2012/01/28

 「流石亭 立川談四楼独演会」(銀座・流石)

 「流石亭 立川談四楼独演会」の2回目。昨年11月が第1回だった。12月も特別企画として「芝浜と蕎麦」の回が企画されたが、別の用事があって参加しなかった。同じ銀座にはいたのだけれど。
 群馬から談四楼フォロワーズ・館林支部長のUさんが参加。電車で来たとのことだが、日比谷線の東銀座駅から外にでると自分の場所がわからないというので、迎えに行く。受付時に来月のチラシをもらった。
 素敵なキャッチコピーがついている。

     ▽
ちょっとばかり贅沢な大人のための落語会 ~土曜の午後の銀座*流石亭~
     △

 落語初心者の、カップルとか夫婦とか友だちとかには最適なイベントだと思う。初回の飲み放題に懲りたのだろう、ドリンクは2杯までとなり、その後は有料(500円)となった。この2杯が微妙だ。あともう一杯は飲みたい気分だから。実際追加注文した。最初は生ビール、次は熱燗。Uさんから二次会に誘われていなければもっと飲んでいたかも。
 今回も予定数を超えた参加者ではないか。

  立川寸志「寿無限」
  立川談四楼「立川流よどこへいく?!」&「ねずみ穴」

 家元亡きあとの立川流をどうするかということで、一門で会議を開いた。その模様を大爆笑の一席にしてしまうのだからさすがだなぁ。真面目に一門がどうなるのかを知りたい人には、ヘヴィメタ専門誌「BURRN!」3月号の師匠の連載コラムを読むことをお勧めする。

     ◇

2012/02/15

 「立川談四楼独演会 第180回」(北澤八幡神社 参集殿)

  立川寸志 「?(寿限無)」
  立川春太 「黄金の大黒」
  立川こはる「元犬」
  立川談四楼「勘定板」

  〈仲入り〉

  遠峰あこ アコーディオン
  立川談四楼「人情八百屋」


 春太さんの途中から。
 こはるさんが登場すると、客席から「こはるちゃーん」の声。
「すいません、今日は談四楼師匠の会ですので……」
 こはるさん、照れて恐縮してる。高座はもうのびのび自由と。もういつ二つ目になってもおかしくないのでは?

 師匠の一席めは、2月上旬船内の落語会で呼ばれた「飛鳥Ⅱ」クルージング思い出話を長めのマクラに「勘定板」を。最初は純粋にクルージングの思い出だったのだが、途中から「飛鳥Ⅱ」のトイレの話になって一気にその手の話題に。
 「勘定板」は1月広小路寄席(昼席)で平林さんがかけていたが、師匠の演目としては初めて聴く。平林バージョンでは、最後でそのものずばりが描かれるが、師匠はその前にサゲになる。これはまったく汚くない。想像させるだけ。巧い展開だ。
 右隣が「流石亭」主催者Sさんだったのでささやく。
「この噺、ぜったい流石亭の演目にはなりませんね」

 ゲストの遠峰あこさんは〈唄うアコーディン弾き〉。HP「藝能往来」でもインタビューされている、ということは、今回の仲介は前回に続いてSさんか。民謡、オペラなんでもござれ。ユニークな歌の数々に会場は大いに盛り上がった。小田急線の歌で新宿から小田原までの駅名をメロディに乗せて歌っていくバカバカしさに拍手。

 独演会で何度か聴いている「人情八百屋」は、家元が講談を聴いて「こんな噺をやりたい」と自ら落語に仕立て直したものらしい。今回初めて知った。




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Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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