先週の水曜日(17日)、映画のはしごをした。
 午前中、「ゴッホ 最後の手紙」、午後は「レディ・ガイ」。どちらも新宿のシネマカリテで。
 
 昨年中に「ゴッホ 最後の手紙」が観られなかった。TOHOシネマズ上野でレイトショーをやっていて、一度行ったのだが、レイトショーなのに通常料金(1,800円)! 「やーめた」と元日の鑑賞に切り替えた。
 元日は、昼間「オリエント急行殺人事件」を観て、夜は「ゴッホ 最後の手紙」というスケジュールを組んで有楽町のTOHOシネマズ日劇へ出かけた。「オリエント急行殺人事件」が終わると、いい具合に「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」が始まるので、2回目の鑑賞とあいなった。
 レイトショーまでどうやって時間をつぶそうか。いつも行く「一軒め酒場」は元日も営業しているのだろうかなんて考えていたら、「相棒」の元旦スペシャルの録画を忘れていることに気がついて、「SW 最後のジェダイ」終了後にあわてて帰宅した次第。

 もう通常料金でいいやと覚悟していたにもかかわらず、その後もいろいろあって上野に足を運べない。
 上映終了前日、今度こそと予定を入れていたら、Sさんから連絡があった。
「今夜はいかがですか?」
 呑みませんかということで、すぐに了解した。
 特撮仲間のSさんとは一緒に「SW 最後のジェダイ」を観る約束をしていたにもかかわらずなかなか都合があわない。待ちきれない僕は先に地元のシネコンに足を運んでしまったという経緯がある。
「Sさんが観た日に一緒に飲んで話をすればいいでしょ?」
 やっと「SW 最後のジェダイ」を観たので映画を肴に話ができる! その日はSさんと神保町で最新のSW映画についてあれこれ語りあったのだった。
 翌日も予定があって✕。結局上野のレイトショーでは観られなかった。

 すっかり諦めていたら、ひょんなことから新宿のシネマカリテでモーニングショーをやっていることを知った。
 
 実は昨年の秋から公開を楽しみにしていたミシェル・ロドリゲス主演の「レディ・ガイ」の公開日と上映館を探していたらわかったことなのだ。

 この項続く
  





 BC二十世紀で一緒に働いているSさんはミュージシャン。Lampという3人組グループのリーダーだ。メジャーデビューはしていないが、ライブを開催すれば会場は満杯になり、中国や韓国ツアーも敢行する人気グループである。
 一昨年、店のモニターで大学時代に撮って未完成の映画(の映像)を再編集して完成させたビデオクリップを流したことがある。

 このビデオクリップについては以前4回にわたって書いている。

 失われた「'80のバラッド」を探して
 失われた「'80のバラッド」を探して 2
 失われた「'80のバラッド」を探して 3
 失われた「'80のバラッド」を探して 4

 ビデオを見たSさんにお願いされた。今度新曲のMVを作るので、この映像を使わせないもらえないかと。
 拒否する理由はない。

 というわけで、Lampの新曲MVが昨日YouTubeで公開された。

 Lampのメンバーは団塊ジュニア世代だ。映像は1982、83年に撮影されたものだから、彼らが3、4歳のころ。面白いコラボだと思う。




 一昨年からカラオケを再開し、昨年は完全にハマった。一人カラオケに夢中になった。
 今年になって毎日にように通っている。先日ついに歌広場の会員になってしまった。
 理由の一つはストレス発散。そして何より歌うことが好きなのだろう。
 これはカラオケだけでない。映画鑑賞も読書もそう。映画を観ることが、本を読むことが好きだから劇場や図書館に通うのであり、本を購入したりするのだ。実際、本好きといっても、仕事で全く興味のない本を読むのはつらい。
 自分磨きではないことは確か。某噺家さんが映画鑑賞を自分磨きとブログに書いていて呆れてしまった。
 マジ……?
 マクラで喋るネタ探しのためと言われれば得心できるのに。

