ブログを途中まで書いていた。東日本大地震が起きて続きを書く気がしなくなった。
 2週間経って、再開しようと思う。

          * * *

 先週、4日(金)はSHIBUYA-AXへ。

 このホールの存在を知ったのは2003年。ショーケンが13年ぶりに開催したコンサート「Enter The Panther」の最初の会場がここだった。僕は渋谷公会堂を選択してこのホールには行かなかったが、客がスタンディングでライブを鑑賞するホールとインプットされたわけだ。

 そんなホールを初めて訪れた。POLYSICSというグループのライブがあるというので。POLYSICS。ポリシックスと発音するのだろうか。ウィキペディアにはニュー・ウェーブ・ロックバンドとある。男2+女1のメンバー。まったく知らないバンドである。じゃあ、なぜライブに足を運んだのか。娘に頼まれたからだ。

 今年になってから寮生活をはじめた娘から先週1日(月)にメールがあった。
「お父さん、4日の夕方、渋谷に来られる?」
 夜遅かったので返信しなかった。翌日になったらまた同じ文面のメールがきた。すぐに娘に電話した。「いったい4日渋谷で何があるんだ?」
 わかったのは、4日にSHIBUYA-AXでPOLYSICSのライブがあること、友だちが行けなくなって、チケット2枚余ってしまう、使用しないのはもったいないと思っていること。
「だからね、お父さんに来てもらいたいなあと思って」
 ぴんときた。「チケットを買えってこと?」
「そう!!」
「もう一枚はどうするの? お母さんを誘うつもり?」
「だって、お母さん、九州じゃない」
 父親の一周忌のため前日(3日)から帰省するのを忘れていた。もう一枚買って、誰か友人を誘おうかと思ったが、やめた。だいたいどんなライブなのかもわからない。苦痛を与えるだけのバンドだと申し訳ない。終わってから飲みにいくと余計な出費がかかる。だいたい早く帰ってやらないと、猫の世話があるのだ。やはり一人で参加しよう。

 18時ジャストに退社して京浜急行で品川に向かっていると、娘のメールが入った。
「今、渋谷駅近くのマックにいるけれど、もし場所がわからなければ待ち合わせする?」
 すばやく返信。
「今、会社出たところだから、一人で行く」
「わかった、近くに来たらメールください」

 何とか、19時前に会場に着いた。
 入口で娘からチケットをもらう。金を払おうとしたら、バックをロッカーに閉まっているので財布がない、終演後でいいからと言われた。
 列の最後に並んで会場の中に入った。特典でオリジナル軍手をもらった。いつもいくコンサートと違って観客が若い!

 この項続く




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kei

Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町のブックカフェ二十世紀で働いています。さまざまなイベントを企画、開催していますので、興味あれば一度覗いてみてください。

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