TOHOシネマズ新宿には、オープンしてすぐ、GWに一度足を運んだ。サービスデーの5月1日に「セッション」を観ようと午前中に行ったのが、昼間の回のチケットはすべて売り切れだった。だったら「シンデレラ(字幕版)」にしようとしたらこれも完売。どちらも夕方以降は余裕があるのだが、友人と別の映画を観る約束があったため、この日の初鑑賞をあきらめた次第。
 チケットを購入するには女性の担当者がいる通常の売り場と自動販売機のコーナーの2か所というのが目新しかった。かなりの台数の自動販売機が設置されていた。

 その後なかなかTOHOシネマズ新宿に行く機会がなかった。
 園子温監督の最新作「ラブ&ピース」が公開された。上映劇場を調べると近場ではTOHOシネマズ新宿しかない。サービスデーに行くことにした。上映時間は18時40分。退社後に新宿に行くことを考えればギリギリの時間だ。21時過ぎのレイトショーもあるが、時間つぶしが面倒なので18時40分になんとか間に合わせたい。

 銀座線で新橋から赤坂見附へ、丸ノ内線に乗り換え新宿へ。時計は18時30分をちょっと過ぎていた。劇場に着くと40分。チケット売り場も手売りの方はお客も並んでいない。最初は予告編だからと間に合ったと安堵しながら、チケットを買おうとしたら、担当が言った。
「この売り場は前売り券等をお持ちになったお客様専用の売り場で、通常の購入は販売機をご利用ください」

 あのね、私、映画のタイトル言いましたね? もう予告編だけど、上映が始まっている作品なの。時間がないの。別にこの売り場が混雑しているわけじゃないんだから、チケット販売してくれてもいいじゃないか!
 と文句を言いたかったがグッとこらえて自動販売機へ。お金を挿入する段になって、固まってしまった。料金が2,100円なのだ。なぜサービスデーなのに倍になるの? わからない。わからないと余計にあせる。2回やっても同じ。たぶんどこかで操作を誤ったのだろう。それは理解できるがそのどこかがわからない。誰かに訊きたいのだが、その手の係りの人は見当たらない。
 これが嫌だから新幹線のチケットも必ず窓口を利用する。機械音痴というのはどこにでもいるものだ。
 後ろには人が待っている。操作にあまり時間がかけられない。仕方ないのでキャンセル。別に機械でやってみた。原因がわかった。プレミアム席を予約したのだった。
 何とかチケットを購入してシアターに向かう。上映が始まる直前だった。

 やい、東宝! 新宿は若者の街だ、だからチケット販売に機械を導入するのはわかる。人件費が削減できて万々歳だろうさ。だけどな、お客がずべて若者とは限らないんだ。せめて、通常のチケット購入でも手売りを認めてくださいよ。特に急ぐ場合にはさ。どうしても機械を、というのなら、せめて操作を説明してくれる人を一人、そばに置いていただけないですか。それがサービスってもんじゃないか! 
 興行会社(もう製作会社じゃないですからね)なら、そのくらいのこと考えてください。

 一番前で観たんだど、なかなか観易いいいシアターだった。だからこそ余計サービスの欠如が気になってしまう。
 そういえば、予告編の最後に流れる、あの〈映画泥棒〉のCMがなかった。あれ、流すの業界の決まりではないのか?

 この項続く




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Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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