先週、15日(金)は有休をとった。半年に一度の眼科検診のため。黄斑変性の進行は特に認められなかった。それはよかったのだが、検査のために点眼薬で瞳孔が開かれ、眼が真っ赤になった。涙はでるわ目やにはでるわ、もう大変。いつもこんなにひどかったっけ? 
 夕方下北沢へ。偶数月15日の恒例「談四楼独演会」だ。マスクした上真っ赤な眼をしているので常連さんが驚いて訊いてくる。
「どうしたの? 花粉症?」
 マスクは確かに花粉症が要因だ。今年はひどいめにあっている。数年前から眼がかゆいなどちょっとした症状はでていたが、長いこと花粉症を知らずにきた。それが今年、鼻がつまって息ができなくなったと思ったら、今度は鼻水が止まらずティッシュが手放せなくなって、なんて毎日の繰り返し。市販の薬を飲んでマスクすると症状は治まるので何とかやっている次第。ということは眼が赤いのも花粉症が影響しているのだろうか? 独演会については項を改めて。

 17日はサムライシアター新宿へ足を伸ばす。移転のため閉鎖されるシアターへ感謝を込めて「ありがとう! サムライシアター新宿」と銘打つイベントが開催されたのだ。シネりんいつものメンバー20名弱が集った。
 19時スタートのイベントはしばらく飲み食い歓談をしてから、メインの上映会へ。K氏の特別編集による古今東西の名画のラストシーンだけを集めた特別プログラム。約1時間。通常シアター内への飲食持込は禁止されているが、最後ということでドリンクOK。皆、階下の懇親会場からビールやワイン、焼酎等を持ち込んで一杯やりながらの鑑賞と相成った。

 作品のセレクト、並べ方に工夫があって大いに盛り上がった。楽しかった。至福の1時間。50年代~80年代(90年代もあったか?)の映画の中で、個人的に70年代の映画(洋画)への思い入れが強いことがわかる。 
 ラストシーンだけでも涙がでてくるものもあって困った。まあ、花粉症で始終ティッシュ代わりのハンカチを離せなかったので、誰も僕が感極まって涙流してるなんて気がつかなかっただろうけれど。
 
 ラストシーン特集の前には発掘!お宝映像と称して懐かしいビデオを上映した。中でもメンバーのある方が勤めていたという「新宿ロマン」の閉館を取材したTVニュース特集は資料価値が高い。皆魅入っていた。若かりし頃のメンバーを拝見するだけだったのに。この劇場、僕は足を運んだことがあるのかどうか。たぶんなかったと思う。
 ニュース映像を観ながら、シネりん顧問の一人Fさんが言う。「TV局は閉鎖とかなくなるってことになると、残念がって取材にくるんだ、それまではまるで関心がなかったくせに」

 ニュース映像のほとんどがフジテレビのもの。閉館に関してはフジテレビが積極的に取材していたという。夕方のニュース番組のキャスターは逸見政孝と安藤優子のコンビ。安藤優子は今とほとんど印象が変わらない。安藤さんはうちのかみサンと同い歳。そういえば、当時、TVで安藤さんを見るたびに驚いていたっけ。××ていたんですね、安藤さん。
 レポーターの男性アナウンサーがかけていたアラレちゃん眼鏡。当時大流行した。何を隠そう僕もかけていた。ちょうどコンタクトで眼を傷つけ、眼鏡を愛用していた頃だ。
 それにしても女性キャスターたちが着用している80年代ファッション、以前にも書いたけれどやはりヘンだ。




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Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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