 昨年1年、1時間でどれだけ歌えるかに挑戦していた。毎回ほぼ同じ歌だが、1年前に比べて微妙に変わってきた。
 以下は今年某日のリスト。
 
1.青空、ひとりきり(井上陽水)
2.娘がねじれる時(井上陽水)
3.忘らんないよ(岡村靖幸)
4.BANKA(illion) 
5.硝子の少年(kinki kids)
6.ケンとメリー ~愛と風のように~(Buzz)
7.白い冬(ふきのとう)
8.一人(デイブ平尾)        
9.ジュリアに傷心(チェッカーズ)
10.目を閉じておいでよ(バービー・ボーイズ)
11.ああ無情(アン・ルイス)
12.ベリーベリーストロング ~アイネクライネ(斉藤和義)
13.約束の十二月(斉藤和義)
14.檸檬(さだまさし)

 「忘らんないよ」はドキュメンタリー映画「We Love Television?」の、「BANKA」は「東京喰種 トーキョーグール」の、それぞれエンディングで流れる主題歌。自分の琴線に触れた楽曲なのでレパートリーに入れて何とか歌えるようになった。
 DQ後楽園店では、その日東京ドームでコンサートがある場合、出演アーティストの楽曲を流す。年末にKinKi Kidsの楽曲が流れて「硝子の少年」に耳を捉われた。もちろん、リアルタイムで大ヒットしているとき何度も耳にしているのだが、こんなにいい曲だったのか! と思った。で、さっそくカラオケで歌ってみたというわけ。
 「一人」は「傷だらけの天使」の最終話に劇中で流れる楽曲と喧伝されている。最終話(26話)だけでなく、その前の25話でも使用されているのだが。

 ちなみにカラオケの機種はJOYSOUNDがお気に入り。
 JOYSOUNDは曲数が多い、ということは、マイナーな曲が多く収録されていて、僕みたいなヒネクレ者の歌いたい曲があるのである。たとえばショーケンの「54日間待ちぼうけ」はDAMにはない。こういうことがDAMには多くて、機種を訊かれた場合は必ずJOYSOUNDを選択する。
 たまにJOYSOUNDがふさがっていてDAMで歌うこともある。
 それでわかったのだが、DAMの映像はJOYSOUNDに比べてダサい。あくまでも自分が歌う曲での比較でしかないのだが。
 DAMの映像が人物画、風景画だとすると、JOYSOUNDは抽象画なのである。わかりにくいか。
 



 承前

 昨年の春、NHKの土曜時代劇枠で「みおつくし料理帖」が放送された。
 高田郁の小説を知ったのはずいぶん前で、原作をあたる前にテレビ朝日のスペシャルドラマを観た。というか、紙ふうせんの事務所で話題になったことから「みおつくし料理帖」がインプットされて、ドラマ化されたことで「これ、あの小説じゃないか」となって、チャンネルを合わせたのだ。

 ヒロインが北川景子。このときまだ原作を読んでいないから、別になんとも思わなかった。ドラマ自体は丁寧に作られていて個人的には満足していた。あとで原作をあたったら(シリーズ全巻読破した)、まるでヒロインのイメージが違う。先に小説を読んでいたら違和感バリバリでドラマに夢中になっていたかどうか。
 実際、紙ふうせん事務所の人たちのドラマの感想は皆ボロカスだった。

 テレビ朝日の「みおつくし料理帖」は続編が作られたが、その後何の音沙汰もない。どうやら2本で終わったみたいだ。スペシャルドラマとしてシリーズ化されると思っていたので残念だった。原作ファンの反発があったのだろうか。

 NHK版のヒロインは黒木華。これはナイスキャスティングだ。黒木華が大阪弁をしゃべれれば文句ない。ドラマもきちんと作られている。最近のNHKのドラマはみなそうなのだが。
 毎週録画して最初の数回はきちんと観た。が、その後は忙しさにかまけてあとでまとめて観ればいいやとそのままになっている。

