本日「シネマDEりんりん」だった。
 ゲストは先週22日(土)に公開されたドキュメンタリー「YOYOTYU SEXと代々木忠の世界」の監督石岡正人氏。アダルトビデオをキネコ(ビデオのフィルム化)にして映画になった「ザ・オナニー」シリーズの斉藤京子篇を観て衝撃を受けた者としては、そりゃ、もう、の世界。うふふふ。

          * * *

2010/12/31

 「JamJamカウントダウンライブ」(JAZZ&COFFEE JamJam)

 承前

●Haru

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すぎたじゅんじ さん
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田中賢さん

二人合わせて Haru

 二番手は男性デュオのHaru。すぎたじゅんじさんと田中賢さんのコンビだ。すぎたさんは紙ふうせんのバックサポートでギターとコーラスを担当している。
「冬なのにハル!」
 ステージの2人に客席から声がかかった。定番のダジャレですね。

「待ってました、ベリーちゃん!」
 それはハル・ベリー。ハリウッド女優で、「チョコレート」でアカデミー主演女優賞を、「キャット・ウーマン」でゴールデンラズベリー女優賞を受賞した。私、大好きです。ちなみにラズベリー賞って、その年の最低映画に贈られる賞です。日本にもこの賞に倣って「きいちご賞」というのができました。

「よぉ、9000!」
 それはHALだって。「2001年 宇宙の旅」に登場するコンピュータ、HAL9000。子ども時代、思えばはるか遠い未来だった〈2001年〉が一昔前になってしまったのだ。「2001年 宇宙の旅」の続編(小説&映画)「2010年 宇宙の旅」の〈2010年〉ですら、もう少しで過去になってしまうのだからなんとも感慨深い。

 何度か書いているが、すぎたさんは後藤さんの大学(京都外国語大学)の後輩(二世代ぐらい下?)で、後藤さんが創設したフォークソング同好会(正式名称ではない)のメンバーだった。何かの機会ですぎたさんのライブを見た後藤さんが声をかけてプロの道に入ったという話を聞いたことがある。後藤さん、たぶんすぎたさんの声に惹かれたのではないか。
 田中さんは「俺たちの旅」のおめだ役で人気を博した……それは田中健! だいたい田中賢の賢って〈まさる〉と読むのです。今、調べていてわかったのですが。

 田中さんの歌声を聴いたのはずいぶん久しぶりだ。90年代に紙ふうせんが開催していたクリスマスコンサート(今はなき六甲オリエンタルホテルを貸切にして、宿泊とディナーをセットにしたユニークな内容だった)二回目のとき、前座をこの2人がつとめたのである。あのときは振替休日というグループ名だった。僕がまだ30代だったのだから、2人は花の20代。若かったなあ。
 ただ、恥ずかしい話だが、歌ったということしか覚えていない。すぎたさんがギターを弾いていた。でも田中さんはピアノだったのだろうか。

 ギターを持った田中さんの横に手ぶらのすぎたさんが並べば、和製サイモン&ガーファンクルになるのに。
 四捨五入すれば20年ぶりに目にする、耳にするライブ。イメージと違って、とても力強い歌に圧倒される思いだった。デュオというより、それぞれの個性がはっきりでているスタイル。ソロ+ソロという感じで、2人を結びつけるのがハーモニー。

 君のそばで息をしよう/コインの裏側/情熱/嘘は簡単/僕を救ってくれたのは


 この項続く




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Comment
No title
Haruさんのステージは19年1月にFC新年総会にお邪魔した次の日、ジローさんから誘われてミュージック甲子園を見に行った時です。田中さんも個性のあるかたですね! 「俺たちの旅」といえば、BSで再放送されているのを偶然見ながら自分の学生時代とダブらせながら見ています。小椋桂がブレークした頃でずいぶん理屈ぽい歌詞を書く人だな~が第一印象としてありました。
keiさん今回の企画 OKですよ 趣向があって Good
ですよ(笑)えとうさんお酒に酔って、最後のほうは絵も曲がってないんでしょうか?
ジンギスカン さん
返信遅くなって申し訳ありません。
ここんとこホント、忙しくなって。
それもあるんですが、実は「映像と活字をめぐる冒険」の編集作業に没頭していることも要因です。

ミュージック甲子園、Haruは優勝してことあるんですよね。
かぼちゃ商店街、今はどうなっているのでしょうか?
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プロフィール

kei

Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町のブックカフェ二十世紀で働いています。さまざまなイベントを企画、開催していますので、興味あれば一度覗いてみてください。

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