺、次に長講というのがいつもの流れだが、マクラの話題が財布ということなのだろう。うまい。
 で、寸志さんの手にかかると、長い噺がもっと長くなる。50分超えていたのでは? 描写が丹念に具体的になるからだろう。
 一緒に死んでくれという亭主に「死のう、お前さんとなら死ねる」と応える女房。すぐさま「死にたくない!」と叫ぶ亭主。夫婦のやりとりがいい。

 2席めは「和歌三神」。これは初めて聴く。実際あまり高座にはかからない噺だとか。終わってから寸志さんが解説していた。
 雪見をしながら和歌をたしなむ乞食3人の名前に笑った。

 終演後は新年会という名の懇親会。常連の某さんは別の予定があって、懇親会に参加するためにやってきた。うれしいじゃないですか。
 十数名の参加となった。差し入れも豪華で大いに盛り上がりました。

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【ブックカフェ二十世紀 1月のイベント】
先週開催された本年最初のぶらり寄席。盛況でした。お客様は19名。ほぼ満席ですね。幸先の良いスタートが切れました。お越しくださった皆様へ御礼申し上げます。新年会も落語談義に花が咲き、楽しいひと時でした。2月のぶらり寄席は11日(土)。次回もぜひ!!
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ほぼ満席です

午後のぶらり寄席202301-03
2月は11日(土)です!




 12月の「午後のぶらり寄席」は3日(土)に開催された。
 ツイートは以下の4本(次回案内を兼ねた御礼を含む)。
 

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【ブックカフェ二十世紀 12月のイベント】
今年も残すところ1ヶ月とちょっと。4月以降ぶらり寄席にはその月の気候に因んだ愛称をつけている。12月は何にしよう? 師走を使った言葉がいい。でも師走のぶらり寄席では芸がない。決めた。ボクは師走だなぁぶらり寄席は来月3日(土)。あっ石投げないで!

【ブックカフェ二十世紀 12月のイベント】
こはるさんの真打ち昇進確定。吉笑さんの「NHK落語新人大賞」受賞。立川流孫弟子たちの慶事が続いています。立川流孫弟子の会・第三の男、寸志さんもさぞかし発奮しているのでは? ボクは師走だなぁぶらり寄席は来週12月3日(土)。懇親会で訊きましょう!

【ブックカフェ二十世紀 12月のイベント】
12月。街もお店もすっかりXmasモードですね。Xmasソングがそこかしこから聞こえてきます。「Let it Snow」に心ウキウキ。「ダイ・ハード」は1も2ももう何回も観てますので。僕は師走だなぁぶらり寄席は明日3日(土)! 今年最後、大いに楽しみましょう。

【ブックカフェ二十世紀 12月のイベント】
今年最後のぶらり寄席からもう2週間が経ってしまいました。大変遅くなりましたが、ご来場の皆さまに御礼申し上げます。懇親会は寸志さんの都合で中止、常連さん呑み会に変更。代わりに来年最初のぶらり寄席で新年会やります。1月14日(土) ご参加よろしく!

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 寸志さん、伊勢ロスとのこと。「クリエーターズ・ワーケーション」から帰ってきたばかりなので。
 「クリエーターズ・ワーケーション」とは、三重県伊勢市が開催した、文化・芸術分野のクリエイターが伊勢に滞在して創作を行うプロジェクトのこと。ワーケーションとは、コロナ禍になってよく目にするようになった「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語。
 本当は2年前、知り合いの新聞記者を通じ声かけられて参加する予定だったという。ところがコロナ禍で延期となり、今年12月に開催された。一週間伊勢に滞在し、落語会もやってきたと。そりゃ伊勢ロスになりますよ。

 こはるさんの真打昇進と吉笑さんの「NHK落語新人大賞」受賞について触れた。
 前者は報知新聞のスクープだったと(出来レースですけど)。家元命日の日のスクープを目にせずよみうりホールで開催された「談志まつり」で知るファンも多かったはず。こはるさんの師匠、談春師匠が伝えて会場が万雷の拍手になる、そんな段取りだったはずなのに(別にシナリオが用意されていたわけではないけど)、談春師匠の前に高座に上がった某師匠が告知してしまったんだとか。さすが、唯我独尊わが道を行く師匠の面目躍如。
 後者については喜びとともに、もし自分がその手のコンクールに出場するとしたらを語っていた。「45分のネタで勝負できるんだったら出場します」
 でも、そんなコンクール、絶対やりませんって。審査員、死にますよ。がオチだった。

 そんなマクラの後の1席めが「井戸の茶碗」。50分の長講だった。確かに寸志さんに短いネタは似合わないのかも。
 「井戸の茶碗」は寸志さんの師匠、談四楼師匠十八番のネタで、ずいぶん前に(二つ目なりたてのころ?)寸志さんのを観たことがある。ギャグ満載でかなり笑えた覚えがある。今回、終演後に主人公のくず屋のキャラクターを変えていると語っていて、膝を打った。
 2席めは「親子酒」。

 寸志さん、翌日ネタおろしの会があり、その稽古のため懇親会には出られないとのこと。常連さんによる呑み会(ダベリング)とあいなった次第。



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寸志さんの真打は来年、ですかね……

午後のぶらり寄席202301-03
2023年1クールのチラシが出来ました!




 11月の「午後のぶらり寄席」は5日(土)に開催された。
 ツイートは以下の4本。

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【ブックカフェ二十世紀 11月のイベント】
秋もすっかり深まりました。この時期よく耳にするのは紙ふうせん「冬が来る前に」。1978年のヒット曲です。後年合唱曲として音楽の教科書に掲載されたとか。だから世代を超えた愛唱歌になったのか。冬が来る前のぶらり寄席は5日(土)! どうぞお楽しみに。

【ブックカフェ二十世紀 11月のイベント】
ハロウィンの賑わいも今日明日がピークでしょうか? 本番は31日だけど。ハロウィンが終わると11月、北風小僧の寒太郎が僕の季節だとばかりにやってきますね。冬が来る前のぶらり寄席は来週5日(土)! ぜひお立ち寄りください。予約も受け付けております。

【ブックカフェ二十世紀 11月のイベント】
先週末ハロウィンの嵐が吹き荒れたと思っていましたが、神保町に限っては古本まつりの熱狂に包まれていたんですね。すっかり忘れていました。体調を崩してこの何週間か神保町散策をしていなかったもので。冬が来る前のぶらり寄席はいよいよ明日(5日・土)!

