先週の19日(月)、シネりんのKさんから電話があった。ニッショーホールで「S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」の試写会の誘いである。
 試写会なら喜んで! 仕事を終えてすっ飛んでいった。

 TBS系日曜劇場枠で放送されたドラマ「S -最後の警官-」は、なんとなく観ていた。面白いようなそうでないような微妙な味わい。
 作品世界はTVドラマより映画の方が似つかわしいとは思えた。じゃあ、お前は公開されたら劇場に足を運ぶかと言われたら、「……」。

 テレビドラマの映画化作品は原則無視することにしている。「MOZU」は観るけれどね。
 以前にも書いたことだが、TV局がスペシャルドラマを制作、放送するのと、劇場映画を制作、公開するのと、どう違うのだろう。
 TBSはこの前、二夜連続で「レッドクロス ~女たちの赤紙」を放送していた。松嶋菜々子主演の戦争ものだ。なぜこの作品はスペシャルなのに「S -最後の警官-」は映画なのか。

 映画は「S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」は、「東京湾炎上」+「ガメラ 大怪獣空中決戦」+「海猿」の印象。

 以降、少しネタばれする。

 辰巳琢郎が首相役で登場する。その見た目が安倍首相に思えて、ああ、現政治に対するカリカチュアなんだなとその後を期待したら、別にそういう描写はなかった。

 クライマックスに主要な登場人物(の一人)の小学生の息子の命がかかわってくる。生きるか死ぬか。それがサスペンスの一つの要素になっているのだが、子どもが死ぬわけがないから、安心して観ていられた。こういう展開は意味ないように思う。子どもを絡ませるのならもっと違う形がいいのではないか。もちろん、メインの〈間に合うかどうか〉は別にあるのだが。

 最悪の事態を回避する方法、あれは本当に有効なのだろうか?

 KさんはTVドラマを観ていなかった。だから人物の関係や設定がわからないのでいまいちストーリーに入り込めなかったとか。

 SAT、SITに続いて警視庁内に設立された架空の特殊部隊の名称の略称がNPS(National Police Safetyrescue・警視庁特殊急襲捜査班)。だったらSではなくNなのでは? 


  【追記】

 オダギリジョーが演じる、テロリスト正木圭吾(マサキケイゴ)って、「ウルトラマンティガ」でイーヴルティガに変身してティガ(ダイゴ)に戦いを挑む研究者と同姓同名ではないか。

 今、登場人物の名前を調べてみたら、速田(ハヤタ)、蘇我(ソガ)、古橋(フルハシ)、イルマ、山中一郎 、嵐(アラシ)、天城(アマギ)、倉田(クラタ)、吉村公三、丘、霧山(キリヤマ)、上野等々、「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンA」の人物名が出てくる、出てくる。警察犬の名前はポインターだぜ!
 
 映画を観ていて、マサキ、イルマの名前に反応したのだが、単なる偶然だと思っていた。
 まさか、こんな遊びがあったとは!
 きちんとTVドラマを観ていたらすぐにわかったはずなのに。
 作者(原作者)はウルトラシリーズのファンなのか。

 少し、「S -最後の警官-」の印象が変わった。
 



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新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町のブックカフェ二十世紀で働いています。さまざまなイベントを企画、開催していますので、興味あれば一度覗いてみてください。

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