「先輩、ちょっとお訊きしたいんですが」
「また、お前かよ、もう下ネタの話題は嫌だからな」
「いえ、そんなことではないんです」
「なんだよ?」
「先輩のブログ、カウンターつけていないですよね?」
「そうだよ、HPではつけていたけどね」
「どうしてですか?」
「別に……ブログ始めたときにつけなかっただけで。でも、あるときからアクセス解析はするようになって、内々ではその日のアクセス数は把握しているよ」
「そうなんですか! だったら、アクセス数を発表すればいいじゃないですか」
「発表することにどんな意味があるの? 数が少なければ恥ずかしいし、多ければ、自慢しているようで野暮だし、さ」
「野暮ですか」
「いちいち発表することがだよ、別にカウンターでアクセス数を掲示するのはいいと思うんだよ」
「はあ」
「アクセス数は更新する張り合いにもなるしね。HPを毎週更新していた時代、もう10年以上経つのか、あのころ、ある某アクセスランキングから参加要請があって、試しにやってみたんだ」
「ほぉ」
「そしたら、すぐに1位を獲得して。で、そのあとはずっと1位をキープしていた」
「自慢じゃないですか」
「そうだよ。でもしばらくしたら、そのランキングにエロサイトが参加してきたので、嫌気して脱退したんだ」
「嫌気したというより、それでランクが下がったんでしょう?」
「……」
「当たり、ですね。先輩、けっこうプライド高いんだから」
「……」
「教えてくださいよ。HPにはカウンターつけたのに、なぜブログはしなかったのか?」
「訊きたい?」
「はい」
「どうしても?」
「はい」
「あのね……カウンターのつけ方がわからないのよ、オレ。実は最近アクセス解析のシステムが変わって、設定をやり直したんだけど、どうにも調子が悪いんだ。検索キーワードが全然表示されないんだから。お前わかるか?」
「いえ、機械苦手なんで」
「お願いだよ、教えてくれよ!」




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Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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