2日(月)は図書館へ。二週間前に借りた本とDVDを返却、まだ期間中に読了しなかった1冊と鑑賞できなかった一巻を再度借りて、新たに3冊&2巻。

 「70年代ノート 時代と音楽、あの頃の僕ら」(田家秀樹/毎日新聞社)
 「アヒルと鴨のコインロッカー」(伊坂幸太郎/東京創元社)
 「ナニカアル」(桐野夏生/新潮社)

 「竹山ひとり旅」(監督:新藤兼人)
 「ハタリ!」(監督:ハワード・ホークス)

 昨日、6日(金)は外出したついでに久しぶりにTSUTAYAへ。
 実は、ある映画のDVDをレンタルしたかったのだが、タイトルの前半を忘れてしまったので、また次の機会に。先々週、先週と見逃したテレビ東京4月の新番組「24 シーズンⅤ」を手にとった。同じ巻に収録されておらず、2巻借りなければならない。だったら1,000円で5巻レンタルした方が徳だよね。

 「24 シーズンⅤ VOL.2」
 「24 シーズンⅤ VOL.3」
 「空気人形」(監督:是枝裕和)
 「深呼吸の必要」(監督:篠原哲雄)
 「県警対組織暴力」(監督:深作欣二) 


          * * *

2011/04/29

 「紙ふうせんシークレットライブ 2011」(JAZZ&COFFEE JamJam)

 承前

 今回、Haruの田中賢さんを見て思った。もし田中さんをご存知ない人、想像してみてください。小雪と結婚して記者会見に臨んだ松山ケンイチのマスクに、ロッカー・泉谷しげるが愛用している帽子(つば無しベレー帽?)をかぶせたら、この日の田中さんになる。ちなみに、すぎたさんは豊真将のちょんまげをとって、80年代の井上陽水の髪をのせた感じなのだけれど。

 Haruの魅力は激しさではないか。男性デュオというと、フォーク全盛時代の昔からどちらかというと優しい、もっと言うと軟弱なイメージがある。Haruは違う。アコースティックギター2本、あるいはギターとピアノだからそうと思わないが、もし電気音のバンドで演奏したらロックになるのではないか。特に田中さんの楽曲。「サボテン」なんて、「しゃぼてーん」って絶叫するのだから。
 昨年、Haruはすぎたさんの母校(中学校)に呼ばれてライブを行ったという。曲の紹介で「君のそばで息をしよう」と言ったら、生徒たちの間でざわめきが起きたと。曰く「いやらしい!」
 今日はざわめきがない、皆さん大人ですねぇと、すぎたさんは言うのだが、逆に僕は驚いた。タイトルだけなら「一緒に生きたい」という意味に受け取れる。中学生たちはこのタイトルからどんな状況を想像したのだろうか?

  君のそばで息をしよう/未来の言葉で/サボテン/僕を救ってくれたのは


 Haruがシークレットのライブのゲストになるのは予想できた。しかし金関環さんはマークしていなかった。ゲストと知ってうれしかったけれど。やはり、年末のカウントダウンライブのMVPの威力だろう。いやいや、MVPは僕の勝手な感想だ。とにかくすごいヴァイオリンソロだったことは確か。
 今回も一人でステージに立った。相変わらずおしゃべりがユニークだ。
 おしゃべりと演奏の落差が魅力。
 「ユダヤの母」のメロディは僕の琴線に触れた。なんとなくだが、映画「レクイエム・フォー・ドリーム」の音楽(演奏:クロノス・クァルテット)に通じるものがある。
 2曲目は紙ふうせんの影響だろうか。東北地方の民謡をメドレーで演奏するというではないか。これがいい! 斬新なアプローチで耳をそばだてた。
 驚愕したのは演奏だけではなかったこと。
 演奏の合間に「さいだら節」では「チョイサー、チョイサー」の合いの手が入った。もちろん金関さん自身の声で、である。「会津磐梯山」では「おはら庄助さん なんで身上つぶした 朝寝 朝酒 朝湯が大好きで それで身上つぶした」ときたもんだ。こうなりゃお客さんも黙っていない。「ハァもっともだ もっともだ」は大合唱だ。
 技ありの選曲、演出。歌うヴァイオリニストの誕生だ。ソロライブがあったら絶対行くぞ!
 「シャコンヌ」に聞き覚えがある。実相寺昭雄作品の何かに使われているはずだ、たぶん。

  ユダヤの母/メドレー~南部牛追唄・さいだら節・会津磐梯山~/シャコンヌ


 15分の休憩のあとは本日のメインイベント、紙ふうせんの登場だ。時間がきてもまだトイレの前に並んでいる人がいて、お客さん全員が着席するまで開始を待っているところがアットホームでいいですな。

 ステージ下手に平山さん、上手に後藤さん。ふたりの後方にウッドベースの浦野さん、その向かって右隣にすぎたさん(ギター&コーラス)。
 1曲目はなんと「紙風船」だ。
 後藤さんがイントロを弾きだすと、平山さんがピアノの前に移動した。着席するとピアノを弾きだす。
 ワオ! これって「ミリオンピープル」と同じじゃないか!!
 あの実況録音盤では まず後藤さんが歌いだし、続いて新居さん、3番手が平山さん。ピアノを弾きながら加わってくるのが印象的だった。
 最初の曲が「紙風船」なのは、お客さんで来ている高校生のリクエストだという。国語の教科書に「紙風船」の詩が載っていたことに驚いたらしい。
「でも、教科書の詩の方がちょっと長いんですよね」
 そう、何度でも打ち上げよう 美しい願いごとのように はステージでは歌わないから。「ミリオンピープル」ではLP「パーティー」を買えば、子どもたちと歌っていますからと紹介している。
 しかし、「サンジュアム」でセルフカバーした「紙風船」はステージと同じバージョンだ。イントロはストロークではなくアルペジオで。

 この項続く




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Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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