【ブックカフェ二十世紀 11・12月のイベント】
遅ればせながら先週のぶらり寄席にご来場下さいました皆様に御礼申し上げます。17名のお客様でした。7名参加の懇親会はなぜ戦争は起きるのかという硬くて真面目な話。次回今年最後のぶらり寄席は月が変わってすぐの3日(土)の開催。どうぞお楽しみに!

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 マクラは落語界のパワハラ問題と「NHK新人落語大賞」について。
 前者はネットニュースで知った。入門時から何かにつけて師匠から暴力を受けていた弟子がもう我慢できないと告発した件。師匠の名前を知ってショックを受けた。今の名を襲名する前に書いたを読んでいるもので、実に複雑な気持ちになった。

 さて、後者。
 漫才を対象にしたコンテスト「NHK新人お笑い大賞」は生放送だった。ところが「NHK新人落語大賞」は録画、そして放送はまだ先の23日。だから結果については放送日まで箝口令がしかれているという。出演者のみならず観客まで。誓約書にサインでもするんですかね? 
 立川流からは吉笑さんが出場している。当然寸志さんは収録後に楽屋で会っているから大賞を獲ったのか訊きますわねぇ。しかし吉笑さんは堅く口を閉ざして何も語らず。たぶん他の噺家さんたちも同様なのだろう。結果は神のみぞ知る……
 ということで、神さまが登場する2席「ぞろぞろ」と「死神」とあいなった。

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神保町午後の寄席チラシ202210-12




 10月の「午後のぶらり寄席」は8日(土)に開催された。
 ツイートは以下の4本、
 

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【ブックカフェ二十世紀 10月のイベント】
9月は台風の季節なんですよね。二週続けて3連休はいつも雨降り。にもかかわらず、18日は13名のお客様がいらっしゃったとか。感謝、感謝の雨あられ、です。ありがとうございます! 衣替えの10月、ぶらり寄席は8日(土)に開催します。どうぞよろしく! 新井

【ブックカフェ二十世紀 10月のイベント】
秋の果物で一番好きなのは梨ですが、かなり早い時期から出回るんですよね。なので、スーパーで青いみかんを見かけると「小さい秋見つけた」って心が和むわけです。10月になりました。小さい秋見つけたぶらり寄席は来週(もう今週ですが)8日(土)です。新井

【ブックカフェ二十世紀 10月のイベント】
「十月はタソガレの国」と聞いて何を連想しますか? ブラッドベリ? 東京キッドブラザース? それにしても10月ってこんなに寒暖が激しい国、もとい月でしたっけ? 小さい秋見つけたぶらり寄席はいよいよ明日(8日・土)! お願い、雨だけは降らないで。

【ブックカフェ二十世紀 10月のイベント】
先週の小さい秋見つけたぶらり寄席は予約でつ離れしました。当日も6人のお客様がいらっしゃり計16名ほぼ満席と相成りました。心配していた雨も降らず感謝感激、ご来場の皆様に御礼申し上げます。11月のぶらり寄席は5日(土)です! ぜひお立寄りください。

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 最後の御礼(及び次回案内)ツイートでも触れているが、予約でつ離れ(10人)した。予約が多い場合、当日の一見(飛び込み)さんが少ないというのがぶらり寄席の〈あるある〉なのだが、プラス6人というのはどちらだろう。席は20用意していて、20人超えたらどうしようと余計な心配していたもので。まあ、毎回15、6人が定着してくれれば万々歳なのだが。

 寸志さんが高座の最中に寄席の意味を説明してくれた。
 寄席とは本来人が寄る場所をいう。だから、このぶらり寄席も皆さんが集まっているわけだから寄席なのだと。
 そうか、そうか! 一人膝を打った。
 GWの寸志さんの3日連続落語会が好評で、毎月落語会を開催することが確定した。名称を何にするかとなって、「日曜ぶらり寄席」を提案した。開演前、寸志さんが店前でチラシを配布しながら会の宣伝をする。通りすがりの方が興味を持って足を運んでくれたいい、という寸志さんの要望(会の趣旨)に沿ったものだが、寄席というのがこの会にふさわしいかどうか不安だった。寄席というのは何人もの落語家(あるいは漫才師、手品師等々)がその芸を見せる場所という認識があったからだ。
 その不安を寸志さんに言うと、「いや、寄席でいいと思いますよ」とのこと。その際、理由を聞かなかった。あれから7年、やっと理由がわかったというわけだ。

 一席めは「目黒のさんま」。寸志さん曰く、年1回の噺だからなかなかうまくならないと。確かになんどか噛んでいた。
 二席めは「くしゃみ講釈」。通常バージョンを寸志さん風に短くしたもの。


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神保町午後の寄席チラシ202210-12




 9月の「午後のぶらり寄席」は18日(日)に開催された。
 ツイートは以下の4本、
 

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【ブックカフェ二十世紀 9月のイベント】
日中はまだまだ暑い日が続いておりますが、夜になるとそこここに秋を感じませんか? 空気の肌合い、虫の声。先日ツクツクボウシが鳴いていました。この何年か聞いたことがなかったんです。夏の終わりを強く意識しました。9月のぶらり寄席は18日(日)! 新井

【ブックカフェ二十世紀 9月のイベント】
September Song、September、九月の雨…… タイトルに9月がつく曲を思いつくままに記しました。小説だと「九月の空」があります。9月の風情が詩になるのでしょうね。夏の終わりのさみしい気持ち、物憂げな心とか。夏の終わりのぶらり寄席は18日(日)! 新井

【ブックカフェ二十世紀 9月のイベント】
映画「フレンズ  ポールとミッシェル」に感銘を受けた世代はアラカン以上か? ショーン・バリー&アニセー・アルビナ主演、主題歌エルトン・ジョン。実はこの映画、「夏の終わり」の邦題で公開される予定でした。夏の終わりのぶらり寄席は18日(日)! 新井

【ブックカフェ二十世紀 9月のイベント】
先週土曜から昨日までに「異動辞令は音楽隊!」「グッバイ・クルエル・ワールド」「LOVE LIFE」の3本を鑑賞。ジャンルが全然違う日本映画ばかり。最近では珍しいですからね、オリジナル脚本の邦画は。夏の終わりのぶらり寄席は3連休の真ん中、18日(日)! 新井

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 18日(日)は父の四十九日法要だったので、初の主催者欠席の会。スタッフのK嬢が代理で頑張ってくれた(と思う)。感謝します。
 当日、郷里の太田は朝から雨で時折豪雨に様変わり。どうなることかと心配したが納骨のときはしとしと雨になって助かった。
「台風に直撃されたりしたら(納骨は)どうなるんですか?」
 マスクした顔がアキラ100%似の石屋さんに訊いたら「延期になります」。
 東京も同様だったのだろう。
 にもかかわらず、13名のお客さまがいらっしゃったという。ありがとうございます!

