昨日(1日)は、立川流日暮里寄席に足を運んだ。
 キウイさんが招待してくれたのだ。
 「立川キウイ氏 美弥の労をねぎらう会」のお礼として。

 話は4月11日に遡る。
 この日、神保町のブックカフェ二十世紀で「北京・胡同の四季 張金写真展」のオープニングパーティー&トークが開催された。トークのホストが二井さん。パーティー終了後も飲み足らない、語り足らないと思う人たち(僕を含めた6人)がいて、見かねた二井さんが「じゃあ、二次会へ行くか?」。

 二次会の席でキウイさんの話がでた。今はもうやめてしまったが、二井さんは月一で「二井サロン」を開催していた。さまざまなジャンルからゲストを呼んでのトーク&パフォーマンスのイベント。キウイさんの真打昇進が決定したとき、昇進祝いで落語をやってもらったこともある。
 提案してみた。5月いっぱいでキウイさんが美弥を卒業するので、その前にみんなで美弥に遊びに行きませんか? 話のタネに一度は美弥を覗いてみたいけど、これまでで行ったことがなかった。最後の機会だからぜひ! 

 そんな経緯があって二井さん幹事による「立川キウイ氏 美弥の労をねぎらう会」が企画されたのだが、美弥での開催は見送られた。
 開催日は6月1日。ちょうど日暮里寄席があるので、キウイさんが会のお礼に招待したいとのこと。寄席を楽しんだあとに、会場のホテル近くの居酒屋でキウイさんを囲んで飲もうという趣旨だ。
 キウイ師匠を見る会☆囲む会といった按配になった。
 
 「ねぎらう会」出席者はキウイさんを含め総勢8名。4月11日の夜二次会に集ったメンバーだ。
 乾杯のあとは映画の話で盛り上がる。映画評論家としての二井さんをリスペクトしているキウイさんが最近観賞した映画について二井さんに質問。二井さん答えるという形。

 キウイさんのファンで、自身のブログで何度もキウイさんを取り上げているK女史が、この店のオリジナルメニュー「ロシアンたこ焼き」を注文した。6個のたこ焼きの中で、一つだけわさびをきかせたとんでもない味のものがあるという。そこで僕がロシアンの意味を理解した。「だからロシアンたこ焼きっていうんですね」
 K女史が訊いてきた。「だったら、どんなものを想像していたの?」
「普通にロシアのたこ焼きを想像してました。ロシアにもたこ焼きってあるんだって思ったんです」
 K女史が笑い出した。「キウイさんの落語より面白い!」
 隣でキウイさんが肩を落としていた。

 キウイさんを題材にしたドキュメンタリー映画「屁のような男」はどうなるのか? このところキウイさんと石川監督の間でバトルが繰り広げられている。そんなことは他人様の目にふれないところでやれよ、と苦々しく思っていたのだが、あるとき、これって新手の宣伝活動かと考えるようになった。

 個人的には映画の完成を願っている。
 石川監督は「樹の上の草魚」を映画化した人である。映画は失敗作ではあるが、その志は買いだと思っているので応援したいのだ。
 商業映画ならスケジュールに従って映画は制作される。しかし、「屁のような男」は自主映画でスタッフは監督一人。監督がノレなければ制作は進まない。
「ほら、今日ブログをアップしなければならないと思いつつ、どうしても気分がのらないときってあるでしょう? まあ、映画とブログを同等には語れないけれど、さ」

 飲むほどに酔うほどに語りたいことはいっぱいある。
 で、あっというまに時間が過ぎて、お開き。
 千鳥足で帰宅……。




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「立川流日暮里寄席」 2015年6月1日
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Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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