寒中お見舞い申し上げます。
 昨年3月義父が逝去(享年78)したため、新年の挨拶を失礼させていただきました。

 母のときと同じように、喪中ハガキは出さず、寒中見舞いで対応。本日発送した。

 正月は帰省もせず、ずっと家にいた。
 いや、4日は外出した。今年大学4年になる娘が寮生活を始めるので、クルマを借りて荷物を運んだ。川口からさいたま(旧浦和)なので、6時間あれば3往復はできる、それで終了と思いきや、足りなくなって2時間延長。家電の買い物もあったりしてもう1時間。9時間使い切った。クルマ返却後、鮨屋で乾杯。家族3人の外食は久しぶりだ。
 この件については項を改めて。

          * * *

 大晦日、紙ふうせん企画のカウントダウンライブがあった。場所は神戸の〈JAZZ&COFFEE JamJam〉。昨年5月にシークレットライブが行われたジャズ喫茶だ。開演が21時だから、日中(11時40分東京駅八重洲口発)のハイウェイバスを利用することにした。料金は6,000円。なるべく交通費を浮かしたいという魂胆だ。19時30分に大阪に到着予定。そこからJRで元町まで一本で行ける。開演時間には十分間に合う。

 11時に東京駅に着いて、まず駅構内で昼食の弁当を買った。まい泉のとんかつ弁当。外に出てから500mlのビール。カキPは前日に買ってある。
 席は2階の一番後ろ、3列ある席の一番右の窓際だ。残りの2席に同世代の男女(夫婦?)が座った。
 バスは定時に出発した。

 首都高はかなり渋滞していた。12時を過ぎたのを確認して弁当を取り出す。渋滞は東名に入ってもなおも続く。おいおい、ちゃんと時間どおりに大阪に着くのかいな。心配しても仕方ない。昼食のあとはビールを呑みながら読書にいそしんだ。いつのまにかバスは普通に走っている。

 14時、最初の休憩所に到着した。ごみを捨てトイレに寄ってからバスに戻る。20分の休憩ということだったが、時間になっても出発しない。
 やがて係員がやってきて、乗客にこう告げた。
「この先、降雪のため通行止めとなっております。復旧の見通しがつかないため、このまま東京駅に戻ることにしました」
 何だって!
 そういえば、天気予報では関西地方に雪のマークがついていたような気がする。それにしたって、出発前にわからなかったのか。昼頃に雪が降り出して、2時間あまりで通行止め。どれだけの降雪なのか。まったく、もう!
「東京駅に到着するのは何時になりますか?」
 係員に訊くと歯切れが悪い。「道が混んでいますからねぇ、18時前後でしょうか」
 冗談じゃない、それから新幹線に乗ったら、ライブ開始に間に合わなくなってしまう。
 FJ'Sライブに引き続き、jamjamカウントダウンライブも諦めろというのか。泣きたくなった。

 バスは御殿場でUターン。一般道で信号待ちしていたときの看板に「小田原」の表示が見えた。緊急を要する人は小田原駅で降ろすという選択肢があってもいいのに。
 とにかく早く新幹線に乗りたい。17時台だったら単純計算でなんとか開演時間に間に合いそうなので。

 幸運なことにバスは17時過ぎに東京駅に到着した。料金の払い戻しは明日以降でも可能と聞いて、新幹線の切符売り場に直行した。17時台ならなんとか開演に間に合う……
 とんでもなく長い行列に面食らった。
 思えば、年末、それも大晦日の東京駅の混雑ぶりなんて見たことがなかった。だいたいこの日は、年始の買出しで地元川口そごうの地下の食品売場に行くくらい。
 新幹線の切符売場も、いつもなら待つとして一人か二人。それがどうだ、人人人の列。自分の番が来るまでどのくらい待てばいいのか……

 窓口も全開にしているためか、かなり早く自分の番が来た。17時50分博多行き〈のぞみ59号〉、新神戸までの指定席が購入できた。これだと新神戸に20時41分に着く。そこから地下鉄で三ノ宮、JRに乗り換えて一つ目の元町。何とか間に合いそうだ。遅れたとしても10分程度か。
 発車してからアナウンスが流れた。「米原近辺は雪のため徐行運転を行っています。このため、10分ほどの遅れが生じています」
 結局、20分弱の遅れで新神戸に到着した。ホームを走り、階段を走り、地下鉄へ。三ノ宮でも走ってJRのホームへ。

 21時25分元町駅着。駅前は静かだった。通りを抜けて〈JAZZ&COFFEE JamJam〉に向かう。
 看板が見えてきた。ああ、やっと着いた。安堵のため息をひとつ。地下に降りる。ドアを開けた。受付のNマネージャーが笑顔で迎えてくれた。中では後藤さんがHaruを紹介しているところだ。後藤さんが僕に気づく。
「たった今、東京からお客さんがやってきてくれました」
 拍手喝采……

 30分の遅刻で、ライブに参加できた。
 めでたし、めでたし。



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Comment
No title
今年も宜しくお願いします。
なかなかレポートが出てこないのでヤキモキしてました。この慌ただしさは普通では味わえないものですから(笑) でもよく30分ぐらいの遅れで着きましたね、keiさんも持っていますね!
このまま・・ で終らないですよね~  出だしがドタバタしたんですから  楽しみにしてます
ジンギスカン さん
こちらこそよろしくお願いします。
寒中見舞いまだ届いていないですよね(笑)。

ライブレポートはもう少しお待ちください。
新趣向を考えていまして。

カウントダウン前の曲は「冬が来る前に」だったんですけど、24時10秒前になるまで何度もサビを合唱しましてね、その歌詞が……もう言えません。
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。
keiさん、どうも、るねです。
地元前橋SNSで『赤い花白い花』を前橋のテーマソングにしようとするコミュが発足していました。
主催はアマチュアのジャズピアニストの男性です。
『赤い花白い花』は紙ふうせんが赤い鳥時代から歌ってきた曲ですものね。
自分もコミュに入っていろいろと調べてもいます。今度作者の中林ミエさんともお会いできるかも知れません。
るね さん
本年によろしくお願いします。

05年に伊勢崎で開催された紙ふうせんトーク&ライブに中林ミエさんがいらっしゃって、花束を贈呈していました。前日に初めてお会いになったんですってね。
http://hwbb.gyao.ne.jp/k-suke-pg/movie0511.html

私は、その後、東京の某所で開催された中林さん母娘の展覧会にお邪魔して、お話ししたことがあります。何しろ太田出身の方ですからね。太田嫌いらしいけれど(前橋が大好きだと)。

年末のライブ後、髭面の私を見て、後藤さんが一言。
「ムスタキに似ている」

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プロフィール

kei

Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町のブックカフェ二十世紀で働いています。さまざまなイベントを企画、開催していますので、興味あれば一度覗いてみてください。

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