昨日は映画の日。地元シネコンでレイトショーを楽しんだ。

 映画は「SP 野望篇」。TVではドラマはもちろんのこと、カメラワークにしびれていたにもかかわらず、映画になると期待はずれの場合が多い。「ケイゾク」「ハゲタカ」がそうだった。そういう意味では満足できた。

 冒頭のアクション、トラックシーンは「マトリックス リローレッド」の応用ですな。なかなかの出来だが、スタジオでのグリーンバック撮影と実写の合成がわかってしまうのは残念。
 後半の展開に疑問符が生じる。ハラハラドキドキ感とは別に。

 今日は、退社後、荻窪で開催されている展覧会にいくつもりだった。シネコンからの帰りに風邪をひいたのか、朝目が覚めたら喉が痛い。ちょっと熱がある。というわけで、早々に帰宅した。もう寝ます。

 mixiでは、レビューという形ではなく、映画の思い出話をよくしていました。


     ◇

 ●THE RING vs. リング 2005/06/21

 先週、TVで「THE RING」が放映された。「リング」のハリウッドリメイク版。劇場にも行かず、ビデオも借りずじまい。初めての鑑賞となったのだが、いやホント、オリジナル版をそのままアメリカ映画にしたって感じだった。だからだろうか、恐怖は半減していたように思う。

 「リング」といえば、今ではまず誰でも映画をイメージするだろう。貞子のキャラクターも確立されて映画を離れて一人歩きしている感がある。原作では貞子が男であることなんてほとんど忘れ去られている。(睾丸性うんたらかんらという症候群で、見た目は絶世の美女という設定)

 ホラー小説「リング」(鈴木光司/角川書店)はその怖さが口こみで広がっていき評判になった。噂を聞いて、ホラー好きでもない私が図書館で借りてきたくらいなのだから。読んでみて、確かにラストに驚愕した。
 今、当時の日記をあたったら〈主人公の二人が消されてしまった〈おまじない〉を探しだすまではあまりにもご都合主義って感じ〉とそっけない。

 続けてフジテレビのスペシャルドラマのビデオを借りてきて観ている。
 小説世界をうまくドラマ化しているけれど、期待したほどではなかった。主人公夫婦に息子がいないから、おまじないを探して悪戦苦闘する主人公の心情がいまいち響いてこなかった。

 映画化された「リング」はよく出来ていた。原作を読んでいるにもかかわらず、何度も震え上がった。オリジナルのアイディアが効いていた。
 映画と原作の比較、分析は「まぐま」で「小説と映画のあいだに」の第1回めに書いているので、ここでは省く。

 以前TVで「リング」を観た際に思ったことは、ブレイク前の若手女優が顔を揃えていることだった。
 松嶋菜々子、中谷美紀、竹内結子……
 中田監督に一度アイドル映画を撮らせたら面白いかも、と思ったのですがね。


 ●リングvs.らせん 2005/06/24

 映画「リング」&「らせん」は大ヒットしたが、話題にのぼるのは「リング」ばかり。続編が作られ、ハリウッドでリメイクされているうちに「らせん」は忘れ去られてしまったようだ。
 個人的には「らせん」の方が好みなのだ。(触れることによって)人の心が読める中谷美紀がよかった。主人公が彼女に手を触れようとして、ふっと身をよけるシーンが印象的だった。超能力者の孤独がよくでていた。

 小説はというと、「リング」の後、続けて図書館から借りて読んだ。
 1996年の日記、9月19日にこう記している。

     ◇
「リング」の後日談。妻子を守るために悪魔に魂を売った前作主人公は妻子に死なれ、瀕死の重傷を負い、物語の途中であっけなく死んでしまう。
「エイリアン2」に対する「エイリアン3」みたいなみもふたもない展開で、前作のあの活躍は一体何だったのか。
     ◇

 印象はよくなかった。
 それより映画ではどうだったのか。「リング」のヒロインと息子は関係していたのだっけ? 肝心のストーリーをすっかり忘れている。
 中谷美紀しか印象にないのであった……




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新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町のブックカフェ二十世紀で働いています。さまざまなイベントを企画、開催していますので、興味あれば一度覗いてみてください。

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