いつの時代からか、世の中がインスタントラーメン(含カップラーメン)に豪華さを求めるようになった。インスタントはインスタント(の味)だからおいしいのに。駄菓子屋の焼きそばに中華街の味を望んだって仕方ない。

 インスタントラーメン、袋麺の中で僕が一番好きなのがチャルメラだ。今はいくつか種類があるようだが、昔からのしょうゆ味がお気に入り。

 子どものころ、母がよく作ってくれた。麺を食べ終わると、残ったスープにご飯を入れてオジヤみたいにして食べる。これがまたうまかった。
 上京して一人暮らしをはじめてからも、よく作ったものだ。
 
 今、ス―パーでは袋麺はパックで売られている。それはいいのだが、なぜかチェルメラがないのだ。サッポロ一番、出前一丁、マルちゃん正麺……定番商品の中に入っていない。駅前のTストア、マンションに住んでいたときによく利用したM、近所のK、すべて置いていない。
 あるとき某ドラッグストアで販売していることを知り、買うようになった。
 
 僕が作るチャルメラは、野菜をたっぷり使う。スーパーでカット済みの「もやし炒め」や「ミックス野菜炒め」をハム、ウィンナー、豚肉等といっしょに炒めて、出来上がったラーメンにのせるというもの。
 名づけて〈野菜たっぷりチャルメララーメン〉。

 ブックカフェ二十世紀でも、たまにはご飯以外の賄いを食べようと作ってみた。やはり近所のス―パー、コンビニにチャルメラがないので、サッポロ一番、サッポロ一番(みそラーメン)、マルちゃん正麺(みそ)で。丼がないので、カレー用の器を利用。
 これ、300円くらいで販売できなかしらん。夜の営業を始めたら、〆にちょうどいいと思うんですが。

BC20makanai1
野菜たっぷりサッポロ一番
BC20makanai2
野菜たっぷりサッポロ一番(みそ)
BC20makanai3
野菜たっぷりマルちゃん正麺(みそ)
BC20makanai4
ウィンナーエッグ定食 これは器によそる際に失敗



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Author:kei
新井啓介
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まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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