先週の備忘録を。

 10日(水)、「攻殻機動隊 新劇場版」の試写会がよみうりホールであった。
 「頭文字D」の試写会のとき、Kさんからメールでの誘いが「イニシャルD」とあって、実写の日本映画だと勘違いしていた。
 今回は、「行きます、行きます、行かせてください、お代官様!」である。

 押井守監督の「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」がそうだったように、本作も電脳が義体がどうのこうのと文科系人間には小難しい単語が頻発して内容をすべて理解できたかはなはだ心もとない。プロット自体はそれほど複雑には思えないのだが。
 音楽も、川井憲次でなければ、という個人的な意識が強いのだが、アクション時の、妙に冷めた劇伴が印象的だった。

     ◇

 公開時から自分の中でずっと封印していた「瞳の中の訪問者」を今になってDVDで観た。先週のことだ。
 手塚治虫の「ブラック・ジャック」の実写映画化だが、当時は宍戸錠のブラックジャックに怒り狂って観賞はパスした。その後も大林宣彦監督の嫌な部分が全開しているのではないかと近寄らなかった。
 秋に発行される「まぐま」の手塚治虫特集記事の一つとしてエッセイ「コミックと映画のあいだいに」を書こうと封印を解いたのである。映画は思っていたとおりだったが、宍戸錠のブラックジャックがそれほど悪くなかった。
 詳しくは「まぐま」で……。

     ◇

 13日(土)は、「最後の忠臣蔵」をDVDで観る。池宮彰一郎「四十七人の刺客」の続編で小説は読んでいる。映画化されたときは劇場で押えようとして叶わなかった。
思えば、「四十七人の刺客」が市川崑監督で映画化されたことから「忠臣蔵」に関心を持ったのだ。史実としての赤穂事件に。

 ロケーションが素晴らしかった。


 ちなみに日付は変わってしまったけれど、本日は、北澤八幡神社「立川談四楼独演会」。200回記念の師匠ネタおろしの3席は見応え、聴き応え十分だった。




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新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町のブックカフェ二十世紀で働いています。さまざまなイベントを企画、開催していますので、興味あれば一度覗いてみてください。

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