2015/07/18

 「立川志らく独演会」(三鷹市芸術センター 星のホール)

 二井さんから年に何回か三鷹市主催の落語会招待のメールがくる。希望するならその旨返信することがルールだ。対象は談四楼フォロワーズのメンバー、Mさん、Wさん、そして僕。約3年不参加だっため、代わりにAさんがメンバーになっていたが、僕が復帰したためはずれたみたいだ。ごめんなさい、Aさん。
 皆、団塊の世代。僕だけ一世代下になるが話は合う。

 二井さんが入手するチケットは全部で4枚。二井さんのほか、3名が一緒に行けるのだが、今回は2名が対象だった。ピンと来た。二井さん、今回は奥さんを連れてくるな。この3年の間に年齢の離れた女性と再婚したのである。
 それはともかく、志らく独演会とさん喬独演会が二週続けてあります、というメールだったのであわてて「行きます!」と返信した。18日と25日。返信したときは何も考えていなかった。あとで18日は談笑師匠の落語会だったことに気がついた。立川流落語会のはしごになったわけ。

 何とか独演会が始まる前に会場に到着した。受付に預けられていたチケットで中に入って席を探すと、二井さん、奥さん、Mさんがいた。

  立川志ら門「たらちね」
  立川志らく「二人旅」&「鰻の幇間」

  〈仲入り〉

  立川志らく「お若伊之助」

 また知らない志らく一門の前座が登場した。一度破門されたことがあるので〈志ら〉門とのこと。志らく一門がどんどん増えていく。一門だけでサッカーの試合ができるのだ。来年、再来年あたりはラグビーの試合ができたりして。
 同じ長い名前を扱っているといっても「寿限無」より「たらちね」の方が聴く機会が多い。あまりにもポピュラーなので(僕自身、小学生のときに懸命に覚えましたから)、やる前座さんがいないのだろうか。

 志らく師匠、まずは続けて「二人旅」と「鰻の幇間」の2席を。
 どちらもたまに聴くネタだが、仲入り後のネタはまったく初めてだった。

 とある大店の娘が一中節を習うため紹介された男がとんでもなくイケメンで、案の定、ふたりはあっという間にいい仲に。親は手切れ金を渡して男と別れさせたが、娘は男を忘れられない。恋の病で寝たり起きたりの状態になってしまった。1年後、男が訪ねてきた。こうして毎日娘と旧交を温めることになるのだが、やがて娘の腹に変化が見られるようになった。しかし、よく調べてみると当の男は娘の部屋にやってきていないことがわかった。では、部屋に来る男は何者なのか?

 調べてみると円朝の作だった。怪談噺になるのだろうか。一中節とは浄瑠璃の流派の一つ。
 
 終了後、4人で駅前の蕎麦居酒屋(?)のMで飲む。




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Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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