 
 同じ春、テレビ朝日では昼過ぎから倉本聰脚本のドラマ「やすらぎの郷」が始まった。帯の倉本ドラマを観るときが来るなんてちょっと信じられなかった。思えば、倉本聰は大河ドラマは担当したものの(途中で降板してしまうが)、朝のテレビ小説(あるいは銀河テレビ小説)はやったことがなかった。山田太一はテレビ小説では「藍より青く」、大河ドラマでは「獅子の時代」を書いているのに。

 初回の録画をし忘れたことから第一週は観なかった。別にチェックしなくてもいいかとも思ったが、談四楼師匠のツイッターで何度も取り上げられていて興味をそそる。二週目から録画しはじめて、ある程度たまってから一気(一週間分とか)に観ていた。
 石坂浩二と浅岡ルリ子の共演は「2丁目3番地」以来だろうか。このドラマをきっかけにして結婚、その後離婚してしまうのだから、共演なんてありえないと思っていた。
 僕は知らなかったが、若いころ、石坂浩二と加賀まりこの間にいろいろあったらしい。
 20年前なら絶対実現しなかったであろうキャスティング! なこともないか。
 そのほか、八千草薫、野際陽子、五月みどり、有馬稲子、山本圭、ミッキー・カーチス、藤竜也等々、大御所俳優陣が脇を固めている。

 ドラマはかつて活躍した俳優、女優たち、あるいは映画やテレビ関係者が大勢入居している老人ホームを舞台に、脚本家(石坂浩二)を語り手として彼らの人間模様をユーモラスに時々現在のTVドラマ批判も挿入しながら描いている。
 主題歌は中島みゆき。この曲が流れてくるともうそれだけで涙がでてきそうになるから不思議だ。
 
 このドラマも8月中旬以降の分がまだ未視聴だ。
 ビデオの時代は、テープに限度があったから、その日録画した分はすぐに観て消さないと次が録れなかった。ハードディスクはそれなりの許容量があるから、ついつい観るのを後まわしにしてしまう。この悪循環を改善しなければ。

 
 ドラマの話題ということで、正月2日に放送されたTBS「都庁爆破!」について触れておこう。
 正月のスペシャルというと大型時代劇ばかりの昨今、こういうポリティカルアクションは大歓迎だ。とはいえ、ドラマの出来には首をかしげる。吉川晃司のアクションには惚れ惚れしたが。
 主人公の娘がクライマックスで歌をうたうくだりは「新感染 ファイナル・エクスプレス」からのいただきだろうか。
 
 都知事役は寺島しのぶで、イマイチの感。余貴美子が「シン・ゴジラ」の防衛大臣の演技でのぞむべきだった。リリー・フランキーの首相もあまりにリアリティがない。
 



 まだ2017年を引きずっています。
 もう少しおつきあいください。

 自分にとっての2017年を漢字4文字で表現すれば〈中途半端〉、だ。これははっきりしている。

 退職した同時期にディアゴスティーニから週刊「サンダーバード2号&救助メカ」が刊行された。これまでこの手のものには手をださなかった。買うにしても、あくまでもDVDの類で、それも欲しい号しか手を出さない。毎週、あるいは隔週刊につきあっていたらそれこそ全巻揃えようとしたら、金がいくらあっても足りなくなるからだ。
 とはいえ、サンダーバード2号には特別の思いがある。小学生時代、何度かプラモデルを買った。どれもがコンテナの搬出入の際の足が、ドラマと同じように上下に伸縮せず、横に折れ曲がるだけ。今回はきちんと伸縮するらしい。なら、買いだ! とばかりに書店で手にとったわけだ。

