「四季 ~うつりゆくものたち~」のレビューを書いていたが、予定を変える。

 昨日、1981~82年の日記をあたっていたら、「定本・日本の喜劇人」を初めて読んだときの感想がでてきた。想像していたのとまるで違う内容なので驚いた。「地獄の観光船」の次に読んだとばかり思っていたが、その前に「笑学百科」があったのか。
 まあ、大学4年になる春の、2回めの鬱に向かってだんだん症状が重くなっていくときに読んだのだからネガティブな感想は仕方ないといえば仕方ないのだが。

     ◇

1982/02/04

 昨夜のうちに「笑学百科」を読み終えた。子どもの頃から、たぶんコント55号のブームが起きた頃から“お笑い”に興味があった。
 小学2年の時、生まれて初めてコント“忍者”をやったのを思い出す。てんぷくトリオのコントをそっくりそのまま真似したんだ。
 小学生時代は、何かの会があると(クリスマス会とかさよなら会とか)コントばかりやっていた。けっこうみんなに受けたしね。
 だから漫才ブームなんかとてもおもしろかったし、落語などもずっと見ていきたい。
 そういう意味で「笑学百科」は大変ためになる本だった。
 ますます「日本の喜劇人」が読みたくなった。


1982/02/28

 「定本・日本の喜劇人」を読み終える。
 気分のせいなんだろうけど(ここんとこずーっとウツの状態です)おもしろくなかった。
 特に前半、エノケン、ロッパなどのところなど彼らの芸を知らない俺としては、ただ文章を追いかけてるという感じだった。
 クレージーキャッツあたりからだんだんこちらの興味がわいてきて、読む楽しみも増すのだが、思っていたほどの興奮は得られなかった。
 読んでいてじれったくなってしまうのだ。




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Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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