先週31日(金)は「さばの湯 雑把亭 談四楼独演会」に行こうと思っていた。前日に「いつも心に立川談志を」(講談社)を購入して準備万端。が、懐事情で断念した。2ヶ月続けて赤字なので。

 帰宅してから北海道のTさんから携帯に電話が入る。帰宅途中に電話したのだがつながらなかったのだ。要件は「ALFA MUSIC LIVE」のこと。以前、Tさんに連絡してもしチケットがとれたら北海道から飛んでくると聞いていたので、二人分のチケットを確保しようとしていた。

 まずぴあ会員向けに先行予約(抽選)があったので、Tさんにお願いして応募してもらった。残念ながらハズレてしまったが。そのときは、「じゃあ1日(のチケット発売日)は朝から電話しまくってぜがひでもチケットを手に入れる」と意気込んでいた。日が経つにつれてだんだんと諦めムードになっていた。Tさん(紙ふうせんスタッフの)からWOWOWで放送されると教えてもらっていたので、だったら生の観賞はいいかなと。

 だいたい、9月、10月はライブラッシュなのだ。

  9/5(土) 「紙ふうせんシークレットライブ」(某所)
  10/4(日) 「紙ふうせんリサイタル なつかしい未来vol.10」(兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール)
 10/10(土) 「新宿 フォークソングが流れる街」(新宿文化センター 大ホール) 

 もしTさんが「どうしても観たい!」と言うのであれば、1日は臨戦態勢をとるつもりでいた。そのために毎週土曜日に通っているI歯科の予約を昼の12時にしていたのだから(いつもは10時とか10時30分)。Tさんに確認したら「行けそうもない」とのこと。じゃあ、TV中継で我慢しましょうということになった。

 翌1日(土)はすっぽり空いた時間を使って「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」を観た。地元シネコンの朝一番の回に足を運んだのだ。映画サービスデー、おまけに話題作ということもあって、劇場はかなり混んでいた。

 原作ファンには不評のようだが、僕は楽しめた。新種の怪獣映画として観たのである。原作のコミックは読んだことがなくTVアニメも観たことがない。あくまでも、「フランケンシュタイン対地底怪獣」「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」のノリを期待していた。期待は裏切られなかった(もちろん不満はある)。
 ヴィジュアルはハリウッド映画に引けをとらないし、ドラマ部分もこれまでの樋口作品に比べたらきちんとしていた。音楽も良い。

 シネコンからそのままI歯科へ。それにしてもとんでもない暑さだ。まるで街がサウナになったみたい。
 帰宅して念のためチケット予約の電話をしてみたが、どこも完売していた。当たり前の話だが。

 夕方は船堀へ出かけた。
 ドキュメンタリー作家(元フジテレビ演出家)の横田安正さんのご自宅へ。毎年開催している花火パーティーに初めて参加した。
 僕が編集を担当したインディーズ映画特集(第2弾)の「まぐま Vol.14」に発行者のKさんが寄稿したのが横田さんのインタビュー記事だった。発行記念パーティーに横田さんも参加して盛り上がった。その縁で恒例の花火パーティーに誘ってくれたのである。8月の第一週の土曜日は江戸川の花火大会があり、それを横田さん宅のベランダ(マンション7F)で見ながら飲食する会だそうだ。

 ところが、誘われた当日にどうしてもはずせない用事があって行けなかった。横田さんには来年はぜひ参加しますのでまた誘ってくださいと返信したのだが、翌年メールは来なかった。
 Kさんはほぼ毎年参加していて、今回はKさんから声をかけられた経緯がある。

 横田さんは当時「ドキュメンタリー作家の仕事」という本を上梓していた。読んだ感想は以下のとおり。
 なお、横田さんは日大芸術学部で教えていたことがあり、春日太一氏は最初の教え子だったとのこと。
 船堀映画祭についてはまったく知らなかった。
 パーティーは盛会だった。

     ▽
2006/09/26

 「ドキュメンタリー作家の仕事」(横田安正/フィルムアート社)

 「まぐま Vol.14」で発行人のK氏がこの書籍をテーマにインタビューしている。そのときから気になっていたのだが、ライブを聴きに訪れた荻窪の、ちょっと時間があったので立ち寄った某古書店で見つけ、あわてて購入した。

 驚いたことに昔横田さんは奇形猿・大五郎のドキュメンタリーを撮っていた。このドキュメンタリーは観ていないが、この猿を飼っていた家族が書いた本(文庫)は読んでいる。そんな昔ではない、数年前だ。とてもかわいらしい猿だった。
 ドキュメンタリーは世界的にBBC方式というトーキングヘッド(インタビュー)を主体にした構成が主流となっている中、「NO!」と叫んで独自の構成法を生み出したのが横田さん。それが「リアリティ構成法」。
 でも私にはこの方が当たり前のような気がする。

 普通ドキュメンタリーでシナリオを先に書かないだろう。そういう意識があったから、市川崑監督が「東京オリンピック」の総監督に任命された際、最初にシナリオを書いた(脚本:谷川俊太郎)と聞いて驚いたのだ。横田さんが「東京オリンピック」についてどう思っているか、知りたい。
 崑監督がオリンピックの記録映画を撮るにあたって参考にしたのがレニ・リーフェンシュタール女史の「民族の祭典」と「美の祭典」。
 ベルリンオリンピックを記録したこの映画はオリンピック映画の最高傑作と謳われている作品である。棒高跳びの競技は白熱した展開が夜遅くまで及んだ。当時の技術では夜の撮影が行えず、後日選手に集まってもらって再撮したという。これはやらせにあたるのかどうか、横田さんの考えを聞いてみたい。
 それから恩師五社英雄のドキュメンタリー創作作法についても。これが一番面白そうだ。
     △




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Comment
No title
WOWOWがお試しで7日間無料で見れるのがあるようです。それを使い「ALFA MUSIC LAVE」を見ようかなと企んでおります。できれば放送日の情報が入りましたら教えてくださいませ。
No title
ー言い忘れー
「ALFA MUSIC LIVE」のチケットはすぐにダブ屋さんで
販売するんですね!ヤフオクとか見るとけっこうでてますよね。何でも商売につなげる時代なのかな~ まだ「事情が出来ていけなくなった、残念ですが 譲りますよ」というのはわかるけど、ガッカリ感があります。
ジンギスカン さん
そりゃ、商売するには最適なコンサートはないですか。ヤオフクはまだ見ていませんが、かなり出てくるような気がします。商売するために、1日懸命に電話する人もいるということです。
地獄に落ちろ! ですね。
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新井啓介
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まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町のブックカフェ二十世紀で働いています。さまざまなイベントを企画、開催していますので、興味あれば一度覗いてみてください。

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