 最初はすぐに組み立てた。が、3号で必要な乾電池がなくて休んでしまった。すぐに乾電池を買ってくればいいのにそうしなかった。4号、5号とそのままの状態で部屋の片隅に積まれていく。〈完成させる〉と誓ったからには購入をストップするわけにはいかない。にもかかわらず、組み立ての方はそのまま、そのうち、毎週は面倒くさいので1ヶ月の販売分をまとめて購入するようになった。GWで一挙に作るはずが、バタバタしていて叶わず年末年始にずれこんだ。今度こそと思ったが、忙しくてそのまま次のGWになり、なら全巻揃ったら作る方針に変更した。
 1年経っても販売は続いた。おいおい1年で完結じゃないのかよ! まさか2年も続くとは。いまだ手つかず。

 朝日新聞で夏目漱石の小説を発表時の新聞連載の体裁で毎日(月~金)掲載していく企画がある。
 最初は「こころ」だったか。続いて「門」。「吾輩は猫である」が始まって、読むようになった。文庫で2回ほど読んでいるが、今度は読むだけではなく切抜きもすることに。貼り付け専用のノートも販売され上下セットを購入した。

 この切抜きをしたのは中学〇年生(コースだったか?)に連載された光瀬龍の「明日への追跡」が最初だ。
 週刊文春連載の「アドルフに告ぐ」もやった。以降、文春連載の小林信彦の短期連載(「藤山寛美とその時代」「横山やすし天才伝説」)や東野圭吾の「片想い」も同様。連載が終了するとすぐに単行本がでて、切り抜きを読み返すことはないのだが。まあ、「アドルフに告ぐ」の場合、連載と単行本の違いがわかって興味深かった。

 そんなことはどうでもよくて。
 「吾輩は猫である」は読むのが毎日から土曜、もしくは日曜にその週の連載をまとめてになった。そのうち掲載されている面だけ取り置きするように。連載が終了したらまとめて読もうと決めたのだが、これもうやむやになっている。

heyatsundoku1
緑の山が週刊「サンダーバード2号&救助メカ」
手前は積読本・誌

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こちらも積読本

 この項続く




 やばい、今年の年賀状、〈2018 戌〉とすべきところを〈2017 戌〉になっていた。今日気がついた。はずかしい! 申し訳ありません。

 神保町で働きだしたてから、気になる本、雑誌の類はほとんど手に入れている。
 これまでは、ある程度積読本が溜まると〈積読本読破月間〉等設けて読破に精をだすのだが、今は溜まるだけ溜まっている。読破は無理にしても、少しでも読めばいいのに、図書館から借りてきてはそちらを優先しまう。一度手に入れるといつでも読めると安心してしまうからだろう。これ、TVの録画も同様だ。
 昨年は、歌謡曲(ロック、フォーク、J‐POP含む)の歴史について少し勉強しようと関連本を借りていたところがある。何冊かは古書を買っているのだが、そっちは積読本になっている。嗚呼。

     ◇


■10月

2017/10/08

 「ナオミとカナコ」(奥田英朗/幻冬舎)

2017/10/19

 「三島由紀夫の来た夏」(横山郁代/扶桑社)
 
2017/10/22

 『「ヒットソング」の作り方 大滝詠一と日本ポップスの開拓者たち』(牧村憲一/NHK出帆新書)

 なぜ大瀧ではなく大滝なのか?

2017/10/22

 「『あしたのジョー』とその時代」(森彰英/北辰堂出版)


■11月

2017/11/17

 「昭和のヤバい漫画  知られざる貸本マンガのDEEPな世界」(キクタヒロシ/彩図社)

2017/11/17

 「マンガの歴史①」(みなもと太郎/岩崎書店)

2017/11/24

 「世界の祭りをめぐる冒険」(とくだこうじ/タルタルーガ社)

2017/11/26

 「崑ちゃん ボクの昭和青春譜」(大村崑/文藝春秋)

2017/11/30

 「僕の昭和歌謡史」(泉麻人/講談社)


■12月

2017/12/05

 「怪獣から読むポピュラー・カルチャー 特撮映画・SFジャンル形成史」(森下達/青弓社)

 ポピュラー・カルチャーという文言がたびたびでてくるが、これ、ポップ・カルチャーの方が馴染みがないか?