 演目は「宮戸川(上)」&「おすわどん」。
 どちらもぶらり寄席では初めてなのでは?
 「宮古川」は他の噺家さんで何度か観た(聴いた)ことはあるけれど。
 「おすわどん」なんて、そういうネタがあること自体知らなかった。NHK朝ドラのタイトルみたい。


神保町午後の寄席チラシ202210-12


 8月の「午後のぶらり寄席」は21日(日)に開催された。
 ツイートは以下の5本、
 

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【ブックカフェ二十世紀 8月のイベント】
今年、セミの鳴声聞きましたか? いつもならうるさいくらいなのにどうしたんだろう。なんて思っていたら先日帰宅途中の公園で今年の初鳴きを耳に。変則的な梅雨明けが影響しているんでしょうかね。真夏のぶらり寄席は21日(日)。予定どおりの開催です。新井

【ブックカフェ二十世紀 8月のイベント】
明日、8月1日13時を持って某掲示板が閉鎖されます。この掲示版で取り上げられる某噺家さんの話題がぶらり寄席の懇親会の肴になることもたびたび。これでもう彼の話から卒業できるでしょうか? 真夏のぶらり寄席は21日(日)。日曜開催、お間違えなく! 新井

【ブックカフェ二十世紀 8月のイベント】
「東京人」最新号は寄席特集。購入しました。寸志さんも書いています。立川流もお世話になっている永谷商事の演芸場について。文章の運び、その印象はまさにかつての編集者の顔ではないでしょうか? 真夏のぶらり寄席は21日(日)。日曜日ですからね! 新井

【ブックカフェ二十世紀 8月のイベント】
お盆休み、皆さまいかがお過ごしでしょうか? 現在ぶらり寄席の会場では「帰ってきたウルトラマンを演った男 きくち英一コレクション」展を開催中。20日に終了しますが、翌日も会場に帰マン熱が渦巻いているでしょう。真夏のぶらり寄席は21日(日)! 新井

【ブックカフェ二十世紀 8月のイベント】
7月が中止になったので、昨日21日(日)は2ヶ月ぶりのぶらり寄席。私、前日のイベント疲れ?で出囃子でまたミスしました。お恥ずかしい。新しいお客様がいらっしゃり懇親会にも参加。〈仕切りの寸志〉本領発揮で盛り上がりました。次回は9月18日(日)! 新井

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 8月はきくち英一さんのコレクション展があり、その準備中に父の死があって、郷里の太田に行ったりきたりで大変だった。でもコレクション展に大勢のお客さんが見に来てくださりありがたい限り。最終日のきくちさんの誕生日パーティー(前夜祭)も満員御礼で大盛況の4時間だった。打ち上げはいつものコース(すずらん通りの某中華料理店)で特撮談義に花を咲かせた。
 若くないから翌日疲れがでた。
 会が始まって、出囃子を流したら、PCとBluetoothスピーカーの接続が切れていた。あわててそこらへんに詳しい店のスタッフを呼んで接続してもらってやれやれと安堵していたら、フェードアウトのきっかけを間違えてしまったというわけ。

 お客様は11名。初めてのお客様もいらっしゃいました。
 今回で常連となったお客様のYさん、「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」を購入して感想をいただいたりもしたので、お礼に「夕景工房 小説と映画のあいだに」をプレゼントした。迷惑だったかな。

 懇親会は大盛り上がりだった。

 次回は9月18日(日)。父の四十九日法要と重なるので、初の主催者欠席の会となります。


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演目は「のっぺらぼう」と「品川心中」
「品川心中」のサゲはオリジナル



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 7月の「午後のぶらり寄席」は16日(土)に開催される予定でしたが中止となりました。寸志さんにコロナの陽性反応がでたからでした。
 

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【ブックカフェ二十世紀 7月のイベント】
昨日(2日)は半夏生。半夏とは植物の名称で〈半夏が生えるころ〉という意味だそうです。この日までに田植えを終えないと秋の収穫に影響するんだとか。初めて知りました。というわけで、半夏生過ぎのぶらり寄席は16日(土)! ぜひお立ち寄りのほどを。

【ブックカフェ二十世紀 7月のイベント】
その一報を目にしたのはBC二十世紀。先週のイベントの残務処理をしているときだった。昨日昼前。ショックだった。夢じゃないか? 逝去の速報には大声あげてしまった。私はアンチだけど、こんな形で安倍さんが政治の世界から消えてしまうなんて許せない。

【ブックカフェ二十世紀 7月のイベント】
7月16日(土)14時開演予定の「午後のぶらり寄席」は中止とさせていただきます。本日寸志さんがコロナ陽性と判明したとの連絡をもらいました。18日まで自宅療養とのこと。軽症と聞いて安堵しました。予約された方、楽しみにしていた方、申し訳ありません!

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 もしかして、寸志さんのコロナ陽性って、2番めのツイートが原因ではないか?
 このツイートは安倍さん銃撃の翌日だった。こんな事件が起きたのに、それを無視していつものツイートなんてできない、との判断でUPしたわけだけど。
 銃撃の報を目にしたのは、事件直後だった。
 すぐ思ったのは、これで参院選挙は自民党の圧勝だな、というもの。大学生のときの、大平首相が急死直後の選挙結果が頭をよぎった。
 こんな形で安倍さんが政治の世界から消えてしまうなんて許せない、にはもう一つの意味がある。
 結局、安倍さんは何につけても責任を取らなかった。安倍さんにとって、責任とは痛感するもの、取るものではないのだ。モリカケ、サクラの問題、みんなウヤムヤではないか。首相辞任も持病の悪化が要因だから。本当は、思うようにいかないコロナ禍対策に嫌気がさしたからではと、個人的には睨んでいる。議員は辞職しなかったし。
 なので、いつか、何らかの形で責任を取ってほしい、と。
 下村大臣が国葬を口にしたときは、何をバカなこと言ってるんだ、と呆れたものだが、すぐに現実のものとなった。
 安倍さん、死んでからも国費を無駄遣いするんだ。大平さんも国葬ではなかったのに。
 昭恵夫人が断ればいいのだが、そんなこと期待できるはずもなく。

