理由あって、蔵出しシリーズをもう少し続けます。まだまだ、かも。

 10日(日)、本2冊を購入。

 「日本映画[監督・俳優]論」(萩原健一・絓秀実/ワニブックス【PLUS】新書)
 「特撮円谷組 ゴジラと、東宝特撮にかけた青春」(東宝ゴジラ会/洋泉社)

 積読本が増えてばかりいるというのに図書館から本2冊を借りる。前回期限内に読了できなかった2冊とともに。

 「役者六十年」(小林桂樹 聞き手・中山敬三/中日新聞社)
 「イノセント・ゲリラの祝祭」(海堂尊/宝島社)

 この本を読んだら、積読本を読破する。
 誓います。
 
          * * *

 ●携帯電話に関する車内アナウンスについて考える 2005/04/23

「優先席付近では電源をお切りくださいますよう、ご協力をお願いいたします。それ以外ではマナーモードに設定の上、通話はご遠慮ください」
 JRの車内で毎日のように聞くアナウンス、その後半部分が気になってしかたない。
 どうしてこんなまわりくどい言い方をするのか。「マナーモードにしてメールだけ行なってください」でいいではないか。まあ、インターネットの閲覧、ゲーム等ほかにもできることはあるけれど。
 そういう文言にすると、JR側でメール等の行為を積極的に推進していることになるからか。本当はすべて禁止したいのだが、現実的な対応として通話以外は黙認しよう、というところだろうか。
 いくら車内でアナウンスしようが、着信メロディはいたるところで鳴っている。受けた人は人で「今、電車だから」と言いながら長電話にこうじている。アナウンスの後でも平然と電話する人もいる。マナーも何もあったものではない。
 思うに、大部分の人は車内はもちろんのこと、どこだって携帯電話の使用が当たり前と考えているのではないだろうか。
「なぜ電車内で携帯使っちゃいけねぇんだ?」
「どうやって時間つぶすのさ?」 
「ペースメーカーに支障をきたすたって、誰かが死んだなんてニュース聞いたことないぜ」
「携帯電話、迷惑じゃないもん。嫌な顔するほうがおかしいのよ」
 若者だけを非難することはできない。いい年齢した男女だって同じ。仕事の用件だったらさも当然のように大声をだす。
 マナーは守られるもの、なんていう性善説はやめにして、人は電車(公共施設)で電話するものであるという考えを徹底させませんか。
 携帯電話が禁止されているところはもう建物自体電波をシャットアウトしてしまう。喫煙場所のように携帯電話通話エリアみたいなところを作り、そこだけ電波がつながるようにすればいい。
 電車だったら、携帯電話専用車輌を作る。痴漢対策の女性専用車輌があるくらいなんだからわけはない。この専用車輌内なら着信音が鳴り響こうが大声で話そうが、すべてOK。その代わり、ほかの車輌では携帯は絶対禁止。電波が届かないようにする。
 利用者数によっては逆に携帯電話禁止車輌を作ってもいいかもしれない。携帯使えないとその車両だけだいぶ乗客が減るんじゃいかな。
 静かでいつもすいている。私はそんな車輌で読書にいそしむ。疲れていたら寝る。なんて快適空間なんだ! 考えただけでもうれしくなります。
 JRおよび私鉄各社さん、どうか検討していただけませんか。


 ●きすうほんのう 2005/05/15

 帰宅途中の京浜東北線。
 ドア近くにいた4、5人の若いサラリーマンが騒いでいた。その中の一人が言った。
「それは、きすうほんのうが……」
 きすうほんのう?
 一瞬、何のことかわからなかった。
 頭の中で漢字を並べてみた。
 帰巣本能。
 それをいうなら〈きそうほんのう〉だろう。
 いや、きすうだったっけ? 
 今すぐ辞書で調べたい。でもない。ああ、気になる。電子手帳なんて持っていないし。
 閃いた。
 電車の中で携帯電話を取り出すのは抵抗ある。メールをパコパコするのはもっと恥ずかしい。おまけに両隣がメール打ちに夢中なのだ。3人そろって右手に携帯姿なんて赤面ものだ。
 でも仕方ない。
 携帯をメールモードにして、きそうほんのうと打って、変換したら「帰巣本能」と出た。
 やっぱり。
 胸のつかえがとれた。
 別の意味で携帯電話のありがたさが身にしみた。




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プロフィール

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Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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