2017/12/08

 「砂の果実 80年代歌謡曲黄金時代疾走の日々」(売野雅勇/朝日新聞出版)

2017/12/11

 「1984年の歌謡曲」(スージー鈴木/イースト新書)

2017/12/18

 「ヒットの崩壊」(柴那典/講談社現代新書)

2017/12/18

 「満願」(米澤穂信/新潮社)




 とりあえずUPしておきます。でないと、先に全然進めない!

     ◇

■7月

2017/07/04

 「ヒットの崩壊」(柴那典/講談社現代新書)

2017/07/12

 「Age Free Music 大人の音楽」 (富澤一誠/ヤマハミュージックメディア)

2017/07/12

 「ゴジラ幻論 ―日本産怪獣類の一般と個別の博物誌」(倉谷滋/工作舎)

2017/07/28

 「わがクラシック・スターたち」(小林信彦/文藝春秋)


■8月

2017/08/04

 「私の東京地図」(小林信彦/ちくま文庫)

2017/08/14

 「見えないものの影」(小松左京/鶴書房)

 「時をかける少女」と同時期に刊行されたSFベストセラーズの1冊。ずいぶん前に購入してそのままにしていた。

2017/08/25

 「告白 三島由紀夫未公開インタビュー」 (TBSヴィンテージクラシックス編/講談社)


■9月

2017/09/10

 「バルタン星人を知っていますか?」(飯島敏宏・千束北男/小学館)

2017/09/10

 「もっとハゲしく声に出して笑える日本語」(立川談四楼/知恵の森文庫)

2017/09/22

 「美しい星」(三島由紀夫/新潮文庫)

2017/09/28

 「ウルトラQの精神史」(小野俊太郎/彩流社)




■4月

2017/04/05

 「荒神」(宮部みゆき/朝日新聞出版)

 朝日新聞連載時、最初の何回かは読んでいたのだが、面倒になってやめてしまった。1冊になったら読めばいいと。連載時に読んでいたら、特撮仲間に吹聴していただろう。宮部みゆきが怪獣小説を書いている!
 ヒロインとその兄のモデル(イメージ)はSWのレイアとルークか。暗黒面に堕ちたルーク!
 映画化を希望する。

 註:NHKでドラマ化されるという。

2017/04/13

 「回想 私の手塚治虫」(峯島正行/山川出版社)

 『週刊漫画サンデー』初代編集長が明かす、大人向け手塚マンガの裏舞台、との副題がついている。

2017/04/16

 「平成特撮世代」(中沢健/洋泉社)

 世代論を持ち出すとうんざりする人がいるが、特撮に関していえば、幼少期、子ども時代に何を観たかということは非常に大事なのではないか。中沢さんと僕は22才の差があるが、平成ゴジラシリーズに対する印象が180度違う。印象が違うからダメだとか、だから若い奴は云々と言いたいわけではない。二世代下になるとこういう見方をするのか、と得心することがたびたび。面白く読めた。特撮世代論というものを誰か書かないか。

2017/04/20

 「成田亨の特撮美術」(成田亨/羽鳥書店)

2017/04/21

 「ウルトラ怪獣幻画館」(実相寺昭雄/ちくま文庫)

 ずいぶん前に同じちくま文庫からでた「ウルトラマンの東京」で挿入画で使用された怪獣画を一冊にまとめた画集(?)。

2017/04/27

 「実相寺昭雄 才気の伽藍」(樋口尚文/アルファーベータブックス)


■5月

2017/05/06

 『「砧』撮影所とぼくの青春」(恩地日出夫/文藝春秋)