 とにかく、7月のぶらり寄席は中止、その旨のツイートもした。
 前日になって、不安になった。

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【ブックカフェ二十世紀 8月のイベント】
昨日(16日)のぶらり寄席は中止。でも中止を知らずに来店されるお客様がいらっしゃるかもと心配になって昼前から店で待機。1名いらっしゃいました。お詫び申し上げ1ドリンクサービスさせていただきました。8月のぶらり寄席は21日(日)。ぜひお越しを。
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 主催者として胸をなでおろした次第。


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 6月の「午後のぶらり寄席」は16日(土)に開催された。
 ツイートは4本。

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【ブックカフェ二十世紀 5・6月のイベント】
5月ってこんなに雨が降ってましたっけ? なんだか梅雨が先回りしてやってきたような感じ。遅くなりましたが、5月のぶらり寄席、ご来場の皆様に御礼申し上げます。それにしても寸志さん、晴れ男ですね。午後は快晴でした。6月のぶらり寄席は18日(土)。

【ブックカフェ二十世紀 6月のイベント】
6月です。June。この語感がたまりませんね。日本なら、さしずめジュンさん、ジュンコさんの季節。いやな梅雨な季節でもあるわけですが、そこは赤い鳥の「雨」という曲を聴けば長雨もまたオツだと思えますよ。6月のぶらり寄席は18日(土)。お楽しみに! 

【ブックカフェ二十世紀 6月のイベント】
五月雨、梅霖、麦雨、黄梅の雨、小満芒種、芒種雨、ながし、なーみっさ。日本全国、梅雨にはいろいろな呼び方があるんですね。今週、関東甲信越では梅雨入り宣言がでました。黄梅の雨のぶらり寄席は来週18日(土)となりました。ぜひぜひお越しください! 

【ブックカフェ二十世紀 6月のイベント】
本日18日(土)です、黄梅の雨のぶらり寄席。天気予報によると午後は雨みたいですね。でもそこは晴れ男の寸志さん、何とかなるでしょう。なわけないか。今回予約でつ離れしています。ありがとうございます。久しぶりに寸志さん囲んで懇親会やりますよ! 

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 前回、寸志さんから出囃子の音量へのダメ出しがあり、今回から音出しの方法を変更することに。
 高座のあるスペースにPCを用意し、CDを再生、それを高座横の棚上に設置したBluetoothスピーカーで流す。ちゃんと音が出るか気になって事前に何度もリハーサル。本番になって音が飛ばなかった、音が小さかった、なんてことだと目も当てられないからな。
 大成功!
 寸志さん、出囃子の音量に満足しながら、高座横の控室に椅子が欲しい新たなダメ出し。 

 寸志さんの落語が始まって気がついた。
 垂れ幕が逆じゃないか!!!

 垂れ幕には立川流の紋、〈丸に左三蓋松〉が印刷されている。ぶらり寄席が開催され始まってすぐにお客さんのTさんから提供されたものだ。この紋が左右逆になっていたのだ。
 大失敗!!!
 
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【ブックカフェ二十世紀 6月のイベント】
18日(土)のぶらり寄席、ご来場の皆様に感謝申し上げます。ほぼ満員御礼。心配した雨も降らず、大いに楽しめたのでは? 私は、始まってすぐにあるミスに気づき笑いながらも心ここにあらず。(以下略)
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 これまでも、高座セッティング時に垂れ幕を逆にしてしまったことはある。でも、直後にミスに気づきするに直している。今回まったく気がつかなかった。始まる前、写真も撮っているんんだよ。にもかかわらず……恥ずかしくてたまらない。
 久しぶりに小学生も参加してくれたのに。


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本来なら、この時点で気づくはずなのよ

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17名のお客様でした

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演目は「タイコ腹」&「船徳」




 ヤバイよ、ヤバイよ!
 出川哲朗の声が聞こえる。
 6月のぶらり寄席が終わっているのに、5月のぶらり寄席のレビュー(?)のUPがまだなんだもん。

     ◇

 5月の「午後のぶらり寄席」は14日(土)に開催された。
 ツイートは5本。

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【ブックカフェ二十世紀 4・5月のイベント】
先週ぶらり寄席にご来場の皆様へ御礼申し上げます。16名。常連さんのほかにチラシを持った方、「予約していないけど」と訪れる一見さんが嬉しいですね。久しぶりの懇親会も話が弾みました。落語界の裏話。あの噺家の噂話等々。来月は14日(土)です!

【ブックカフェ二十世紀 5月のイベント】
今週後半からGWが始まります。私には関係ないですけどね。週2回の定休以外は仕事、仕事の毎日ですから。あっ、6日はオードリーに会いに行くんでした。芸人じゃないですよ、世界の恋人ヘップバーンの映画が公開されます。5月のぶらり寄席は14日(土)!  

【ブックカフェ二十世紀 5月のイベント】
明日から5月です。日本ではJune Bride信仰がありますね。でもこれ、欧州の気候が大いに関係しているのではないですか? 日本の気候を考えればやはり5月ですよ。新緑の香り、爽やかな風。May Bride。語感が悪いか。皐月、風薫るぶらり寄席は14日(土)!

【ブックカフェ二十世紀 5月のイベント】
今年のGWはいかがでしたか? 街や公園、電車の中、いたる所で親子連れを見かけました。GWってこんなに親子が溢れていたっけと思い、膝を打ちました。一昨年も昨年もコロナ禍で行動制限されていたんでした。風薫るぶらり寄席はいよいよ来週14日(土)!

【ブックカフェ二十世紀 5月のイベント】
雨の、13日の金曜日。日比谷で「シン・ウルトラマン」を観てきました。TV「ウルトラマン」(全39話)を1本の映画(約2時間)でやりきったって感じ。期待していただけに複雑な気持ちです。風薫るぶらり寄席は明日14日(土)! いや、もう今日になります。

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 寸志さんは、この会のダメ出しをマクラでやる。ダメ出しというと語弊があるか。ちょっとした違和感を指摘して笑いに昇華させるのだ。
 最初は出囃子のフェードアウトのきっかけだった。寸志さんの出囃子は「ダーク」。CD(出囃子集)の7曲めのそれをCDデッキで再生する。スピーカーから流れ始めると袖から寸志さんが高座に登場、座布団にすわってお辞儀。拍手の中、顔をあげて挨拶する寸前でフェードアウトしていたのだが、それがおかしいと。お辞儀したらすぐにすべきなんだけど。これはこちらの完全な勘違いだった。以降、訂正。実際、その後、落語会で出囃子を注意しながら聞くと、確かに指摘されたとおりだった。

