金曜ロードショーは「スター・ウォーズ エピソードⅢ」。やはりこんなラストで「スター・ウォーズ」シリーズを終らせたくない。何度でも言う。ケノービがルークの誕生に立ち会っていたのなら「SW」第一作のあのタトゥイーンの邂逅はないだろう! 3P0やR2D2の記憶は消されたのか。すっかり忘れていた。ラストのルークのテーマには涙……。
 ルーカスさん、SWを3D作品にする余裕があるくらいなら、エピソードⅦ、Ⅷ、Ⅸの3部作を作ってくださいよ~。

 今夜の日本語吹替、3P0が野沢那智じゃない! そりゃそうだ、野沢さんはもういないのだから。
 4月29日の夜、野沢さんの芝居と後藤さんの音楽の関係、しかと聞いてきましたよ。北海道のケイコたん、じゃなかった、Jさん。平山さん作成、幻のFJ'sライブポスターの行方を確認するのは忘れたけれど。

          * * *

2011/04/29

 「紙ふうせんシークレットライブ 2011」(JAZZ&COFFEE JamJam)

 承前

 出演は昨年と同じ3組(1グループ+2人)。トップバッターは、3人のmixiの愛称(?)の頭文字をとってPPMならぬ、PNK。PPMは男2+女1だが、こちらは男1+女2のトリオだ。そういえば、あるコンサートで後藤さんが言っていた。赤い鳥を結成するとき、実は平山さんと新居潤子さんの二人と自分と3人で歌いたかった。だから新居さんを引き抜いたのに、山本俊彦さんも一緒にくっついて来たと。本心かどうかはわからない。赤い鳥が最初4人ならわからなくはないが、松田幸一さんもいたのだから。後藤さん流のジョークかもしれない。

 昨年は「赤い花白い花」を披露したPNK、今年は…Pさんが言うには「小さな子守唄」。なに? 小さな子守唄? そんな歌、あったか。歌いだしてわかった。「ちっちゃな子守唄」ではないか。「赤い花白い花」は紙ふうせんになってからもときたまセットリストに入るが、「ちっちゃな子守唄」は一度も聴いたことがない。まあ、紙ふうせんになってから17年はコンサートに行ったことがないので、初期のころは知らないけれど。これはうれしい! それも名古屋のKさんがイントロをピアノで弾く。当然、ヴォーカルはKさんだ。昨年と逆。ちゃんと考えていますね。
 「ちっちゃな子守唄」は赤い鳥のオリジナルではない。アニタ・カーの曲で、後藤さんが訳詩した。平山さんのヴォーカルに新居さんがハーモニーで絡んでくる。これが絶妙。印象的なのはイントロの平山さんが弾くおもちゃのグランドピアノだ。「ミリオン・ピープル」で後藤さんが言っていた。新しい伝承歌だと。
 原曲は聴いたことがない。赤い鳥バージョンとはずいぶん違うのではないかと推測する。
 なぜかというと、昨年、YouTubeで初めてウディ・ガスリー「Hobo's Lullaby」を聴いたから。「ミリオン・ピープル」で後藤さんが歌う「放浪者の子守唄」の、これが原曲なのか? 長い間の刷り込み作用があるとはいえ、「放浪者の子守唄」の方がいいんだもの。
 同じことは「ちっちゃな子守唄」にもいえるのではないか。

 2番バッターはローソンSさん。歌は「主人亡くしたカメラ」。この歌を知っている人はどれだけいるだろう。僕だってずいぶん前にSさんから聞いていなければ「?」である。歌を聴いたことはない。紙ふうせんの初期に後藤さんが作った曲だという。神戸である暴動が起きて某新聞社のカメラマンが亡くなった。この事件に嘆き悲しんだ後藤さんが作った。
 Sさんのギター&ヴォーカル。サポートはすぎたじゅんじさん(ギター)。
 最初から驚愕である。激しいストローク。コード進行。何も知らなければ後藤さんの作詞、作曲だとは思わない。すぎたさんのリードギターが良い。

 3番バッターは、すぎたさんのギター教室に通う生徒I氏。小学生時代、微妙なビブラートを効かせた縦笛の演奏を先生に褒められたとか。ビブラートは歌唱にも滲み出ている。歌は「太陽のメロディ」。よく知らないので感想は省く。

 今回、「ちっちゃな子守唄」「主人亡くしたカメラ」を聴いて思った。せっかくの、紙ふうせんFCのメンバーの演奏なのだから、披露するのは、赤い鳥や紙ふうせんの、もうぜったいに生で聴くことができない曲にしたらどうだろうか。だいたいこの3組のメンバー、合体させれば男3+女2なんだよ! 
 ということで、来年の1曲は「雨」をリクエストします。
 後藤さんや平山さんの曲ではないけれど、SさんとKさんのデュオで「僕のうた」はどうですか?

 続いてはゲストコーナー。シークレットライブでは初めてのコーナーだ。
 ゲストは、紙ふうせんのバックでギターとコーラスを担当しているすぎたじゅんじさんのデュオHaruと金関環さん。年末のカウントライブに引き続き、である。

 この項続く




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Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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