昨日(25日 木曜日)は休みの日。
 休日の朝は近くのジョナサンへ。モーニングセットを注文し、ドリンクバーの1杯めは野菜と果実のミックスジュース。スクランブルエッグセットがくるとジュースを飲み干しカフェラテを取りに行く。
 このジョナサンへは、ふた昔ほど前、日曜日になると親子3人でよく来た。まだ娘が幼かったときだ。自宅からは少し距離があるから自転車で。サラダバーが目当てだった。今、サラダバーはなくなりドリンクバーになっている。
 今はひとり。
 昨日(24日)は娘の28回めの誕生だったんだなと思い,少し感傷に浸りながら食事した次第。

 銀行で給料をおろし、家賃の支払い。その後床屋へ。髭をあたってもらう。
 奮発して自転車を購入。もうボロボロだったので。

 午後は地元シネコンで「シン・ゴジラ」鑑賞。4回めである。「ジャージー・ボーイズ」、「GODZILLA ゴジラ」、「アメリカン・スナイパー」と3回鑑賞はあるが、4回は初めてだ。新記録達成!
 サントラも買って毎日聴いている。

 追伸
 23日(火)は「ジャングル・ブック」を丸の内ピカデリーで鑑賞。
 「EYEMASK&まぐま展」が赤坂のアートトラスト彩ギャラリーで開催していて、久しぶりにまぐま発行人Kさんに会ってあれこれ語り合ったあとのこと。
 「ターザン:RBORN」より面白かった。

          * * *

 その2から続く

 世の中にはゴジラ原理主義者というべきファンがいる。本多・円谷監督作品を絶対とし、特に第1作の「ゴジラ」を金科玉条のものとしている。

 一つはそのテーマ性。ゴジラもまた原水爆実験の被害者であるというテーマがラスト近くで浮彫りにされることで、1954年に公開された第一作は映画史にその名を残すことになったと特別視している。
 もう一つは円谷英二の特撮技術に対する絶対視。
 スーツゴジラ、ミニチュアセット、ピアノ線による吊り等、日本独自の技術だからこそゴジラであると主張する。

 僕自身、少年時代に本多監督・円谷特技監督作品に巡り合いその素晴らしさを実感している。製作・田中友幸、特技監督・円谷英二、監督・本多猪四郎、というトリオ(音楽・伊福部昭を加えてもいい)の作品群。
 とはいえ、ゴジラ映画に関していえば面白いと思ったのは初期の数作だけである。個人的な印象ではあるが。

 僕にとって最高のゴジラ映画は「ゴジラ対モスラ」なのだ。幼少時、親に連れられて最初に映画館で観た怪獣映画ということもある。
 とにかくゴジラが怖かった。その出現シーンに驚愕した。工場地帯に出現したゴジラを遠景で捉えたショットに震えたものだ。この手の光景はこれまで何度も夢で見ている。遠方にゴジラが現れて、逃げるのだけど、やがて追いつかれてしまうというもの。
 子どものときはモスラが好きだったこともあり、TVで観た「モスラ」に大感激した。同じくTVで観た「空の大怪獣ラドン」にも。

 「モスラ対ゴジラ」のあと、やはり映画館で観た「三大怪獣 地球最大の決戦」はキングギドラの魅力によって夢中で観たが、子ども心にがっかりしたことも覚えている。
 「モスラ対ゴジラ」で大活躍したモスラの幼虫二匹のうち一匹死んでしまったという事実が小美人から告げられたシーンとモスラが怪獣語でゴジラやラドンを説得するシーンである。なんだか「モスラ対ゴジラ」の世界が否定されたような気がした。言葉でゴジラと意志の疎通ができるのなら、「モスラ対ゴジラ」のあの闘いは何だったのか。

 次に映画館で観たのが「ゴジラ・モスラ・エビラ 南海の大決闘」。モスラ目当てで観に行ったのに、登場するのはラスト近くになって、がっかりした。小美人がザ・ピーナッツから知らない女性コンビが演じていること、ゴジラが恐怖の怪獣から三枚目に様変わりしていること。
 怪獣映画の醍醐味である都市破壊シーンがないことにも失望した。