 次は今年の3月。これは違和感でもなんでもない。単なる感想。マクラでネタ帳を話題にして、この会もネタ帳つけるべきかなと言うのですぐに銀座の伊東屋で芳名帳を購入して寸志さんに手渡した。

 で、今回は出囃子の音の問題を話題にした。
 出囃子の音が遠い、と。
 BC二十世紀の店は、南北に長い。僕が働いていたときは、南側をイベントスペース、北側をカフェスペースと仮に呼んでいた。通常はどちらも座席があり、飲食できるスペースなのだが、イベントの場合、南側のほぼ正方形のスペースが会場になる。ぶらり寄席も毎回こちらで行っている。のだが、スピーカーはカフェスペースにある。それも高座から一番離れている位置なのだ。CDデッキはカフェスペースにあるカウンターの中にあり、高座を見ながら操作できないという難点もあった。
 
 もともと2階はこのカフェスペースがBC二十世紀だった。南側は@ワンダーの文庫本コーナーになっていて本棚がいくつも並んでいたのである。もっとイベントに集客できるよう、改装して今のレイアウトになった。
 
 ぶらり寄席が始まったときは、当然カフェスペースが会場だった。スピーカーは高座の後の本棚の上にあった。
 それに比べて今は一番遠いところにあるのだから音が小さく聞こえてしまうのかもしれない。僕自身は立場的に一番スピーカーに近いから音が小さいと感じたことがなかった。気にはしていたわけだから、前方のお客さんに確認してもよかった。
 もちろん寸志さんにも。

 というか、寸志さんに言いたい。
 法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」のTVCM、松重豊になった気分で「早く、言ってよ~」。

 次回からは別の方法で出囃子を流すことを考えなければならない。

 あっ、ちなみに演目は「小林」&「黄金餅」でした。
 高座の写真、撮り忘れました!




 
 4月の「午後のぶらり寄席」は9日(土)に開催された。
 ツイートは4本。

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【ブックカフェ二十世紀 4月のイベント】
古本まつり楽しんでいますか? 遅れてしまいましたが、先週のぶらり寄席、ご来場の皆さまに御礼申し上げます。ダブルつ離れ目前のお客様でした。チラシが間に合いませんでしたが、次回は4月9日(土)です。新年度会の話もあったりして。乞ご期待!

【ブックカフェ二十世紀 4月のイベント】
数日前から桜の蕾がほころび始めました。春です! 春なんですねぇ。踊りたい気分ですよ。9日(土)は春爛漫のぶらり寄席。メールアドレス変更しました。以前のものも有効ですが、このアドレスなら当日の予約も受けつけられます。お待ちしております。 

【ブックカフェ二十世紀 4月のイベント】
来週9日(土)は春爛漫のぶらり寄席。爛漫といえば、爛漫ラジオ寄席を思い出します。高校時代よく聴きました。木曜の夜でしたか。提供の美酒爛漫がつがれる音。おいしそうでした。久しぶりに新年度会という名目の懇親会やります。日本酒の差入れ大期待!

【ブックカフェ二十世紀 4月のイベント】
春爛漫ぶらり寄席は、いよいよ明日(9日・土)。桜はまだ咲いていますかね? 散っていたってBC二十世紀は江戸の風が吹いて桜吹雪が舞いますよ~。久々に懇親会やります。予約するもよし、ぶらりと訪ねるもよし。のぼりが目印です。お待ちしてますね! 

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 コロナ禍で中止になっていた神保町の古本まつりが今年春に復活した。秋のそれとは規模が違うけれどまずはめでたい。

 開催一週間前の土曜日(2日)、きくち英一さんから電話があった。米国のイベントに行かれたことの報告だった。もう何度もこの米国行きの話は聞いていた。宝田明さんに誘われているんだよ、きくちちゃん人気あるんだねぇ。ところがコロナ禍で何度も延期になった。今年はやっと行けるんでパスポート作ったよ、一緒に呑んだときに言っていた。だから宝田明さんの訃報を目にしたときは衝撃を受けた。宝田さんとは行けなかったが、宝田さんの息子夫婦、初代ウルトラマンの古谷敏さんらと参加したとのこと。僕の地元、西川口の駅前に新しく魚屋がオープンした。奥が居酒屋になっていて、刺身を肴に日本酒で今度やりましょうよ、と言うと、「今日はどう?」。
 で、夕方呑んだ際にぶらり寄席のことを訊かれたので来週やりますよとと伝えると、じゃあ、今度は客として行くよ。

 16名のお客様だった。ありがとうございました!
 高座の寸志さん、いつも様子が違う。
 実は明日(10日・日)、新作の会があって、その台本が完成していないのだとか。だからもういっぱいいっぱいなんだと。その一部を披露したのだが、お客さんはクスリとも笑わない。寸志さん「やめようかな」。

 マクラはネタ帳。
 ぶらり寄席が始まったのは16年の5月。GWの「本の街・神保町で3日連続落語会 ほんの寸志です。」が最初で、これが好評だったため、毎月開催の「日曜ぶらり寄席」になり、現在の「午後のぶらり寄席」に続いている。この間、ネタ帳はつけていなかった。寸志さんは個別にメモしているし、僕自身ブログに毎回綴っていはいるものの。前回だったか、ネタ帳の必要性を痛感し、芳名帳を購入、今回から記載することになった。
 このネタ帳を写真に撮り、自身のSNSで公開している噺家がいるけれど、本当はやってはいけないことなんだと寸志さん。初めて知った。そういえば、いらっしゃいますね、一人そういう方が、立川流に。

 一席めは「手紙無筆」。
 二席めは、お客さんに「楽しい噺と悲しい噺、どっちがいい?」と聞いて、一番前にすわっていた常連のYさんが楽しい噺と答えると、ではと始めたのが「引っ越しの夢」。パワハラ、セクハラ番頭の噺だった。たぶん個人的には初めて聴く演目だと思う。

 終演後は久しぶりの懇親会。1月の新年会がコロナ禍でできなかったので、4月ということもあり新年度会と銘打っての実施となった。盛り上がりました!


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駅からBC二十世紀へ電話しながら
やってきた寸志さんをパチリ

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会場はこんな感じ

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前回撮り忘れた高座風景

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懇親会が終了して、きくち英一さんと



 3月の「午後のぶらり寄席」は12日(土)に開催された。
 ツイートは4本。

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【ブックカフェ二十世紀 3月のイベント】
オミクロン感染が止まりません。ぶらり寄席終演後のお楽しみ、懇親会も休止が続いています。3月もできないかな。寸志さんは出席可能なのに。だから3月12日(土)は差し入れなんて考えないでね。こう呟いておけば奴らも気が緩むだろう。その隙に…了解? 

