先週の日曜(5日)、吉祥寺の前進座劇場で「歓喜(よろこび)の歌」を観劇した。町田正則さんから連絡があったのだ。面白い芝居なのでぜひ観てほしいと。連絡いただければ必ず行きますから、といつも言っているのに、町田さん、連絡忘れるんですよねぇ。
 面白い芝居だった。声優プロダクション、ぷろだくしょんバオバブの公演だから、目を閉じて台詞を聞いているとまるでアニメか洋画なんだから。
 
 芝居のあと、荻窪へ。喫茶「6次元」で二井さんの書き文字展「ミニミニ映画祭」を開催していて伺った次第。

 東京駅で31日の大阪行きハイウェイバスのチケットを購入。昼間のバスでゆっくりのんびり行こうと考えている。もちろんカードを使用。

 本日は午後図書館へ。本4冊、DVD3巻借りてくる。

 『幕末時代劇、「主役」たちの真実』(一坂太郎/講談社+α新書)
 「バカボンのパパよりバカなパパ」(赤塚りえ子/徳間書店)
 「贋作・盗作 音楽夜話」(玉木宏樹/北辰堂出版)
 「映画脚本家 笠原和夫 昭和の劇」(笠原和夫・荒井晴彦・絓秀実/太田出版)

 「眠狂四郎殺法帖」(監督:田中徳三)
 「私を野球につれてって」(監督:バスビー・バークレー)
 「バック・トゥ・ザ・フィーチャー」(監督:ロバート・ゼメキス)

          * * *

 読書録、忘れていたわけではないが、9月分から更新していなかった。今月、できるところまで綴るつもり。

 
2010/09/01

 「ナイチンゲールの沈黙」(海堂尊/宝島社)

 「チーム・バチスタの栄光」に続く田口・白鳥コンビシリーズ第2弾。映画の第2弾は「ジェネラル・ルージュの凱旋」だが、小説ではその前に「ナイチンゲールの沈黙」があるのだ。確かフジテレビで「チーム・バチスタ」シリーズ第2弾としてドラマ化されたのではないか。
 なぜ、「ジェネラル・ルージュの凱旋」が映画化されたのか。映画レビューでその理由を〈ドクターヘリは話題もホット、絵的にも十分サマになる。〉と書いたが、小説を読んでわかった。映像化に適していない題材なのだ。歌がストーリーの重要なモチーフになる。その歌も、歌唱も観客に納得させなければならない。これは難しい。伝説の歌姫の存在とか、歌の上手さとか。実際ミステリの核(?)となる部分に、本当にそんなことがありえるのかと思った。
 白鳥の大学時代の同級生で警察庁警視正の加納達也の登場が興味深い。
 

2010/09/03

 「曽根幸明の昭和芸能放浪記 昭和の夢は夜ひらく」(曽根幸明/廣済堂出版)

 もうずいぶん昔、90年代だったか、80年代だったか、変な深夜番組があった。音楽番組なのだが、その1コーナーで本書の著者、曽根幸明が有名な海外のポップスをみな演歌にしてしまうのである。あれは面白かった!
 「夢は夜ひらく」の作曲者だったとは。
 

2010/09/06

 「十代目金原亭馬生 ――噺と酒と江戸の粋」(石井徹也・編著/小学館)

 生前の馬生にはまったく興味がなかった。女優池波志乃の父親というくらいの認識。志ん朝の口調、口跡はたまらなく好きだったのに。亡くなったとき、享年を知って驚いた。そんなに若かったのか! と。
 今、聴けば味を感じるのか。
 

2010/09/09

 「ロードショーが待ち遠しい 早川龍雄氏の華麗な映画宣伝術」(藤森益弘/文藝春秋)

 小林信彦「黒澤明という時代」が「本の話」に連載されていてときに、一緒に楽しみにしていた。連載の途中から読み始めたので、一冊にまとまったら必ず読もうと思っていた。
 ワーナー・ブラザーズで長年宣伝活動に携わっていた早川龍雄氏。もちろん、この連載を読むまでまったく知らなかった。とはいえ、扱った映画はお馴染みだし、その新聞広告はよく覚えている。
 70年代の映画が懐かしい。表紙の写真でも伺える「エクソシスト」の大ヒット。はっきりと覚えている。女の子と初めて観た映画でもある。それも前橋まで出かけて行ったのだ。同級生の女の子と一緒に観た映画。初めての経験だった。

 この項続く

 


関連記事
スポンサーサイト
NEXT Entry
2010年 9月の読書 ~備忘録として その2
NEW Topics
告知ページ
 「グリーンマイル」 ~映画を観て原作をあたる
 「雨あがる」「ボイスレター」 「スペーストラベラーズ」「ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer」 「DEAD OR ALIVE 犯罪者」 ~ある日の夕景工房から
「シュリ」「海の上のピアニスト」「新選組」「ストーリー・オブ・ラブ」 ~ある日の夕景工房から
「天国と地獄」「どん底」 ~ある日の夕景工房から
「赤ひげ」「御法度」 ~ある日の夕景工房から
「ワイルド・ワイルド・ウエスト」「リトル・ヴォイス」「黒い家」 ~ある日の夕景工房から
1分間スピーチ #19 マスコミの悪意について
「双生児 ~GEMINI~」「秘密」「皆月」 ~ある日の夕景工房から
NHK「ファミリーヒストリー」は8月18日(金)に放送されます!
Comment
今年一年、枕元はヤクザ映画関連の本の山に囲まれてて、頂上はいつも笠原和夫の『昭和の劇』です。見た映画・見てない映画、どちらについてのページも全ておもしろくてたまりません。ずいぶん腕が鍛えられました。
ペギラが来た、ではなくてペギミンHさん
今観たい映画は「県警対組織暴力」でしょうか?
それから高倉健と池部良の関係が一番色濃くでて印象的な任侠映画。
映画観ていないくせに笠原和夫の本はけっこう読んでます。
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

kei

Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード

Page Top