一昨日は休みだったのだけれど、通常どおりに出勤し(とはいえ、早朝品出しの方は休みだから、朝風呂に入ってゆっくりできた)、さくらフェスティバルの準備等、12時半まで働く。
 14時過ぎに店を出て、有楽町へ。ガード下のディスカウントチケット店で「キングコング:髑髏島の巨神」のムビチケ(1400円)を3枚購入。そのまま新宿へ。

 「キングコング:髑髏島の巨神」を観る会なのである。
 参加者は、特撮仲間のSさんとKさん。これは!という特撮映画があるとこのメンバー+αで一緒に観ることにしている。映画を観ることはもちろんだが、鑑賞後の居酒屋でのおしゃべりが至福のときなのだ。
 新宿バルト9の17時15分の回。3D。プラス400円を払ってチケットを購入。

 予告編を初めて観たとき、キングコングの巨大さに驚いた。
 アメリカ映画のキングコングは、オリジナル及びそのリメイク(ピーター・ジャクソン監督)が8m弱、77年のリメイクでも20mほどであった。
 ところがこの新作はそれ以上のデカさなのである。
 ピンときた。
 今後製作が予定されているレジェンダリー版「キングコング対ゴジラ」への措置なんだな。何しろギャレス監督「GODZILLA ゴジラ」に登場するゴジラは100mを超すのだから、この新作のコングも100m近くあるのだろう。
 その後、コングの身長は30m強と知り、少し肩透かしをくらった感じ。それじゃあ、ゴジラと戦えないだろうに。

 これも鑑賞直前に知ったことなのだが、この映画の時代はベトナム戦争末期(1973年。ベトナム戦争の終戦は75年)。予告編に出てきた米軍はベトナム戦争従軍の兵士なのか。これはどういうことだろう?

 アメリカ映画にはもともと怪獣という概念がなかった。
 「ロストワールド」にしても「キング・コング」にしても、あるいはまた「原始怪獣現る」にしても、登場するのは恐竜や翼竜といった巨大生物なのである。
 キングコングだって、単に巨大な猿(ゴリラ)でしかない。だから、軍隊の攻撃で、銃弾を浴びれば血が流れるし、被弾が続けばやがて命を落とすのである。オリジナルも2本のリメイクも、キングコングの最期はあっけなかった。
 このキングコングが日本映画に登場すると、巨大猿から怪獣に様変わりする。

 東宝がアメリカRKO映画から権利を取得して製作された「キングコング対ゴジラ」のキングコングは、ゴジラの身長(50m)に合わせて45mに巨大化している。またゴジラが口から吐く白熱光(放射能)に対抗するため、劇中、帯電体質になって雷の電気エネルギーを手から放つという設定が取り入れられている。
 同じく東宝が創立35周年を記念して製作した「キングコングの逆襲」では身長が20mに変更になっている(「キングコング対ゴジラ」のコングとは別もの)が、銃撃にはびくともしない怪獣であることに変わりなかった。

 このまま続けます
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Author:kei
新井啓介
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まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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