自伝「ショーケン」(講談社)の出版以降、ショーケンのメディアへの露出がじわりじわりと増えてきた。
 肝腎の映像作品は「TAJOMARU」の次に予定されていた「ナオミ」がポシャってしまったらしいが、ライブ活動(「ANGEL OR DEVIL」)が今年1月に引き続き今秋も開催されている。前回と違ってほとんどライブなのに〈トーク&ミニライブ〉と銘打っているのはフルバンドでないことのエクスキューズなのか。
 9月の横浜(関内ホール)に始まって、名古屋、大阪。ラストは東京(なかのZERO)。

 関内ホールのライブはツアー(?)の最初ということもあったのか、まとまりに欠けていた。シッチャカメッチャカ。この表現が正しいかどうかわからないけれど、それが率直な感想。ショーケンとスタッフの意思の疎通がうまくいっていなかったような気がする。一番前の席(の端の方)だったので、始終ソデ(のスタッフ)に向かって指示しているショーケンの表情を目の当たりにして苦笑いするしかなかった。イライラ感が伝わってくる。声の状態にも一喜一憂。

 ……ああ、書いちゃった。
 新しい発見もあった。ギターの長井ちえ。女キース・リチャーズって感じで実に堂々としていてかっこよかった。
 その後の名古屋、大阪は良くて「横浜は何だったのか?」なんていう感想もあるので、東京のラストライブに期待している。

 CM出演には驚いた。サントリーのウィスキー山崎。「TAJOMARU」の主役、小栗旬と共演している。まだ一度しか見たことがないが、ショーケンらしくて大変うれしい。

 雑誌へも頻繁に登場している。時代の証言者としての役割が大きい。つまり「ショーケン」に綴られた70~90年代の映画、TV作品への関わりに言及しているインタビューが多いように思う。
 「映画秘宝」5月号では「神代辰巳を語る」と題して取材されていた。12,000字のロングインタビュー。
 先々週あたりのTV番組雑誌(雑誌名失念!)では主にNHK大河ドラマ「元禄繚乱」について。インタビュアーがペリー荻野だった。もっともっと訊いてもらいたかった!

 「ショーケン」に影響を受けた思われる本が出版された。
 「日本映画[監督・俳優]論」だ。

 この項続く




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No title
きったーー

何だかずうっと焦らされてた気分でございます(笑)。

いやホント、名古屋大阪は、まず声がかなりよかったというのが大きいとは思います。

ナオミ、先だってのサイン会で、「まだ生きている」と発言されたとの事。女優を探しているのですって。
仕切りなおしてるのでしょうね。
showken-fun  さん
「日本映画[監督・俳優]論」は結局1日で読了してしまったんですね。書きたいことがいっぱいあって、11月の読書/備忘録まで待ちきれないもので(笑)。
関内ホールのライブは、最初からレビューを書く気がなかったのですが、こうなると触れないわけにはいかない。嘘はつきたくないし。
続きは今日、と言いたいところですが、今晩はとある映画イベントがあるもので、たぶん更新はできないのではないかと……。
映画の方は、なんとか形になってほしいものです。

ちなみに「ナオミ」日活ロマンポルノにあるの知ってましたよ。確か「羅生門」(「藪の中」)もタイトル変えてあったんじゃないかったかな?
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プロフィール

kei

Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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