1月、2月は角川シネマ新宿で市川崑監督の生誕100年記念映画祭「市川崑 光と影の仕草」があり、可能な限り通おうと考えている。
 特にこれまでビデオ(DVD)でしか観たことがなかった作品は大スクリーンで観賞したい。「鍵」「雪之丞変化」、「炎上」「私は二歳」。
 もちろん、これまで観たことない作品も。「ど根性物語 銭の踊り」「女経」「日本橋」。
 「犬神家の一族」、「悪魔の手毬唄」はもう一度劇場で押えておきたいし(「犬神家の一族」はすでに観賞)。

 お正月映画第2弾も観たいものがいっぱいある。「白鯨との戦い」「ザ・ウォーク」「の・ようなもの のようなもの」等々。

 どうしたらいいのか……。

     ◇

2016/01/14

 「完全なるチェックメイト」(TOHOシネマズ シャンテ)

 仕事が忙しくて試写に行けなかったが誘ってくれたKさんには公開されたら劇場で観ると伝えた。
 TOHOシネマズ割引デーでやっと観賞。

 チェスができない。ルールがわからないのだ。にもかかわらずチェスの映画と聞いて「観たい!」と思った。「相棒」でもたまに出てくるが、チェスのシーンはけっこう職人フェチ魂を刺激してくれるのだ。

 実在の天才チェスプレイヤーの伝記映画で、1960年代から1970年代が描かれる。
 主人公のボビー・フィッシャーに扮するのはトビー・スパイダーマン・マグワイアだが、青年になる前に小学生、中学生と二人の子役が演じている。この変化が実に自然なのだ。アメリカ映画はこういうところが巧い。

 また、60年代、70年代のファッションの変遷がネクタイの幅で表現されている。以前にもどこかで書いたと思うが個人的には70年代に強い愛着を持っている。とはいえ、ファッションは絶対60年代だ。スタイリッシュでかっこいい。
 チェスを知らなくてもクライマックスの対戦には緊張する。

 チェスプレイヤーには変人が多いのだろうか。まあ、右京さんがそうだからな。

 
 映画の内容とは全然関係ない話。
 本編が始まる前にCMや予告編がある。その間にあるのが映画泥棒のCMだった。どこの劇場もそうだからそういう認識でいたわけだ。
 ところがTOHOシネマズ新宿ではまず最初に流れるのが「映画泥棒」なのである。新宿だけ特殊なのかと思っていたら、シャンテも同じになっていた。ということは日劇もそうなのか?

 このまま「ピンクとグレー」を書きたいのだが、この項続くということで。




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Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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