昨日は3度めの「シン・ゴジラ」鑑賞。あと2回は劇場で観るぞ。
 続いて「ロスト・バケーション」。こちらもなかなかの面白さ。

          * * *

 どうでもいいことだが、テレビの疫病神はTBSからフジテレビに乗り移ったようだ。ほんと、最近のフジテレビはやることなすことうまくいかない。
 朝日新聞では毎週一回、視聴率の一覧表が掲載されるが、ここのところ、ベストテンにフジテレビの名前が出ないことが多い。対してTBSはちょくちょくベストテンに名を連ねるようになった。数年前までまるで相手にされていなかったのに。
 
 1980年代、フジテレビのやり方に嫌気がさしてアンチフジテレビを標榜した。
 あまり大きな声でいいたくはないのだが、80年代半ばほんと一時だが制作プロダクションの一員として、TBSの早朝の番組のスタッフで働いていたことがあった。たまに深夜タクシーを利用する。赤坂から当時住んでいた笹塚まで。ドライバーとおしゃべりして「フジテレビが嫌い」と言うと納得してくれた。あの時代、フジテレビ関係者はけっこう横暴だったらしい。そりゃいけいけドンドンだったものなぁ。

 70年代、「母と子のフジテレビ」をキャッチコピーにして、TBSや日本テレビの後塵を拝していたフジテレビ。実際、スタジオドラマなど作りが稚拙だった。
 80年代になると、「母と子のフジテレビ」から「楽しくなければフジテレビじゃない」に切り替え快進撃を始めた。その要因のひとつに、それまで子会社にさせていた制作をすべてフジテレビに吸収して一本化したことが挙げられる。このころの代表作の一つは「オレたちひょうきん族」だろう。僕も夢中で観ていた。

 個々の番組に対する印象とは別に局をあげてのお祭り化は一視聴者としてウザかった。昔の奥ゆかしさはどこにいった? 
 ところがこのフジテレビ方式を真似する局がでてきた。
 90年代後半から00年代にかけて、日本テレビがフジテレビ化した。これで日本テレビがトップに躍り出た。個人的には日本テレビの良さを無くしてしまったと感じている。

 この数年はテレビ朝日がフジテレビ化している。なんなのだろう、あのやり方。とはいえ、それが功を奏して視聴率競争でいい成績をあげている。「相棒」シリーズとバラエティー番組が売りだろう。しかし、全然関係ない、単純に放送時間が続いているだけで、一緒にしてスペシャルにする方法はいかがなものか。
 テレビ東京もフジテレビ化するのだろうか。

 フジテレビの日(8月8日)、二十年ぶりに新宿ロフトプラスワンへ。
 「ウルトラマンガイア」がリアルタイムで放映されていたとき、この店で何度も平成ウルトラマン関連のイベントが開催され、足しげく通ったものだ。
 先週、「立川流が好きっ!!」というイベントが8日にあると知った。月曜日は出勤日だから、普通は行けないのだが、始まるのが19時30分。これなら仕事を終えてからでも間に合う。
 実際、ギリギリで会場に到着した。

 恥ずかしい話、僕は当日までこのイベントを落語会だと思っていた。
 出演者が、寸志、吉笑、こはる、志ら乃、志の太郎。この出演者なら、広小路亭の志ら乃プロデュース番組の再演だろうと期待してしまうではないか。吉笑さんがMCとなっていて、落語終了後、または前に対談があるのかと思っていた。
 考えてみれば(考えてみなくたって)、会場がロフトプラスワンなのである。5人が横一列になって、酒を呑みながらのトークに決まっているではないか。バカだなぁ、オレ。

 内容については、いろいろ差しさわりがあるので、書かない。皆が、現状の立川流にかなり「やばい」感を持っていること、何とか打破しなければならないと考えていることがわかった。志の輔一門を除いて。
 談幸一門が芸協に移籍したことがかなり後遺症を残している。




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Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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