先週23日(金)は、桑原美由紀プロデュースと銘打つ朗読会「被爆体験者の声と語り」。

 前回の打ち合わせのときだった。桑原さんから聞いた。2回目の朗読会は被爆体験者の講演と朗読を組み合わせたものになると。
 すぐに提案した。
「だったら朗読の最後で紙ふうせんの『一本の鉛筆』を流しませんか?」
 美空ひばりの反戦歌を紙ふうせんがカバーしているのである。FFA(フォーク・フレンドシップ・アソシエイション)からリリースされた2枚目のアルバム「青空と海」に収録されている。

 アルバムタイトル曲の「青空と海」はえひめ丸事件で亡くなった高校生たちへの鎮魂歌だ。平山さんの作詞、作曲。平山さんの歌声が胸を刺す。実際、リサイタルのとき、隣に座った年配の女性客は大泣きしていた。
 前奏がとてもヴィジュアル的だ。大海原を行くえひめ丸がロングからアップへ。同時にアメリカ海軍の潜水艦が海面に向かってぐんぐん上昇していく。衝突。事故の模様がフラッシュで描写され、やがて穏やかな海にオーバーラップ。編曲は今出哲也氏。
 その他、「虹」、「街を走り抜けて」、「2001年アクエリアス」、「花はどこへいったの」、メッセージソングが揃っている。1曲めの「OSAKA」もある意味そうだろう。紙ふうせんがメッセージソングを歌っているなんて、ほとんどの人は意識していないだろうな。

 ということで、朗読会は紙ふうせんのアルバム「青空と海」とのコラボになった。もう1枚、赤い鳥の「パーティー」も。平山さんの作詞・曲「私はペンキ屋になるだろう」が収録されているのだ。そうだ、「紙風船」も使おう!

 一応、事前に構成表を作ったが、実際どうなるのかは当日の打ち合わせによる。
 11時、会場集合。それから12時過ぎまでの打ち合わせとリハーサル。音楽、効果音(サイレン)、照明、緞帳の開閉。司会、影ナレ。前回以上にやることが多かったが、とりあえずこなした。自分を褒めてやりたい。ちょっとミスしたけれど。

 あの暑さの中、会場に足を運んでいただいたお客様に感謝申し上げます。


 開場時BGM 「花はどこへいったの」「街を走り抜けて」「2001年アクエリアス」


  ♪「青空と海」

 ●畑谷由江 「被爆体験談 広島、被爆体験より~生かされている人生、生きていることの奇跡~」
 
  ♪「一本の鉛筆」

 ●竹内文子  二胡演奏「翼をください」他

  休憩 BGM「私はペンキ屋になるだろう」
  
 ●MIYOYO   紙芝居、朗読 詩「ねがい」

 ●桑原美由紀 朗読 山川方夫「夏の葬列」
 
  ♪「虹」

 終演時BGM「紙風船」


 今回の朗読会、急なお願いにもかかわらず受付を担当してくれたSさんに感謝。前回のWさんがNGで、おまけにHさんも急遽ダメになった。Sさん、仕事の合間をぬって駆けつけてくれたのだ。
 ありがとうございます!
 
          * * *

 お江戸日本橋亭は駅なら銀座線の三越前が一番近いが、JRだったら神田駅から歩いて10分ほどで行ける。
 9時半過ぎ神田駅に着いて、ファーストキッチンで遅めの朝食。10時になったので、日本橋亭近くのドトールへ。途中で書店に寄る。もしやと思って、音楽雑誌のコーナーをあたったら、あった! 「月刊カラオケファン 9」。普段は見向きもしない。特集が「わが青春のフォークソング」、フォーク歌手対談の関西編が紙ふうせん&BOROなのだ。
 痛恨の誤植を発見。「翼をください」の作曲者をインタビュアーの合田道人氏が鈴木(邦彦)さんと言っている。これ、実際は村井さんと訊ねているはずだ。でなければ、後藤さん(平山さん)が訂正するもの。


aozoratoumi
「青空と海」
このジャケット、大好きです
平山さんが素敵!

後藤さん、そろそろ新アルバムをリリースしてはいかがですか。




関連記事
スポンサーサイト
NEXT Entry
2010年 6月の読書 ~備忘録として その1
NEW Topics
「千里眼」「忠臣蔵コレクション4 列伝篇 上下」「のり平のパーッといきましょう」 ~ある日の夕景工房から
58
「朝霧」「墓地を見おろす家」「催眠」「蟲」「ファミリー」 ~ある日の夕景工房から
「論戦」『黒澤明 「一生一作」全三十作品』「鯛は頭から腐る」「読むJ-POP 1945-1999 私的全史」 ~ある日の夕景工房から
「死国」「黒い家」「天使の囀り」「バースディ」 ~ある日の夕景工房から
「世紀末、どくぜつテレビ」「江戸はネットワーク」「清張ミステリと昭和三十年代」 ~ある日の夕景工房から
「ジャーナリストの作法」「たかがテレビ されどテレビ」「藝人という生き方、そして死に方」 ~ある日の夕景工房から
「恋」「秘密」「ラザマタズの悲劇」 ~ある日の夕景工房から
「兄弟」「芸人失格」 ~ある日の夕景工房から
「少年H 上下」「ジュラシック・パーク」「塗仏の宴 宴の支度」「塗仏の宴 宴の始末」 ~ある日の夕景工房から
Comment
お疲れ様でした! 何もお手伝い出来ず申し訳ない状態です。 「月刊カラオケファン」のコピーお願いします。たぶん かぼちゃSHOW店街 あたりの時期だと推測するのですが・・・ よろしく!
keiさんに預けている私の宝物と一緒に送ってください。
ジンギスカン さん
ご無沙汰しております。

お願いされなくても、コピー送付するつもりでした。い
い加減狼中年ですね。返却します、返却します、って言ってばかり。
でも、ご安心ください。暑中見舞いか残暑見舞いで返却しますから!

それから、まだ大きな声で言えませんが、12月ころ上京できませんかね。準備のほどを。
12月? 11月に行ければと思い、コンサートチケットを確保しましたが、続けては資金面で厳しいかも。でもお知らせはお待ちしてますよ!
ジンギスカン さん
そうか、11月はリサイタルですよね!
なかったことにしてください(笑)。
No title
そう言われると余計気になりますが・・・笑
無かった事に出来ませんので、教えてください。それから考えま~すので!
ジンギスカン さん
お宝返却時に手紙同封しますね!(笑)
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

kei

Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード

Page Top