映画雑誌で2014年公開映画のベストテン&ワーストテンが発表されるようになった。
 映画秘宝で「GODILLAゴジラ」がベストで2位、トホホ(ワースト)で1位というのはまあ、わからないではない(個人的には納得いかない! 誰じゃぁトホホに投票した奴は?!)。

 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が堂々のベスト1というのが、どうにもわからない。この映画、公開前はけっこう期待していたのだ。80年代のヒット洋楽と特撮アクションのコラボがどんなテイストになるのか、わくわくしながら劇場にかけつけたのだが……。
 結果、音楽はそれほどでもなくて、特撮アクションシーンで意識がなくなることがたびたびあった。クライマックスで眠くなるなんてどういうことよ。残念だなあというのが個人的感想。

 キネマ旬報のベストテンはつまらないと一部で言われている。可もなく不可もなくといった作品が最終的に得点を集める結果となり、ベストワンに輝いてしまうからだ。そうだろうか?
 日本映画のベストワンが「そこのみにて光輝く」、外国映画が「ジャージー・ボーイズ」。すいません、「そこのみにて光輝く」全然知りません。いつ公開されたのか? 主演が綾野剛なので話題になったと思うのに記憶にない。
 「ジャージー・ボーイズ」には大納得。

 映画芸術の場合、ワースト1位が一種独特だ。今回のワースト1は「そこのみにて光輝く」。そう、キネマ旬報のベスト1が映画芸術ではワースト1なのである。
 映画芸術のワーストランキングは眉唾もので、そのまま信じることができない。確か「ゆれる」もワースト1だったような気がする。ほかにもっとひどい映画があったにもかかわらず。いや普通の駄作だとワーストにならないのだろう。編集部(というか編集長とその取り巻き)の意向がものすごく感じられるのだ。

 そういえば「ジャージー・ボーイズ」については、映画秘宝で町山智浩氏がトトホ映画に挙げていた。アメリカではあまり評価が高くない、すべてにおいてブロードウェイ・ミュージカルの方が素晴らしいのだとその理由を語っていた。そうなのか。ミュージカルを知らない者からすると、十分素晴らしい音楽映画だと思うのだが。まあ、他人様の意見にアレコレ口を挟むのは野暮なのでやめよう。

 それよりも、町山様、映画「進撃の巨人」の脚本作りお願いしますね。「進撃の巨人」はヴィジュアル◎、ドラマ×が十分予想されるので。樋口監督作品って、いつも脚本がないがしろにされていた印象が強いものだから、町山さんの参加にとても期待しているわけです。怪獣映画ですからね、「進撃の巨人」は。原作とは比べません、比べようにも読んだことがありませんので。




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新井啓介
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まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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