昨日6月1日(木)は映画サービスデー(ファーストデー)。
 TOHOシネマズ日本橋で12時30分から「美しい星」、19時15分から「メッセージ」を観る。
 もともと友人とは新宿で「メッセージ」を観る予定だったのだが、TOHOシネマズ新宿は19時台の回が午前中に完売になってしまったとの連絡を受け、日本橋が穴場かもと、昼前に向かったら、何とかチケットが買えたのだった。それにしても「メッセージ」、すごい人気である。日本橋だって19時台以外の回はチケットは完売していたのだから。

 「美しい星」にやられた。前半は何度も笑わせられ、クライマックスは涙が流れてしかたなかった。ただ、これはあくまでも個人的な理由によるものかもしれない。詳細は後で書く。

     * * *

2017/05/30

 「DONT LOOK BACK」(K's cinema)

 この映画を知ったのはラピュタ阿佐ヶ谷の待合室だった。チラシが置いてあった。〈ボブ・ディラン〉の文字が大きくあって、若いディランの写真から過去のフィルムを使用しながら、新たにディランの現在の活動を追った新作のドキュメンタリーだと思っていた。ノーベル文学賞を受賞したのだから、ドキュメンタリーが公開されてもいいと。
 公開は6月27日(土)。当然、ノートにチェックした。

 ボブ・ディランについてそれほど詳しいわけではない。高校時代に当時の新作アルバム「欲望」を買っただけ。「コーヒーもう一杯」が好きでこれはレコードを買わなければと収録されているアルバムを購入したのだ。そのころEP(シングル)レコードはレコードという認識がなく、好きな曲があると必ずアルバムを手に入れた。
 「欲望」は激しい楽曲が満載でお気に入りの1作となった次第。

 ノーベル文学賞を受賞したからというわけではないが、また「コーヒーもう一杯」を聴きたくて、「欲望」のCDを購入した。店で何度かかけている。もう少し他の曲も聴きたいと最近「血の轍」を手に入れた。傑作といわれるアルバムだ。全曲、ボブ・ディランらしい。これまた店でかけている。

 ボブ・ディランについての認識はその程度だか、映画、それもドキュメンタリーとなるととたんに興味津々となる。公開を楽しみにしていた。

 27日の公開日は西宮の夙川にいた。夙川のライブハウスで開催された紙ふうせんのシークレットライブ時、休憩時に後藤さんに伝えた。
「ボブ・ディランのドキュメンタリー映画の公開、今日が初日なんですよ」
「ディランの映画がつくられたの?」
 後藤さんが驚く。「なんていう映画?」
 タイトルを憶えていなかったが、ノートに記載しているので、取り出して言う。
「DONT LOOK BACK、です」
「ああ、それなら観てるよ」
 今度はこちらが驚く。「リバイバルなんですか!」
「面白い映画だよ。ディランがドノヴァンに嫉妬するところがあるんだよ」と笑う。
 ドノヴァンといえば、なんたって「ブラザー・サン シスター・ムーン」の主題歌だ。レコードにならなくて残念だった。

 「DONT LOOK BACK」は、D.A.ペネベーカー監督による1967年のドキュメンタリー映画だった。チラシには〈音楽ドキュメンタリー史上の金字塔〉とある。50年前の作品なのだ。

 上映は、夕方から夜にかけての2回。17時の回をチケットを買いに早めに劇場に行くとなんと整理券NO.が1番だった。初めての経験だ。

 オープニングのタイトルバッグ。とある場所でディラン本人(若い!)が、自身の歌に合わせて、画用紙に書いた歌詞を一枚々見せていく(画用紙を捨てていく)のが斬新だった。鑑賞後に知るのだが、世界初のPVだとか。言われていると確かにそうかもしれない。

 カメラは1965年英国ツアー中のボブ・ディランを追いかけていて、そのどれもが興味深い。録音が見事だと思う。24歳のディランがまるでカメラを意識しないで、素の姿をさらけだしている。会話が自然なのだ。ディランだけではなく被写体になる人すべてがそうだから、まるで劇映画を観ている感覚になってしまう。パーティー時の喧嘩(言い争い)、記者との怒りのやりとり等々。
 高校時代に観て衝撃を受けたビートルズのドキュメンタリー「レット・イット・ビー」もこのドキュメンタリーがあったから生まれたのかと思えてしまう。
 ペネベーカー監督のドキュメンタリーに注目する必要がある。あまりに遅過ぎるけれど。
 どうすれば観ることができるのか?




関連記事
スポンサーサイト
NEXT Entry
紙ふうせんシークレットライブ 2017 その2
NEW Topics
告知ページ
無題 ~「白いカラス」
1分間スピーチ #16 サマータイム導入問題
BC20世紀 賄い料理その2
「花戦さ」&「22年目の告白 ~私が殺人犯です~」
「美しい星」
1分間スピーチ #15 倉木麻衣と宇多田ヒカル
紙ふうせんシークレットライブ 2017 その4
ちょっとひとやすみ その4
紙ふうせんシークレットライブ 2017 その3
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

kei

Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町のブックカフェ二十世紀で働いています。さまざまなイベントを企画、開催していますので、興味あれば一度覗いてみてください。

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード

Page Top