【ブックカフェ二十世紀 3月のイベント】
コロナ禍だろうと冬季オリパラが開催されようと戦争って起きるんですね。もうすぐ本格的な春だというのに。30年前のソ連崩壊って何だったのか、露大統領や米元大統領の思考等、いろいろ思うことはありますが、とにかく3月のぶらり寄席は12日(土)です。

【ブックカフェ二十世紀 3月のイベント】
地元書店が3月末日で閉店と知ってショックを受けている。昨年は近所のファミレスが突然閉店、休みの日モーニングを飲食しながら読書する愉しみが失われ、今度は帰宅前の娯しみがなくなるなんて。春だというのに。3月のぶらり寄席は来週12日(土)です。

【ブックカフェ二十世紀 3月のイベント】
11年前の今日、午後2時26分、あなたは何処で何をしていましたか? あの日、会社で地震に遭遇しました。電車は復旧せず、そのまま宿泊、翌日もいろいろあって帰宅したのは夜でした。3月のぶらり寄席、いよいよ明日(12日・土)です。待ってます! 

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 今回、お客さんが多数いらっしゃった。あと二人でダブルつ離れ(20人)達成という嬉しい状況。ということはいつもの倍のお客様で、ワンドリンク提供に手間取るハプニング。開始時刻を少し遅らせた。コロナ禍前は当たり前だったのに。
 女性も多かった。
 
 マクラは昨年寸志さんが参加された〈ご当地落語〉について。山形は米沢市、小野川温泉に噺家4名と作家が訪れて宿泊しながら観光してネタを考え披露するという奇想天外、日本初(ということは世界初)のプロジェクト。
 昨年、その話を聞いたときは、そうはいっても作家が事前にリサーチしてネタを作っているのだろうと思っていた。違うんですね。ほんとに現地入りして台本を作り、噺家は1日で稽古して本番だったとか。できるのか!? そんなこと。作家はナツノカモという方。

 一席めは、その小野川温泉で披露した、ナツノカモ作「鰯地蔵」。
 全然知らなかったのだがこのナツノカモさんって、元立川流の二つ目、立川春吾だった。談四楼師匠の下北沢独演会で前座のころの高座を観ている。深夜のTVでオンエアされていた落語番組の大喜利コーナーにレギュラー出演していて将来有望な若手という印象があった。それがなぜか突然の廃業。驚いた。今は裏方にまわって作家になっていたのか。劇団も主宰しているとか。

 二席めは「岸柳島」。談四楼師匠直伝のサゲはリアルに考えれば、ほぼありえない展開なのだけれど、緊迫した状況から弛緩できる瞬間がたまらない。

 3月は懇親会ができるかもしれない。2月のとき寸志さんと話していた。まん防の延長でまたまたできなかった。4月はぜひ!


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今年第2クールのチラシができました
4月は9日(土)です




 1月が終わってあっというまに2月のぶらり寄席がやってきた。
 ツイートは以下の3本。実質的には2本。2週間しか間がないんだから仕方ない。その分、1月のツイートが多かったわけで。

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【ブックカフェ二十世紀 1月・2月のイベント】
1月のぶらり寄席、遅ればせながら、ご来場の皆さまに御礼申し上げます。新春懇親会の中止は残念でしたが、長講「芝浜」に満足されたのでは? 私、後半の、女房のつぶやきにゾクゾクきました。で、2月のぶらり寄席ですが、来週12日(土)なんです!

【ブックカフェ二十世紀 2月のイベント】
2月、北京冬季五輪が始まりました。個人的に昨年夏の東京五輪同様無視宣言を発出しました。TV見ない、記事読まない。無視宣言は五輪が終われば解除しますが、オミクロン感染のまん防の方はどうなるのでしょう? 2月のぶらり寄席は来週12日(土)です。

【ブックカフェ二十世紀 2月のイベント】
雪が降りました。1月のような大事にならず助かりました。まだまだ寒い日が続いておりますが、2月になってから確かに空気は冷たいけれど、冷たさに中に春を感じたりしませんか? 匂いですかね。肌ざわりというか。2月のぶらり寄席は本日12日(土)です。

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 マクラは学校寄席について。小学校の授業の一環として呼ばれて1コマ45分、2コマ担当するという。しぐさや音の楽しさを伝える噺、「寿限無」「つる」「平林」を演じるのだが、笑ってくれるのは4年生までだとか。思春期に入る5年生、6年生はノッてくれない。
 また、先生に「夢をあきらめない」とまとめられてしまうのが嫌だという。長年のサラリーマン生活にピリオドを打ち、44歳で噺家になった寸志さんだからこそのまとめ方なのだろうが。

 一席めは「鷺とり」。芸協の三遊亭遊かりさんと会をやったとき、ネタ交換をしてもらった噺だとか。寸志さんから遊かりさんへは「鮫講釈」。
 「鷺とり」は初めて聴く。というか、こんな演目があることを初めて知った。 
 金のため鷺とりに悪戦苦闘する男の話。噺の中に何度か出てくる〈まん真ん中〉が新鮮だった。今は〈ド真ん中〉が主流なので。〈ド真ん中〉は関西の言葉。江戸落語なら東京言葉でなくては。

 2席めは「鮫講釈」。寸志さんの十八番中の十八番。
 舞台となる桑名は東海道五十三次の41番めなんだね。




 それにしても、コロナ禍の感染状況は、1ヶ月で一変する。
 2桁の感染者が5桁になるなんて!

 1月のぶらり寄席は30日(日)に開催された。
 ツイートは以下の6本。

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【ブックカフェ二十世紀 12月・1月のイベント】
一週間経ってしまいましたが、先週今年最後のぶらり寄席でした。緊急事態宣言の発出で3ヶ月の休止があったものの、なんとかやり遂げました。感謝です! 来年は1月30日(日)が22年初ぶらり寄席。終演後特別料金で新年会やります! ふるってご参加を!

【ブックカフェ二十世紀 1月のイベント】
2022年。感慨深いです。ミレニアムの年に生まれた子が「22才の別れ」を経験できる歳になるんですから! 新年最初のぶらり寄席は30日(日)。終演後新年会を別途2000円でやります(要予約)。オミクロンの状況次第なんですが。本年もどうぞよろしく!

