今月になってからも市川崑映画祭には通っている。その合間にやっと「白鯨との闘い」鑑賞。怪獣映画のノリ(「ジョーズ」の鯨版、群像劇)で観たのだが裏切られた。まあ、いい意味で、だけど。

 本日、出社最終日。退職は2月末だか、来週からは有給消化になる。
 来週8日(月)は引っ越しだ。
 今年の年賀状でも宣言したが、R(Re)で会社も生活も再スタートを切る。
 とにかくやりたいことをやる。そのためには努力もする。何でもする。

     ◇

2016/01/14

 「ピンクとグレー」(TOHOシネマズ新宿)

 行定勲監督の作品は「春の雪」(2005年)以来。「GO」(2001年)で注目してからというもの気になる監督なのに。「世界の中心で、愛を叫ぶ」の大ヒット、大ブームで怖気づいたか。

 行定監督作品、主演は菅田将暉、ということで興味を持った。本当の主演は中島裕翔。といっても僕は何者か知らなかった。ジャニーズのアイドルなのね。

 冒頭、「小さな恋のメロディ」や「転校生」を彷彿させるシーンがある。シナリオライターや監督の遊びか。原作は読んでいないが、若い加藤シゲアキが意識したとは思えないので。

 夏帆のベッドシーン、その最中はかなり大胆な体位だが、実はかなり気を使って撮影されていることがわかる。セックス後の裸の露出が少ないのだ。露出しないようきちんと計算されて演出しているから不自然ではないのだが、役柄を考えれば全裸で部屋の中を歩き回るだろうに。
 夏帆は「小さき勇者たち GAMERA」で主人公の友だちを演じていた。小学生だった。以来TVでCMで映画でその成長を見守ってきたところがある。こちらはそんな〈親戚のおじさん〉になっているから、ベッドシーンも裸も見たくないからどうでもいいのだが、映画としてリアルではないことは確か。
 カッティングの妙は健在。
 
 負組になって生きる主人公が自分とダブって身につまされる。この半年かそこら身につまされる映画を観てばかりだ。女房との仲、子どもとの絆、今度は生き方か。まあ、ばかりは大げさだけど。
 ところでこの映画、果実さんは観たのだろうか。

 この映画のことは「漫画ゴラク」の映画評で知った。ストーリーの紹介で、最初に描かれるエピソードのドンデン返しに触れていて、その書き方がいかにもアバンタイトル的な扱いだったから、特に意識しなかったのだが、実際は1時間ほど続くのだ。何も知らなければかなりの衝撃だったはず。「漫画ゴラク」映画評はルール破りではないか!
 観終わってから知るのだが、宣伝でも60分過ぎの衝撃云々と謳っているのだ。そんなことしたらせっかくの映画の仕掛けをバラしているようなものなのだが。

 レイトショーだというのに若者たちで劇場はかなりの混雑だった。
 新宿ということもあるだろう。




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Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町のブックカフェ二十世紀で働いています。さまざまなイベントを企画、開催していますので、興味あれば一度覗いてみてください。

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