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 承前

 BC二十世紀の常連さんの一人にJさんという女性がいる。毎週ではないが土曜もしくは日曜の午後に一人で来て読書にいそしんでいる。この方、外見からでは想像できないのだが、かなりの特撮ファンなのである。
 Jさんについては面白いエピソードがあって、一度このブログで紹介したいと思っているが、それはまた後で。

 映画ファンでもあるから、シネマDEりんりんの会合に誘ったことがある。
 Jさんが来店されたときにシネりんのイベントがあって、早めに来た関係者に紹介したことがある。その中にYさんがいた。
 以来、Yさんは僕の顔を見るとJさんを話題にする。
 何、Yさん、そんなにJさんのこと気になるの? ウフフ。

 Jさんとはカラオケについても話している。
 阿佐ヶ谷のスナックによく行くことも知っているから、24日が土曜ということもあって誘ってみた。サプライズゲストというわけだ。
「人見知りだから」と最初躊躇していたJさんだが、Yさんは知らない仲ではないし、最終的には了解してもらった。

 当日、新宿にいたJさんとは、19時45分阿佐ヶ谷駅改札口で待ち合わせ。Yさん、Iさんとも待ち合わせしているので、Yさん、驚くだろうなあ。その場を想像すると僕の頬は緩む。
 数分遅れて阿佐ヶ谷駅に着いた。改札を抜けるとJさんがいた。
「あれ、Yさんたちは?」
「来てないけど」
 待つこと5分。誰も現れない。
 おいおい、どうしたんだよ。Iさんに電話した。この電話はつながりませんという音声が流れてきた。続けてYさんに電話すると留守電になっている。「今日はシネカラの第2回ではないですか? 待ち合わせ場所にいますが、誰も来ません。どうしたのでしょうか?」
 先に行こうと電話を切って歩き出すと、ポケットのスマホが振動。Yさんからだった。
「Yさん、どうしたの? Iさんも来ないんだけど」
「新井さん、24日は来月ですよ!」
 何だって! 3月24日も土曜日なの。知らなかった。
「メールにもそう書きましたけど」
 そうなの。でも、次回はいつにするというメールに24日と返信したときこちらは2月24日しか頭にないから、3月とあっても2月に読み換えていますから。
「せっかくJさんをゲストで呼んだのに」
 Jさんを呼んだと言えば、Yさんすっとんでくると思った。甘かった。「申し訳ないけど今日は行けません」
 いいよ、いいよ、今晩はJさんとふたりでカラオケ楽しもうっと!!

 この項続く




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プロフィール

kei

Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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