 「三大怪獣 地球最大の決戦」の次は「怪獣大戦争」なのだが、これは数年後「怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ」と改題された東宝チャンピオンまつり版を友人2人と観に行った。
 観終わって愕然とした。何の感慨もわかなかったからだ。
 これまで怪獣映画を観るたびに何かしらの感動があった。その感動が家に帰ってきてから絵になる。一所懸命描いたものだ。「南海の大決闘」でさえそれなりに感じるところはあった。
 「怪獣大戦争」にはまるでなかった。
 理由はいくつか考えられる。完全に「地球最大の決戦」の二番煎じであること。モスラが出演しないこと。前半宇宙を舞台に怪獣が戦うこと。何よりゴジラがシェーをすること。
 映画館を出たあと、近くの友人の家に遊びに行き3人で絵を描いた。
 友人2人は「怪獣大戦争」の、ゴジラ、ラドンがキングギドラと戦うところを描いたが、僕はまるで心に響かない映画の絵を描く気がしなく、ゴジラと幼虫モスラが戦う構図にした。
 大人になってからこの映画の面白さはドラマ部分にあると気がつくのだが、それはまた別の話。

 「ゴジラ」(54年版)は小学3年もしくは4年のとき、TVで観た。確か休日の昼間、NHKで放映されたのだ。ラストにしみじみした以外どんな思いを抱いたのか覚えていない。ああ、これがゴジラの第1作なのか、特撮的にもっとすごいものを期待していたのに、それほどでもなかったというのが率直な感想だったような。
 そんなわけで僕にとってゴジラ映画は怪獣映画の一つでしかない。それほど重きを置いていないのだ。
 「フランケンシュタイン対地底怪獣」「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」「キングコングの逆襲」。これが個人的なベスト3なのである。

 「ゴジラ」(54年版)は成人してから何度か観ている。名画座で押さえたこともある。
 小学生時代の印象を払拭したことはもちろんだが、新たな疑念がでてきた。
 〈ゴジラもまた原水爆実験の被害者である〉という世間一般の、というかこの映画を語るときに必ず語られるテーマについて。

 この項続く




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No title
残暑お見舞い申し上げます。 というか台風が次から次から
来るので大変な今日この頃です。昨日BSでウルトラマンの特集が放映されていました。この手はリアルタイムで見ていた世代ですが、関心は無いというか夢中にはならなかったので、keiさんの話にはついていけない部分が多いのですが、昨日見たTVにはウルトラマンとゴジラが戦っているシーンが流れていました。怪獣の名前は知りませんがゴジラでした!
それも初代のゴジラです。モスラと戦った怪獣がコレでしたから・・・ ゴジラもウルトラマンに成敗された時代があったんだと久々にみて感心しました。「シン・ゴジラ」にも最後はウルトラの星から目をつけられるんでしょうか?
ジンギスカン さん
お久しぶりです。台風、大変ですね。

一世代上が全共闘世代なら、われわれはウルトラマン世代。でも、ジンギスカンさんみたいに夢中にならない人もいたんですね。

私みたいに今も夢中になっていなくても、あの当時皆「ウルトラQ」や「ウルトラマン」「ウルトラセブン」あたりまでは毎週TVにかじりついていたものとばかり思っていました。

ゴジラみたいな怪獣はジラースです。「謎の恐竜基地」ですね。確か、「三大怪獣 地球最大の決戦」のゴジラにエリマキをつけただけの怪獣です。バトルの最中にエリマキが剥ぎ取られ、まさにゴジラ対ウルトラマンになります。スタッフ、狙っていましたねぇ。
ちなみに「ウルトラQ」の第一話に登場するゴメスもゴジラの着ぐるみの改造です。

今週末は三島です。楽しんできます。
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プロフィール

kei

Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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