一昨日(20日)は紙ふうせんリサイタルだった。
 詳しくは後日に記すが、終了後FCの懇親会。今回はFCメンバー以外も参加していて、彼らと話をすることで思わぬ収穫があった。これまた後日に。

 二次会は、有志とカラオケ。「2時間だったら5時までコースの方がお徳ですよ」ということで、夜中の1時には一人になった。皆さんホテルに帰りましたので。金のない僕はネットカフェをやめてそのまま居座ることにしたわけで。
 2時間ばかりワンマンショー。DAMはショーケンのナンバーが少なくて、斉藤和義「幸福な朝食 退屈な夕食」「ずっと好きだった」、真心ブラザーズ「拝啓、ジョン・レノン」「エンドレスサマーヌード」、韓国語の「24,000回のキッス」、フランス語風「シェリーにくちづけ」等々。それなりにネタの練習しているんです。モノになんないけれど。
 3時から一眠りして、5時に外に出た。
 ほんとに財布に金がなくて、FKでバーガーセットを食べて、梅田の街を徘徊。駅に戻るとみどりの窓口が開いていたので、カードで新幹線のチケットを購入してすぐに帰ってきた。午前中には自宅にいた。

 晩に疲れがやってきた。
 22時にもう寝ていた。
 朝方夢を見た。なぜか僕は営業マンである会社を訪ねるのだが、ちょっと小をもよおしてトイレに行く。個室に入っておしっこするとこれが長い。ずっとしている。1分、5分、10分……。便器からあふれだし個室はびしょびしょ。驚いたが何もなかったように外で出る。ある方に営業に来たことを告げていると、怒り顔の男が二人。乱れた心を落ち着かせて僕は問う。「トイレのことですか?」
「そうです!」
 いったいどうなるんだろう、俺?

 そこで目が覚めた。夢の中でおしっこしても何の開放感もない。あったらオネショしてますから。トイレの夢をみるときはほんと、考えられないシチュエーションなのだ。全裸だったり、大の方をしているのに、まわりに丸見えだったり。

 それで思い出したことがある。あのとき監視カメラで録画されていたのではなかったか? 

     ◇

 ●鮫洲の試験場は遠かった! 2006/05/07

 大学3年の夏休み、帰省中に自動車学校に通った。
 住民票を移していたので筆記試験は東京で受けなければならない。ところが鮫洲の試験場なんて行ったことがなかった。いったいどこにあるのか? 幸い映画サークルの後輩が少し前に試験を受けていた。
「鮫洲の駅を降りたら試験場に向かう集団ができるので、そのあとをついていけば簡単ですよ」
 当日、改札を出て、そのまま流れる人の群れの一番うしろに続いた。頭の中は試験のことでいっぱい。ほかのことは何も考えられなかった。
 気がつくと目の前に下駄箱があった。あたりを見回すと下駄箱だらけだ。玄関に到着したのだった。皆、当然のようにそれぞれの箱から上履きを取り出している。
「へぇ、今時の試験場というのは上履きまで用意しているのか」
 感心しながらどの上履きにしようか思案していた。
 肩を叩かれた。振り向くと若い男性だった。
「あの~、ここ××高校ですけど。鮫洲の試験場と間違われていませんか?」


 ●迎賓館 汚すべからず 2006/05/08

 空の蒼さが目に沁みる日はきまって寒さが身にしみる。トイレが異常に近くなるのだ。一時間に一回、ひどいときは30分ごとにトイレに駆け込まなければならない。
 あれは25歳のとき、CF制作会社に入社して二年目、底冷えのする冬のある日のことだった。
 早朝から上司であるプロデューサーのS氏と新作CMのロケハンに出かけた。表参道から銀座方面に歩きながらロケに適した街角を探す。
 案の定、青山あたりでもよおしてきた。近くにトイレは見当たらない。
 まだ大丈夫。我慢できる。もう少し歩いてみよう。
 迎賓館まで来てしまった。ちょっとやばい。夢中でトイレを探したが……ない。あわてた。あせった。泣きたくなった。
「立ちションすれば?」
 S氏は言うのだが、迎賓館のまん前でそんなはしたない行為はできない。〈日本の恥〉という文字が頭に浮かんだ。
 S氏はしょうがねぇなァという顔をしながら「この先に知っているビルがあるから」。
 下半身にリキ入れて三歩進んでみた。甘かった。膀胱はパンパン。わずかな振動でも漏れそうだった。脇を車が猛スピードで走りすぎる。うっ。空を見上げた。深呼吸ひとつ。
 目的のビルにたどり着いた。震えが止まらない。先っぽがちょっと濡れた。エレベータが開く。S氏と乗り込んだ。トイレのある7階を押す。目の前が白くはじけた。
「Sさん、もうダメ!」
 上昇する箱の隅に移動し、社会の窓を全開、思いっきり放尿した。
「人が乗ってきたらどうすんだ?!」
 S氏が叫ぶが、知ったこっちゃない。快感が全身を包んでいる。
 突然3階で止まった。誰かが乗ってくる? 放尿は続いている! ドアが開いた。突然S氏が両手を乱暴に振り回しながらわめきだした。
「■※▽$●%□&◎#!!」
 すばやく閉の釦が押される。
 7階に到着した。何事もなかったように降りると二人は非常階段から逃げ出したのだった。




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Comment
やっとあった。
超久しぶりだけど相変わらずあたしと共通項がないなあなんにも、と思ったらありました。トイレの夢のありえないシチュエーションが一緒。
ところでちょっとお願いがあるので近々ゴハンにでも誘ってくださいな。
さて、あたしを思い出すのに何日かかるかな?(^^)
No title
削除しようと思って、もしかしたら

浦和のあの人?

違うか…
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新井啓介
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まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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