【ブックカフェ二十世紀 1月のイベント】
職場の休憩時、若いスタッフ数人に訊いた。元日と元旦の違いは?  誰も答えられない。私だって違いを知ったのはこの10年、15年だから偉そうなことは言えない。一人、元旦は1日~3日の3日間と言ったのには驚いたけど。1月のぶらり寄席は30日(日)です。

【ブックカフェ二十世紀 1月のイベント】
1月もあと10日ばかりで終わります。今年も残すところ11ヶ月。皆様良いお年を!って、笑点大喜利の挨拶じゃないんだから。恐れていたオミクロンの感染ついに大台に乗ってしまいました。新年会は中止させていただきます。1月のぶらり寄席は来週30日(日)。

【ブックカフェ二十世紀 1月のイベント】
正月気分もなくなって街はすっかり恵方巻の季節。その昔「恵方巻と真知子巻き、どう違うんじゃ?」とうちのおじいちゃんが言ったとか言わなかったとか。おじいちゃん、岸恵子のファンだったからなあ。いよいよ、明日(30日・日)は今年最初のぶらり寄席。新井

【ブックカフェ二十世紀 1月・2月のイベント】
1月のぶらり寄席、遅ればせながら、ご来場の皆さまに御礼申し上げます。新春懇親会の中止は残念でしたが、長講「芝浜」に満足されたのでは? 私、後半の、女房のつぶやきにゾクゾクきました。で、2月のぶらり寄席ですが、来週12日(土)なんです!

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 12月の開催から間が空いたのでツイートの数が多い。
 もともと1月は2、3月と同じく中旬に予定していたのだ。その方向でチラシ作成する寸前その日の夜寸志さんに仕事が入ってしまった。新年会(新春懇親会)に出られない。寸志さんから連絡をもらい急遽30日に変更してもらった経緯がある。それが1月になって感染者が急増。それでも、まあ懇親会はできるだろうと呑気にかまえていた。ところが感染者の数は止まらない。まん防発出で店がアルコールの提供を休止すればあきらめるしかない。

 マクラに笑った。
 弟弟子の半四楼さんの頭髪に触れて、立川流の某師匠が楽屋の半四楼さんを撮影して、その写真とともに「師匠のコスプレはやめろ!」とツイートしたというのだ。
 12月25日(土)に寸志さんの「師匠噺トライアル」の3回めがあった。打ち上げ(このときは打ち上げができた!)で、師匠の談四楼さんと、寸志さんの落語会をプロデュースしている書評家の某さんが同じ席にいて、その横に半四楼さんがいた。3人の容貌から、僕はそばにいた縄四楼さんに「三兄弟みたいだね」と囁いたことからも察してほしい。ちなみに縄四楼さんの目は、俳優の山田裕貴に似ている。誰も賛同してくれなかったけれど。

 一席めは「庭蟹」。シャレが得意な番頭とシャレが通じない旦那の会話で成り立つ。上方漫才でもありますね、相方が冗談を言ってももう一人は真面目に答えて笑いを誘うやりとりが。

 二席めは「芝浜」。前述の「師匠噺トライアル」でネタおろししたばかりの演目だ。あのときも談四楼師匠に長いと評されていたが、今回も長かった。終了時間を20分オーバーしたからね。でも痺れた。女房の造形がより細やかになっていて、クライマックスの亭主との会話、そのときふと漏らすつぶやきにヤラれた! 夫婦喧嘩したときの元かみサンの声が脳内に蘇って。参りました!

 トライアルで談四楼師匠が言った。来年(つまり今年)どこかの落語会で寸志さん自身が真打になる時期を宣言すると。真打へのカウントダウン宣言か。
 楽しみにしています。  


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着物にマフラー姿が中村主水っぽくて、パチリ

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お客様は9名でした

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 12月11日(土)、2021年最後のぶらり寄席が開催された。
 ツイートは以下の4本。

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【ブックカフェ二十世紀 11月・12月のイベント】
遅くなりましたが、先週11月のぶらり寄席にご参加された皆様に御礼申し上げます。9月に引き続き満席でした。ありがとうございます! 次回は12/11(土)。今年最後のぶらり寄席になります。座席を増やしてお待ちしますのでよろしくお願いいたします。

【ブックカフェ二十世紀 12月のイベント】
今年最後のぶらり寄席は12月11日(土)。終演後に忘年会を企画していましたが寸志さんの都合で別の日に単独で開催、の予定でしたが寸志さん忙しくてNGになりました。 来年1月ぶらり寄席終演後には必ず新年会やりますから! 売れっ子二つ目嘘つかない?!

【ブックカフェ二十世紀 12月のイベント】
母さん、僕の木枯らし、どうしたんでせうね? もう12月なのに。「木枯し紋次郎」が始まったのは72年元日の夜10時30分。卒業間近の小学6年生は最初オープニングの主題歌に反応しました。初めて買ったレコードなんです! ぶらり寄席は来週11日(土)!

【ブックカフェ二十世紀 12月のイベント】
師も走るなどと言って 人間だけが息つくひまなく 動きまわり 忙しさとひきかえに 大切なものを ポトポトと落して行きます ー私、師走の慌ただしさは好きなんです。25日までの喧騒が嘘のような翌日からの静寂。今年最後のぶらり寄席は明日11日(土)! 

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 今年こそ終演後に忘年会をやりましょう! そのつもりだったら11日の夜は寸志さんに仕事が入ってNG、では別の日にと考えていたが、寸志さんから全然時間がとれません、との連絡が入って、2本めのツイートとなった。

 以降のツイートの隠れテーマは小室等さん。
 「木枯らし紋次郎」の主題歌、「誰かが風の中で」を作曲している(作詞は和田夏十)。小室さんのアルバムに「12月のうた」という曲があり、それは茨木のり子さんの詩にメロディーをつけたものだった。
 実は11月に小室さんのライブに行ったのだ。ポレポレ東中野で小室等さんが音楽を担当したドキュメンタリー映画の特集があり、その初日のライブに。

 二席めは「辰巳の辻占」。
 マクラで自身が担当しているカルチャー講座に触れて、岡場所について解説する。
 江戸時代、幕府が唯一遊郭と公認していたのが吉原で、その他は非合法の私娼屋が集まったところ、それを岡場所というんだそうな。
 深川と根津が代表的な岡場所だったが、明治21年に東京大学が建設されたことで、根津の私娼は洲崎に移された。川島雄三監督「洲崎パラダイス 赤信号」で有名だ。個人的にはこの映画で洲崎という地名を知った。
 ふたりが心中する、しないのやりとり、やはり間が良い。

 常連さんとの懇親会(奥のスペース)が終わってから、カウンター前の席(手前のスペース)で行われていたHさん、Mさん、BC二十世紀オーナーの懇親会(?)に常連のYさんとともに参加する。Mさんには久しぶりに会った。「今日は何ですか?」と訊くと江戸歩きの会だったという。江戸の名所を歩くのだという。
 ピンときた。
「江戸歩きと落語を合体させた会をやりませんか?」
 寸志さんはカルチャー講座持っているし、ピッタリではないか!
 