 恩地監督は、僕が初めて認識した映画監督である。演出を意識した、というべきか。もちろん映画ではなく、TV映画ではあるが。日本テレビの火曜夜9時から「火曜日の女」シリーズという半クール(5、6回)で完結するミステリーシリーズがあった。その中で放映された作品の一つが恩地監督だった。
 何より「傷だらけの天使」のメイン監督である。本数的には工藤栄一監督の方が多いけれど。土曜ワイド劇場枠で撮った2時間ドラマ「戦後最大の誘拐 吉展ちゃん事件」では数々の賞を受賞した。
 BC二十世紀のイベントで恩地監督の奥様と知り合った。トークイベントができないか考えていたところ、古書店で本書を見つけた。
 東宝では青春映画を手がけていたが、本書を読むとけっこう尖がっていたことがわかり驚いた。

2017/05/15

 「石ノ森章太郎論」(山田夏樹/青弓社)

2017/05/21

 「昭和の演藝二〇講」(矢野誠一/岩波書店)

2017/05/21

 「佐武と市捕物控 闇の片脚」(石ノ森章太郎/宝島社)

 6、7年前、コンビニ向けのコミック本でこのシリーズを集めたのだが、例の家庭内ゴタゴタですべて捨ててしまった。繰り返し読みたい漫画だったので、後で後悔したが後の祭り。すると、今年になって宝島社から再刊された。迷うことなく購入。
 鶴見俊輔だったか、もしこの作品が小説だったら直木賞を獲っているだろうと評したことを憶えている。


■6月

2017/06/05

 「ルビッチ・タッチ」(ハーマン・G・ワインバーグ/宮本高晴 訳/国書刊行会)

 小林信彦の本を読んでいると、ルビッチ作品をあたりたくなる。

2017/06/05

 「カッパブックスの時代」(新海均/河出書房新社)

 光文社の光文は、もしかすると大正に続く元号になったかもしれない漢字二字に由来するのか。そうか、カッパブックスは今はもう刊行されていないのか(光文社新書になったとのこと)。知らなかった。
 確かにカッパブックスの時代というものがあった。ハウツーもの、小説、数々のベストセラーを生んだのだ。「頭の体操」「日本沈没」「ノストラダムスの大予言」。小学校の高学年から中学生の時代の快進撃は昨日のことのように憶えている。

2017/06/15

 『「快傑ハリマオ」を追いかけて』(二宮善宏/河出書房新社)

 「月光仮面」は再放送で見ている。「少年ジェット」もまたしかり。しかし、「快傑ハリマオ」は見た憶えがない。カラー作品なのだから、再放送の機会も多かったはずなのに。

2017/06/19

 「キング・コング入門」(神武団四郎/洋泉社)

 古今東西のキングコング映画について解説した本。こんな本を待っていたのだ。




 2017年の読書録、1月はきちんとUPしたが、2月からまったく手をつけられなかった。
 まとめて、簡単に記す。

 昨年は60冊読んだ。例年の半分だ。
 月10冊をノルマにして年間120冊前後を読破してきた。1月は10冊で幸先良いなと思っていたら、2月は6冊、3月はなんと3冊。2月から早朝のバイトを始めたことが要因であることははっきりしている。

     ◇

■2月

2017/02/04

 「やくざと芸能と 私の愛した日本人」(なべおさみ/イースト・プレス)

 著者は最近立て続けに本を上梓している印象がある。芸能活動はどうなっているのだろう? よけいなお世話か。

2017/02/12

 「風雪! 旅役者水滸伝」(橋本正樹/現代書館)

 橋本さんのシリーズ3作目。読ませる。舞台が観たくなる。

2017/02/12

 「石原慎太郎と『狂った果実』 貧困なる精神25集」(本多勝一/金曜日)

 本多勝一の石原慎太郎論。それだけではないが。

2017/02/12

 「コピペと捏造 どこまで許されるのか、表現世界の多様性を探る」(時実象一/樹村房)

 さまざまな実例をあげての説明、勉強になる。

2017/02/22

 『ノンフィクションの「巨人」佐野眞一が殺したジャーナリズム』(溝口 敦+荒井香織/宝島社)

