昨日は映画サービスデー。夕方から地元シネコンで「英国王のスピーチ」と「まほろ駅前多田便利軒」を観る。昼間はDVDで「天然コケッコー」鑑賞。夜中3作品の印象(感動、感銘等々)がいっしょくたにやってきて困った。

          * * *

2011/04/15

 「立川談四楼独演会 第175回」(北澤八幡神社 参集殿)

  立川吉笑  「道灌」
  立川らく兵 「二人旅」
  泉水亭錦魚 「長屋の花見」
  立川談四楼 「権兵衛狸」

  〈仲入り〉

  ぴろき   ギタレレ漫談
  立川談四楼 「明烏」


 久しぶりに前座さんの最初から。
 吉笑さんを知ったのは1月の北沢タウンホールだ。高座返しをしていた。2月の独演会にはプログラムに名前があった。高座は見られなかったが打ち上げではいろいろ働いていましたっけ。そんなわけで高座は初めて。一番で前で照れずにずっと見ていられたのだからなかなかのものだ(と思う)。
 昼間、DVDで落語を観ていた。最後が某師匠の「長屋の花見」。寝転んで観ていたこともあって途中で寝てしまった。それに比べたら錦魚さんの「長屋の花見」面白かった。生ということもあるのだろうけれど。
 らく兵さん、噛んだことへの突っ込みを登場人物に言わせる。普通の落語ファンはどうだか知らないが、僕がこういうアドリブ大好きです。でも二度めの噛みには自分でも思うところがあったみたいだ。こんなんじゃダメだ、という顔で高座を降りた。
 
 ゲストのぴろきさんは「笑点」の演芸コーナーで何度か観ている。ギター(小さいタイプなのでウクレレに見える)漫談でオチをいってから、お待ちかねフレーズ「明るく陽気にいきましょう」を歌うフォーマットは牧伸二の真似だし、衣装やヘアスタイルはいかにもだし、ある種のクサさを感じてあまり好みではなかった。
 でも、この日、一番前で見たら印象ががらり変わった。とにかく面白い。笑えるのだ。予定調和のふりしてけっこうアドリブかましてくれる。先にお客がわかってしまうと、黙り込んでしまう。
「今何分? 20分になった?」
 そう訊かれたので、腕時計を見た。20分を指していた。
「20分です」
 答えてから、18時50分から20分経ったのではなく、19時20分になったことを訊かれたのだと気がついた。隣のHさんにも指摘された。時計が進んでいると。遅かった。ぴろきさんはすでに舞台のそでに引っ込んでしまいましたとさ。

 師匠の「明烏」は久しぶり。江戸時代の「ボクの童貞喪失物語」。ラスト、布団の中の様子を想像するとムラムラしてくる。




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Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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