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 承前

 9月に続いて満員御礼となった。16名のお客様。予約で10名、ご招待のきくちさんを入れれば11名が確定していた。一見さんも何名かいらっしゃって感謝、感激である。

 11月21日は家元(立川談志)の命日。ということで家元のケチエピソードがマクラだった。
 没後10年ということで関連書籍の刊行が相次いでいる。ツイートでも触れている「談志のはなし」もその一つ。平成最後の日に開催した「ぶらり寄席特別編 さよなら平成」のゲスト、立川キウイ氏が師匠の思い出を綴った新書だ。前作「万年前座」(新潮社)同様、スラスラ読めてエピソードによってはウルウルきた。です、ます調で一冊本を書いてしまうことは尊敬に値する。個人的なことだが、短文ならですます調で書けるものの長文になるとリズムがおかしくなってしまうのだ。家元が読んだら喜ぶだろうな。「万年前座」が良く書けているということで、真打になった噺家だ。もし家元が存命ならば今度はどんな褒美があったのだろう。なんてね。詳細な感想は「2021年11月の読書 ~備忘録として」で触れるつもり。

 ケチエピソードから一席めは「片棒」。今年2月にも披露した。通常バージョンは、3人の息子が登場するのだが、このときの寸志バージョンは2人。最初と2番めの息子を合体させて噺をつくっていた。噺は成立するし何より時間が短縮できるのだ。
 とはいえ、「今年演った噺をまた?」という思いはあった。が、気鋭の二つ目、売れっ子の二つ目、「いつ真打になってもいい」と師匠のお墨付きをもらった寸志さん、考えがあったのだ。なんと、今回は息子を一人にしてしまった!

 高座の寸志さんを見ながら、いつもと様子が違うことに気がついた。顔が赤く上気している。艶がいい。高揚しているというのか。
 二席めを演る前に原因がわかった。二日酔いなのだとか。前日後輩としこたま呑んだんだって。

 ケチは吝嗇という。同じ吝という漢字を使って悋気と書くと嫉妬になる。
 というわけで、二席めは、吝つながり(?)の「吝気の独楽」。初めて聴く噺だと思う。ま、個人的にだけれど。
 何度も書いているが、寸志さん、女性をごくごく自然に演じられるようになった。デビューのころは見ていて恥ずかしくなってしまうことがあったので。師匠談四楼さんが演じる女性は格別だ。師匠ゆずりということか。

 
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満員御礼

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次回から20名のお席をご用意します

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終演後、きくちさんを囲んで常連さんと
スペシウム光線のポーズで、はいチーズ!

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集合写真の後はそれぞれきくちさんとツーショット
帰マンといえばウルトラブレスレット!



 
 西向く侍。
 小学生のころ、31日までない月(2月、4月、6月、9月、11月)を総称する言葉として教えられた。授業だったと思う。2、4、6、9で〈西向く〉なのはわかる。でもなぜ11が侍なのだろう? あのとき先生は説明してくれたのだろうか。中学生になってからやっと意味がわかった。11を漢字で書くと十一。縦書きなら士になる。武士の士。だから侍なのか!

 11月のぶらり寄席は13日(土)に開催された。
 ツイートは以下4本。

     ▽

【ブックカフェ二十世紀 11月のイベント】                                                                           
今週、街を北風小僧の寒太郎が様子見にきました! ご存知ですか? 堺正章さんの歌。中学時代「みんなのうた」でよく観ました(聴きました)。アニメは月岡貞夫さん。大好きでした。冬はもうそこに来ていますね。11月のぶらり寄席は13日(土)です。

【ブックカフェ二十世紀 11月のイベント】
読書の秋です。「「安倍晋三」大研究」「ミステリーで読む戦後史」「夏の災厄」「談志のはなし」「アニメ大国の神様たち」「菅義偉 不都合な官邸会見録」「筒美京平 大ヒットメーカーの秘密」。以上直近に読んだ本。11月のぶらり寄席は13日(土)です。

【ブックカフェ二十世紀 11月のイベント】
11月になりました。思い出すのは幼い頃父親に連れて行ってもらったえびす講。えびす講といえば露店で買ってもらった水飴の印象が強いんですね。透明の水飴を割箸でかき混ぜると白く濁っていくのが面白くって。11月のぶらり寄席は来週13日(土)です。

【ブックカフェ二十世紀 11月のイベント】
11月の傑作群をご存知ですか? 「悪魔と天使の間に…」「落日の決闘」「怪獣使いと少年」「許されざるいのち」の4本。「残酷!光怪獣プリズ魔」も加えるべきだと思う。…「帰ってきたウルトラマン」の話です。11月のぶらり寄席は明日13日(土)です! 

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 今年の秋は暖かい。10月に一気に寒くなってこのまま冬になるのか? と思わせて持ち直し11月も例年に比べられば暖かすぎる、よね?

 ツイートは秋をテーマに書いた。
 11月になってから〈11月といえば〉というお題が頭に浮かんだ。

 ぶらり寄席前日の12日(金)、「帰ってきたウルトラマン」でウルトラマンを演じたきくち英一さんと呑んだ。6月にきくちさんの写真展およびトークイベントを開催した。実は8月には誕生日パーティーイベントを開催する予定でいた。きくちさんの年齢に意味があり、ぜひにとの頼みだったが感染者の拡大であきらめざるをえなかった。オリンピックは1年後でも〈オリンピック2020〉なのだから、誕生パーティーもコロナ禍が落ち着いたらやりましょう、その日だけ時間を21年8月に巻き戻して。中止ではなく延期。

 それとは別にきくちさんの地元の食堂(居酒屋)のつまみ(白い大粒の納豆が名物だとか)で呑みましょうという話をしていた。コロナ禍で延び延びになっていて、それがやっと実現した。その日がぶらり寄席前日の12日(金)。
 で、ツイートは「帰ってきたウルトラマン」の11月の傑作群を取り上げた次第。
 きくちさんにごちそうしていただいたので、そのお礼に翌日のぶらり寄席にご招待した。きくちさん、落語大好きなので。


ぶらり寄席202110-12

 この項続く




 
プロフィール

kei

Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)

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