 副題に〈大手出版社が沈黙しつづける盗用・剽窃問題の真相〉とある。ヤバいよ、マジで。

2017/02/26

 「ゴジラとエヴァンゲリオン」(長山靖生/新潮新書)

 書かれるべくして書かれた本、か。


■3月

2017/03/01

 「タイム・トラベラー」(石山透/復刊ドットコム)

 大和書房のオリジナル本は持っているが、懐かしさのあまり買ってしまった。書こうとしている小説の資料にもなるし。

2017/03/08

 「愚行録」(貫井徳郎/創元推理文庫)

 映画を観て原作(小説)がどういうものか知りたくなった。


2017/03/11

 「続・時をかける少女」(石山透/復刊ドットコム)

 本書もオリジナル本(鶴書房盛光社のSFベストセラーズ!)を持っているが、「タイム・トラベラー」と同様の理由で購入。




 明けましておめでとうございます。

 今年は元旦から働いていた。

 昨年10月、ドン・キホーテ神保町店が閉店して、後楽園店に異動した。神保町店では食品(フード・リカー)の早朝組として品出しをしていて、異動しても同様と思っていたら、総菜になった。
 とはいえ、総菜は女性3人で廻していて24時間営業ではなく7時30分(もしくは8時)に始まる。6時30分からの僕に教える人がいない、ということで、またユニフォームも作らなければならないので、当初は食品の品出しをやっていて、ユニフォームができてからも、出勤して1時間は食品の品出し、総菜の女性が出勤してから2時間惣菜という時間割となった。
 仕事に慣れてからは最初の1時間は一人で調理室に入ってあれこれ揚げている。
 年末は食品が忙しいということで、そちらの品出しをやっていた。リーダーから三が日も出てくれればありがたいと言われ、だったらと31日を休ませてもらって(BC二十世紀の休みが31日~3日)、元旦から働いたという次第。

 31日は、これまでコミケに出店する「まぐま」の手伝いをしていた。今回も最新号「アニメの声と音と音楽と」が出て、手伝うつもりでいたのだが、なんと出店しないという。しないというか事務局から出店にたいする肩たたきにあったというのだ。もう長年(20年!)出店しているからそろそろ若いグループに場所を譲れということだ。
 コミケでの販売は仲間のグループに委託して、終了後の打ち上げへの参加に誘われた。もちろんそのつもりでいたが、朝風呂に入って布団の中でウダウダしていたら、身体が怠くなってきた。なんだか熱っぽい。翌日の仕事を考えて欠席させてもらった。

 年賀状書きも中途半端で完成したのは1日の夜だった。プリントアウトしようとしたら、なんとインクがなかった。
 翌日、仕事帰りに秋葉原でインクを購入、プリントアウトして宛名書きを終えたのは2日の夜。投函したのは3日の早朝だ。

 今日はBC二十世紀の仕事始めだが僕は休み。DQも休みで、個人的には元日がやっときたという感じ。

 年末に書き残しがあるので、まだ2017年を引きずっての書き込みになりますが、今年もよろしくお願いいたします。


 ちなみに1日は映画サービスデー。毎年、映画鑑賞にあてていて、今年は有楽町で「オリエント急行殺人事件」と「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」を観た。
 本当は続けて上野でレイトショー「ゴッホ 最後の手紙」を観るつもりだったのだが、「相棒」の元日スペシャルの録画予約を忘れたことに気がついて急いで帰宅したのだった。

souzai
この写真を見たある方が「ドクター✕だ」
X(エックス)ではなく、✕(バツ)だって
どうせ私はバツイチですよ!

kimg0232
イエーイ! 今年も頑張ろう




プロフィール

kei

Author:kei
新井啓介
ライターの・ようなもの
まぐまPB「夕景工房 小説と映画のあいだに」(studio zero/蒼天社)
「僕たちの赤い鳥ものがたり 1978-79」(文芸社)
神保町で働いています。

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